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Yamareco

記録ID: 3330188
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

緑深い黒姫山 熊にも遭遇、岩の西登山道はなかなか大変でした

2021年07月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:12
距離
17.0km
登り
1,044m
下り
1,050m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
1:06
合計
8:08
6:36
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10
6:46
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62
7:48
7:50
25
8:15
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31
8:56
9:02
10
9:12
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21
9:33
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12
9:45
10:21
12
10:33
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20
10:53
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11:13
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5
11:18
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58
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13:06
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18
13:30
13:31
23
13:54
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33
14:27
14:28
4
天候 曇り ときどき日差しあり
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大橋登山口の空きスペースは3台くらい駐車可。その少し南に下った林道登山口は10数台程度駐車できます。この日は登山者はおそらく自分のみ。渓流釣りと思われる方が林道Pに数台
コース状況/
危険箇所等
新道分岐までは古池コース、大橋林道コースどちらを選択しても歩きやすい道。西登山口から峰の大池にあがるコースのうち、標高1700~1800mあたりの区間は路面が乾燥していれば難度下がると思いますが、当日は雨で苔むした岩の乗り越えが非常に困難で通過に時間かかりました。
その他周辺情報 戸隠キャンプ場にある戸隠山高妻山登山者用の無料駐車場も2割くらいの埋まり具合。戸隠神社周辺はそこそこの観光客の入りでした。
大橋登山口に午前6時到着。一番乗り、というかここまでの山域もひっそりしてます。
2021年07月10日 06:04撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 6:04
大橋登山口に午前6時到着。一番乗り、というかここまでの山域もひっそりしてます。
丁寧なコース案内があるのはさすが二百名山。でも黒姫山ってコース中に水場もトイレもベンチすら無いという、野趣あふれる?コースです。
2021年07月10日 06:08撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 6:08
丁寧なコース案内があるのはさすが二百名山。でも黒姫山ってコース中に水場もトイレもベンチすら無いという、野趣あふれる?コースです。
未明までの雨で道が小川になっていました。
2021年07月10日 06:17撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 6:17
未明までの雨で道が小川になっていました。
古池に到着。日差しも出始めて予報よりも好転しそうな天気です。
2021年07月10日 06:34撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 6:34
古池に到着。日差しも出始めて予報よりも好転しそうな天気です。
農業用水確保のためのため池。写真の堰堤を歩いていったら左のヤブに熊が居ました(ヤブの中で姿は見えず)。こちらの気配に驚いたのか、”グォ!!”と一声吠えて走り去りました。熊鈴をならしていたのですが、向こうも接近するまで気づかなかったようです。熊を驚かせてはいけない、というのが鉄則ですが熊鈴くらいでは相手も気づいてくれない場合があると反省。しばらくは手を叩いたり、ストックを打ち鳴らしたりしながら歩きました。
2021年07月10日 06:34撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 6:34
農業用水確保のためのため池。写真の堰堤を歩いていったら左のヤブに熊が居ました(ヤブの中で姿は見えず)。こちらの気配に驚いたのか、”グォ!!”と一声吠えて走り去りました。熊鈴をならしていたのですが、向こうも接近するまで気づかなかったようです。熊を驚かせてはいけない、というのが鉄則ですが熊鈴くらいでは相手も気づいてくれない場合があると反省。しばらくは手を叩いたり、ストックを打ち鳴らしたりしながら歩きました。
古池の縁から登山道へ分岐。しばらく川沿いを緩く歩きます。こんな雰囲気のいい滝もあります。
2021年07月10日 06:54撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 6:54
古池の縁から登山道へ分岐。しばらく川沿いを緩く歩きます。こんな雰囲気のいい滝もあります。
歩きやすい道
2021年07月10日 06:58撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 6:58
歩きやすい道
1400mあたりで雲の中に入りました。ブナが美しいみずみずしい森です。
2021年07月10日 07:17撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 7:17
1400mあたりで雲の中に入りました。ブナが美しいみずみずしい森です。
2021年07月10日 07:21撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 7:21
新道分岐到着。湿度はかなり高く、ゆっくり歩いたのですが既に手ぬぐいは絞れるくらいの汗。結局、飲料水1隼参しましたがギリギリでした。
2021年07月10日 07:35撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 7:35
新道分岐到着。湿度はかなり高く、ゆっくり歩いたのですが既に手ぬぐいは絞れるくらいの汗。結局、飲料水1隼参しましたがギリギリでした。
2021年07月10日 07:43撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 7:43
このコース、適度な配分(?)で急登と平坦地があり、すぐ息のあがる自分には歩きやすい道です。
2021年07月10日 08:21撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 8:21
このコース、適度な配分(?)で急登と平坦地があり、すぐ息のあがる自分には歩きやすい道です。
外輪山の尾根に乗り上げました。ここからは緩くアップダウンしながら黒姫山最高点に続きます。
2021年07月10日 08:35撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 8:35
外輪山の尾根に乗り上げました。ここからは緩くアップダウンしながら黒姫山最高点に続きます。
ゴゼンタチバナがたくさん
2021年07月10日 08:49撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 8:49
ゴゼンタチバナがたくさん
樹間に御巣鷹(小黒姫)山が見えます。反対側には飯縄山が見えるはずでしたが、真っ白な雲の中。
2021年07月10日 08:53撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 8:53
樹間に御巣鷹(小黒姫)山が見えます。反対側には飯縄山が見えるはずでしたが、真っ白な雲の中。
ニガナもコース中にずっと咲いていました。
2021年07月10日 08:59撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 8:59
ニガナもコース中にずっと咲いていました。
白いニガナもちらほら
2021年07月10日 08:59撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 8:59
白いニガナもちらほら
さっきまで見えていた御巣鷹山にガスが掛かる
2021年07月10日 09:19撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 9:19
さっきまで見えていた御巣鷹山にガスが掛かる
ベニバナイチャクソウは初めて見たかも
2021年07月10日 09:21撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 9:21
ベニバナイチャクソウは初めて見たかも
青空率が高くなってきました。大池分岐から最後の急登。
2021年07月10日 09:27撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 9:27
青空率が高くなってきました。大池分岐から最後の急登。
2021年07月10日 09:27撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 9:27
山頂到着。適当に立てかけてあるようですが、山座の位置関係はだいたい合っている感じ。
2021年07月10日 09:34撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 9:34
山頂到着。適当に立てかけてあるようですが、山座の位置関係はだいたい合っている感じ。
木陰にはズダヤクシュがたくさんありました
2021年07月10日 10:27撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:27
木陰にはズダヤクシュがたくさんありました
時間にも余裕があるので大池分岐から七ツ池、大池経由で下山することにします。岩の多い急斜面で、ぬかるみに脚を取られないように慎重に下ります。
2021年07月10日 10:29撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:29
時間にも余裕があるので大池分岐から七ツ池、大池経由で下山することにします。岩の多い急斜面で、ぬかるみに脚を取られないように慎重に下ります。
どうしても岩の上に足を置く必要のある場所もあり、滑らないように注意が必要。
2021年07月10日 10:33撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:33
どうしても岩の上に足を置く必要のある場所もあり、滑らないように注意が必要。
下りきった地点から七ツ池へ分岐。森を抜けると…
2021年07月10日 10:44撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 10:44
下りきった地点から七ツ池へ分岐。森を抜けると…
七ツ池の広大な火口跡にでました
2021年07月10日 10:45撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:45
七ツ池の広大な火口跡にでました
一面の笹原に池が点在しています。やがて乾燥して完全な笹原になってしまうのでしょうか。
2021年07月10日 10:47撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:47
一面の笹原に池が点在しています。やがて乾燥して完全な笹原になってしまうのでしょうか。
湿原状のところにはワタゲが群生
2021年07月10日 10:48撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:48
湿原状のところにはワタゲが群生
気持ちいい場所です。地面が乾いていたら腰を下ろしてゆっくりしたいところですがレジャーシートもないので立ったまま鑑賞。
2021年07月10日 10:50撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:50
気持ちいい場所です。地面が乾いていたら腰を下ろしてゆっくりしたいところですがレジャーシートもないので立ったまま鑑賞。
2021年07月10日 10:50撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:50
2021年07月10日 10:50撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 10:50
分岐をもどって下山コースにある大池。ひっそりと水をたたえています。
2021年07月10日 11:04撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 11:04
分岐をもどって下山コースにある大池。ひっそりと水をたたえています。
静かな場所。それにしても本日、誰一人出会っていません。
2021年07月10日 11:04撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 11:04
静かな場所。それにしても本日、誰一人出会っていません。
大池からしばらくは平たんな道が続きますが、下りに掛かるといよいよ難所になってきます。
2021年07月10日 11:09撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 11:09
大池からしばらくは平たんな道が続きますが、下りに掛かるといよいよ難所になってきます。
大岩をすり抜けたり乗り越えたり、途中風穴から冷気の吹き出している場所などもありました。通過に懸命で写真撮る余裕なしですが、短い区間にもかかわらず苔むした岩の連続でかなり消耗しました。
2021年07月10日 12:08撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
7/10 12:08
大岩をすり抜けたり乗り越えたり、途中風穴から冷気の吹き出している場所などもありました。通過に懸命で写真撮る余裕なしですが、短い区間にもかかわらず苔むした岩の連続でかなり消耗しました。
標高を下げてなんとか平坦なコースになり、あとはひたすら歩くのみ。
2021年07月10日 12:32撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 12:32
標高を下げてなんとか平坦なコースになり、あとはひたすら歩くのみ。
コースのほとんどを緑の深い、気持ちいい森を歩くコースでした。
2021年07月10日 13:16撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
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7/10 13:16
コースのほとんどを緑の深い、気持ちいい森を歩くコースでした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ヤマテンの予報では午前中なら降られずに済みそう、ということで以前一度大雨で撤退した黒姫山に再訪してみました。この時期のみずみずしいブナの森を歩くのが大好きです。熊の多い山域で、もしかしたらというくらいの気持ちで入山しましたが、実際太く大きいうなり声を聞いてみると脚が震えます。幸い向こうが逃げてくれたのでよかったですが、驚かせてしまっただけに反撃されていたらと思うと熊スプレーとかこの時期必須かもしれません。

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