七兵衛山〜打越山〜東おたふく山〜黒岩谷西尾根〜六甲山最高峰〜蛇谷北山〜観音山
- GPS
- 09:56
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 9:56
天候 | 晴れ/曇り? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路 - 阪急電鉄甲陽線の甲陽園駅より乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 標識は適度にあり、現在位置や進路の把握はしやすそう。 所々でややこしく感じる箇所もあるとの印象。 岩っぽい箇所があり、花崗岩が風化などで滑りやすそうな状態になりがちなようで、危険ではないにしても注意して歩きたいですね。 全山縦走路で舗装路を横断する際などには、走行中の車に注意。 ■黒岩谷西尾根 やや急な斜面もあるザレ気味のやせ尾根との印象ですが、登りは特に問題はなさそう。 笹ゾーンの少し下辺りは、整備された痕跡がやや荒れた状態で残っていて、つまずきの原因になりそうなので、下る場合には足元への注意をしっかりとしておきたいですね。 ■鷲林寺パノラマコース 鷲林寺から観音山山頂までには、岩場があります。 問題となるほどの難易度ではないと思うけど、苦手意識があるのなら、今回とは逆向きに進む方が良いかも知れません。 ■その他 笹などの繁茂で路面の状態を確認しにくい所が多く、慎重に歩を進めるようにしたいですね。 |
写真
感想
この週末も土曜が出勤で、日曜に山行へ。
でも、月曜が有休なので、頑張って歩いても良さそう?
この日の天気予報は微妙で、京都は雨が降りそうだけど、神戸方面は晴れそう。
ならば、久しぶりに六甲へと気持ちが傾き、そちらへ。
六甲への最後の山行を調べてみると、2019年8月25日。
微妙に土地勘が失われていそうなので、これまでに訪れる機会の多かった山を中心に歩き、今後へ備えておこうと思う。
暑い時期には、早い時間から歩き始めるに限るので、始発に乗って芦屋川駅に到着し、ここからスタートです。
まずは舗装路歩きで、住宅街の中を進みます。
左に沢を見るようになり、程なくして写真2の滝の茶屋へ至り、ちょっと懐かしく感じます。
高座の滝を見ながら少し休み、暑さ対策として用意していた濡れタオルを取り出し、ロックガーデン中央稜へ。
まだ人は少ない中、岩場の道を登って行くと、所々で展望が得られ、軽く休みつつ眺めやります。
花はほとんど見かけないので、キノコを探しながら歩く事にします。
風吹岩に到着し、体の熱を放出すべく、長めに休憩。
少し進み、横池に寄り道。
スイレンがきれいに咲いているけど、以前に来た時よりは少ないか。
水に飛び込むような音が聞こえ、そちらを窺ってみると、カワセミです。
枝に戻って体を動かしていたので、何かを仕留めたのかも知れない。
南側の尾根へ取り付くべく、池の周囲を進もうとするのだけど、普段より水量が多いのか、わずかに靴が水に浸かってしまう。
何かないかと探りつつ歩き、岩場を少し登ると、特徴的な形状の松が印象的な展望所に到着。
初めて六甲のお山に来た際に、何となくで進んでみて偶然に見つけた場所で、それ以来のお気に入り。
ここでも長めに休憩。
雌池を経て、その先は樹木の間引きをされていて、随分と明るくなっている。
木漏れ日広場へ向けての下りは以前と変わらないようで、独特な整備が施されている。
湿って薄暗い感じの道を辿り、七兵衛山山頂に到着です。
ここからも好展望で、眼下の風景を眺めていると、ツバメが気持ち良さそうに飛んでいるのが目に入る。
山頂を後にして少し下ると、見覚えのあるキノコがあり、こっそり採取しようかと迷ったけど、そのままにしておく。
打越峠の辺りからも樹木が間引かれていて、かなり変化したように感じる。
打越山山頂で日焼け止めクリームを塗り、打越峠まで戻って来る。
黒五谷へ向けて下って行く途中、支谷の水量が十分にあるので、濡れタオルに水分を補給。
黒五谷の沢に出合い、登りに転じる。
水量はやや多めかも知れないけど、いくつかの渡渉箇所は問題なし。
人気のルートに合流し、ゴルフ場のゲートを越えて、先へ。
やはり歩いている人は多く、渋滞気味になりながら雨ヶ峠に到着。
今回も東おたふく山方面へ。
少し歩くと草原が広がるようになり、長閑な風景が形成されている。
この一帯はススキ草原の再生を目指して取り組まれているのだけど、印象としては、まだ笹が優勢でしょうか。
東おたふく山山頂に到着後、近くの好展望の場所に移動し、昼食にします。
東おたふく山山頂に戻り、土樋割峠へと下って行きます。
そこから西へ移動し、黒岩谷の沢を渡渉。
踏み跡を辿り、黒岩谷西尾根に取り付き、これまでと同様に登って行きます。
久しぶりなのだけど、ほぼ記憶通りの道が続き、何となく安心する。
いつものように楽しく歩き、イワカガミやベニドウダンの花後の様子もきちんと確認。
最後は笹の繁茂する道となり、一軒茶屋へ。
ここからは人が多くなるはずなのだけど、意外とそうでもない。
さらに少し登ると、六甲山最高峰山頂に到着です。
好天の日曜のお昼時なのを考慮すると、人は少ない。
一軒茶屋まで戻ると、やたらと人が多い。
ドリンクはまだ十分に残っているけど、体が甘味を欲しているので、自販機でジュースを購入し、量が少ないのもあり、一気に飲み干してしまう。
新しいトイレに寄り、六甲全山縦走路へ。
笹が繁茂している所が多く、路面が確認しづらく、注意して歩く必要がある。
無事に繁茂エリアをクリアし、石の宝殿を経て、先へ。
何人かとすれ違った後、蛇谷北山山頂に到着です。
こちらからの登頂だと、達成感は低めかな。
下りでも何人かとすれ違い、土樋割峠に帰還。
ここからは長い舗装路歩き。
まずは林道歩きで、特に気を紛らわしてくれる要素もなく、淡々と歩くのみ。
東おたふく山の登山口を経て、最寄りのバス停で時刻表を確認。
バスに乗っても良いかなと思いかけていたのだけど、バスの到着までは時間があるので、予定通りに歩きます。
高級住宅地を抜けると、奥山貯水池があり、それに沿って進んで行きます。
池を離れると山道となり、良い感じのルートを進んで行きます。
鷲林寺のパノラマコースを進んで行き、観音山山頂に到着です。
初めて来た時にも感銘を受けたのだけど、ここからの展望は六甲でも最上位を争うのではと思わされるぐらい。
誰もいないし、ゆっくりと滞在していたいのだけど、想定よりも遅れているし、早く休みたいとの気持ちも強く、下山の途に。
岩場がいくつかあり、一定の注意は必要だろうけど、危険というほどではなく、僕には丁度良いぐらい。
無事に下り終え、鷲林寺に到着。
その後は注意力が散漫となっていたのか、北山貯水池から南下というルートに進み損ない、騒々しい車道沿いを長々と歩く羽目になってしまう。
北山緑化植物園から北山公園へと辿り、最後は甲陽園駅にてゴールです。
という訳で、久しぶりの六甲山への山行。
暑さ対策として普段よりも長めに休憩を取るようにし、程々のペースで歩いたのも良かったのか、そんなに暑さには苦しまずに済みました。
いくつかのお気に入りの場所を訪れられたし、楽しく歩く事ができたと思う。
また時機を見て、未踏の山やルートを絡めて歩いてみたいですね。
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