歩き遍路 22日目(泊まり2日目) ふれあいの里 さかもと→20番 鶴林寺→21番 太龍寺→22番 平等寺→JR 阿波福井
- GPS
- 09:23
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
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アクセス |
感想
「ふれあいの里 さかもと」で4人の歩き遍路さんで、一緒に朝食を摂り、7時から車で打ち戻りの部分を送ってもらった。
鶴林寺への遍路道は、2ルートあり、距離は短いが、勾配がきつい昔ながらの遍路道と距離は長いが歩きやすい金子屋さんの近くからの遍路道があり、自分だけが、昔ながらの遍路道、残り3人が金子屋さんのところまで送ってもらった。
登山道入口から登り始めると、言われていたように勾配がキツく、息が上がってきた。
登り始めて、約1時間で、20番札所 鶴林寺に到着。
本堂には、既に3人の中で一番若い20代の青年が納経中。
自分も納経して、ベンチでひと休みしていると、二番目に若い30代の女性遍路さんが登ってきた。
一番年配の60代の男性遍路さんは、まだ登ってくる気配は無かったので、自分は太龍寺へ出発。
ただ、この60代のお遍路さん、15kgもあるリュックを背負って、結願手前まで歩いているスーパー爺さん。
あさ、出発する前に、そのリュックを持たせてもらったけど、めちゃくちゃ重かった。
鶴林寺からは、一度、標高500mの山を下って、標高500mの太龍寺に登る。
太龍寺の仁王門まで、2時間15分ほどかかった。
太龍寺の境内は、とても広くて、仁王門を潜っても、長い参道が続く。
途中、鶴林寺を見ることが出来るポイントがあったり、北舎心嶽への別れ道があり、今回は、北舎心嶽にも寄ってみた。
北舎心嶽は、ハシゴで登り、八大童子を祀っている祠があった。
参道に戻り、本坊に着くと、護摩堂や龍天井の持仏堂、納経所があり、奥に続く階段の上に鐘楼門がある。
門を潜り進むと、正面奥に本堂、右奥に大師堂がある。
納経を済ませて、納経所で御朱印を頂き、隣の休憩所で、「ふれあいの里 さかもと」で作ってもらっていた弁当を食べていると、スーパー爺さん登場。
クソ重たいリュックを背負ってるのに、自分と1時間も変わらないペースで登ってきたのには、正直、ビックリした。
太龍寺から平等寺までは、「一人歩き同行二人(地図編)」には2つのルートが載っているが、自分には、どちらのルートも、しっくりこなくて、どちらにするか、悩んでいたが、休憩所に3つ目のルートの記事が貼られていた。
結局、南舎心嶽を経由して、遠回りにもならない3つ目のルートを行くことを決めた。
このルート「いわや道・平等寺」で、3年前に復活した古道。
ロープウェイ駅の前を通り過ぎ、南舎心嶽に向かうが、後半は、かなりの急勾配。
南舎心嶽で求聞持修行大師像の場所からの眺めを見た後、「いわや道」へ。
入口には、注意喚起の看板。
歩いてみると、バランスを崩したりしなければ、全然、大丈夫なレベル。
危険な場所は、ロープが張られていたので、掴みながら歩いた。
さすがに雨天は危険だと思う。
「いわや道・平等寺道」を下りてきて、広い道に出ると、前方に、見たことのあるリュックを背負った人影が。
スーパー爺さんだった。
自分が南舎心嶽の大師像からの眺めを楽しんだりしている間に、地図に載っていた遍路道を進んだスーパー爺さんに先を越されたみたい。
平等寺まで、まだ1つ峠を越さないといけないのもあって、途中で、追い抜いたけど、平等寺には、自分の10分遅れで到着してきた。
さすが、スーパー爺さん。
爺さんは、平等寺で打ち止めで、自分は1駅向こうまで歩くつもりだったので、お互いの健闘を祈ってお別れ。
JR阿波福井駅まで移動して、今回の区切り打ちは、打ち止め。
移動距離は、24km程度だけど、累計登りが2076mとマメのできた足で歩いたにしては、よく頑張ったと思う。
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