会津駒ヶ岳〜中門岳
- GPS
- 08:52
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
9:40 水場
11:21 駒の小屋
11:41 会津駒ヶ岳
12:35 中門岳標識
12:41 中門岳山頂
14:03 駒の小屋戻る
16:39 登山口戻る
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*一般登山道で危険箇所なし。 *国道から林道に曲がってすぐトイレ有り。あとは駒の小屋で有料トイレあり。 *駒の小屋では飲み物を売っています。 |
写真
感想
*会津駒ヶ岳は東北の名山である。たおやかな山並みに様々な高山植物がシーズンを通して咲き誇っている。稜線へたどり着けば見渡す限りの大草原が広がり、その真ん中を一筋の木道がどこまでも伸びている。会津駒から中門岳へ向かう緩やかな稜線は、小ピークを超えるたびに池塘と草原の美しい風景を見せてくれる。
*お盆の週末だし、人が多いのではと少し心配していた。さすがに上部の駐車スペースは埋まっていたが、林道の路側帯に空きを見つけて車を止められた。登山口まで15分くらい歩く。自分たちより上は30台程度か。同じ時間帯に登られたのは2組。すぐにバラけて下山者以外は人に会わない道だった。水場まではきつい登りだが、木の階段が出てくると少し穏やかになる。木道が見えて草原に飛び出す。丸いドームの会津駒と大戸沢岳の稜線を眺めながら、大展望の道を進むだけである。
*駒の小屋には多くの登山者が休憩中だった。少し休んでコバイケイソウの大群落に囲まれた木道を、会津駒へ。20分程で山頂だが、ここは潅木で展望がない。すぐに裏側に降りると中門岳へのはるかな稜線が見える。小ピークは三つかな。とりあえず昼食休憩とする。稜線が白いのはコバイケイソウ、そしてイワイチョウ、ハクサンボウフウ、イワショウブなどだ。巻道分岐をすぎたところがハクサンコザクラの群生地。可憐な花もこれだけ咲いていると圧巻である。
*近隣の山は雲とヘイズでまだ見えない。のどかな稜線を木道に導かれて先に進む。戻ってこられる方と何人かスライドする。ピークを越すたびに草原と池塘が幾つも現れる。標識のある中門池を通りすぎて少し小高い中門岳山頂へ。木道が円を描きここで登山道は終了である。ここにも美しい池塘が点在している。湖面に青空が映ってしばし足を止める。少し休もうか。コーヒーを飲んで木道に横になった。今日は急ぐ必要もない。
*帰り道、雲が取れはじめて左手の三岩岳から窓明山への稜線が見えてきた。会津朝日はまだ雲の中。右手は燧岳、そして平ヶ岳の長い稜線が午後のシルエットになっている。駒の小屋に戻り、最後の休憩を取る。青空が広がってきた。美しい山姿を目に焼き付けてゆっくりと下山した。
きれいなところですね。高山植物が素晴らしい。
kiyoshiさんらしい情緒あふれる記録、目に優しいです
拙い記録にコメントをいただきありがとうございます。少し相棒さんにはきつめの山でしたが、何とか歩ききりました。そろそろ百名山も歩かないと、時間切れになりそうです。
8月9日10日と私も富山に一泊で帰省。時間があれば立山劔と思いましたが、トンボ返りとなりました。白山も含めゆっくり北陸の山を歩きたいですね
kiyoshiさんと同じコースを歩いたんだ〜と思うと、とても感慨深いです
ほとんどないと思います。
私にはきっついコースで、中門岳の行き止まりでしばらく休まねばなりませんでしたが、稜線と池塘が美しいコースですよね
今年はまだハクサンコザクラ健在だったのですね
昨年は7月末に咲いていましたよ。ちょうどあの場所は見事な群生ですよね。
結局お盆中もほとんど山歩きできず(せず?)、体力激落ちくんだと思います
kiyoshiさん、秋田駒から乳頭にかけての稜線が平和な気持ちになると仰っていましたが、こちらもいいですね
モコモコしたコバイケイソウ、栗駒のはもうそろそろ終わりかけでした
僕もこの夏は福島方面に行くことも考えましたが、沢の魔力に取り憑かれてしまいました
やはり一度歩いておかないとね。そして歩くならやはり中門岳まで
私たちもばってばてで中門の池に倒れ込みました
ハクサンコザクラ満開です。今年は遅かったみたいだね。
私も激落ちくんでるので、O市内走りますか 早起きのあなたは朝で、ネボスケの私は夜になりそうですが
いい山なのはわかっていましたが、なかなか足が向かなくてね。出発時間を遅らせたので山頂の一部スポット以外ほとんど人に会いませんでしたよ。さすがにこの日の下山は我々が最後から3番目だと思いますが
コバイケイソウは、一番高い稜線部のみ満開ですが少し下げるともう終わりです。
中門岳最終木道の先に明瞭な踏み跡があり、駒の小屋の管理人さんに聞いたら、御神楽沢からあがってくる道だよと教えていただきました。会津駒には御神楽沢から。平ヶ岳なら恋ノ岐川から。tooleさんもいつかそのように
まだまだ花が健在ですね
今回のお盆は東北に戻ってから宮城の山にしようか福島の山にしようか迷っていたんですが、福島の山の第1候補が会津駒ヶ岳でした。
kiyoshiさんのレコを見ていたら、失敗したかな、行けば良かったなと、ちょっとくよくよ
でも宮城の山にした一番の理由はジャックと散歩をしたかったためなので、まあしょうがないのですが
大東岳の記録読み返したけど、ジャックはいなかったような もしジャックが大東を散歩したなら立派な山岳犬ですね
会津駒、秋もすごくいいと思います。池塘に薄い氷が張る頃、澄んだ空気の中、平ガ岳や会越の山は大展望でしょうね。もう一度行きたいほど
我が家の近所のお散歩です
もう少ししたら泉ヶ岳の水神辺りまで遠征してみたいと思ってます
姉のジャックラッセルテリアと戸神山に行ったことを思い出しました。楽しかったなあ
次のレコに期待しますね ダニにご用心
急登のハヒハヒはブナの路
草原を真っ直ぐ延びる木道
そして現れる池塘や花々
雲の切れ間から顔を出す
会津の山々、新潟の山々
活字を読んでいても行きたくなるよね
水場の冷っこい水を差し上げたのですね
燧・会駒ちゃん、草モミジの頃お伺い致します
2分くらい下ってくんできて頭からかけたら生き返った←嘘
いい山でしたね。オシャレな山なので、長靴、カラ傘では似合わないかもね 雪のあるときにもう一度 kazikaさんは、暑い丹沢の次は涼しい沢だね。気をつけてどうぞ
来年のことを言うと鬼が笑うとか言います。でも東北の山を制したという積もりは全くないですが、東北の最高峰、燧ヶ岳に登りたいと思ってます。
燧ヶ岳というのも、山の総称のようですね。青森の八甲田山もそうでした。登らないと気づかないことも多いし、取り敢えずの大目標です。
自分も山からの景色を見ると、次の目標が見えます。
会津駒ケ岳は憧れの山です。
テレビで紹介されたのを見て、一度あの山小屋に泊まりたい、と思っているのですが、なかなか機会がなく、そのうちにだんだん年を取っていくし、体も不具合出てくるし。
いやいや膝を直して来年こそは行きたいですね。
燧ヶ岳いいですよね。美しい山です。柴安堯∃撕始め5つのピークがもっていますが、山としては一つと見ていいのでは。八甲田や那須ほどそれぞれ離れてはおりませんからね。燧に登り尾瀬に降りて至仏山を周回してくるというのがいいですね。来年の目標でしたか。御池からなら標高差は900くらいですので、燧単体であれば問題なく歩けますね。問題になるのは、岩手から遠いということでしょうか。日帰りはさすがに厳しい。私も5時間近くかかりました。isamrx73さんの記録楽しみにしていますね
登山口からの標高差1100、中門まで行って往復15キロです。宮城で言うと船形山の升沢コース往復と同じくらいですね。三峰山を軽く歩いておられるyonejiyさんにとっては、山自体は問題なく歩けるでしょう。うちの相棒さんも12キロを越えると膝痛が出ることが多いのですが、ここは何とか最後まで持ちましたよ
泊まりの場合、この小屋には水がないので、水食料をかつぐのが大変ですね。この日午後から登ってこられる方が5組くらいあったと思います。これからの平日ならそれほど混まないかもしれませんね。膝が早く良くなりますように!
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