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Yamareco

記録ID: 336162
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床連山(岩尾別〜羅臼岳〜硫黄山〜カムイワッカの滝)

2013年08月16日(金) ~ 2013年08月18日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
25.2km
登り
2,886m
下り
2,848m

コースタイム

1日目
13:10 登山口
16:40 羅臼平(テント泊) ※岩清水まで往復

2日目
5:30 羅臼平
6:10 羅臼岳山頂 6:30
7:05 羅臼平(テント撤収) 7:50
10:40 二ツ池 11:15
14:30 第一火口分岐
15:00 第一火口(テント泊)

3日目
6:00 第一火口
6:50 硫黄山山頂
10:15 登山口
天候 16日:晴れ 、 17日:曇→雨 、 18日:雨→曇
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
行き:【女満別空港】―エアポートライナー―【ウトロ】―シャトルバス―【岩尾別】―車が拾ってくれる(感謝!)―【登山口】

帰り:【カムイワッカの滝】―シャトルバス―【ウトロ】―斜里バス―【知床斜里駅】―ここでレンタカーを借り、翌日斜里岳へ
※カムイワッカの滝からバスに乗ると、自然センターかウトロバスターミナルでしか下車できないそうです。その2駅での往復券の購入が通常なので、カムイワッカの滝・知床五湖・岩尾別では乗車券購入や下車時の現金精算は不可とのこと。
 下山後に知床五湖等を観光しようと考えている場合は要注意。
コース状況/
危険箇所等
木下小屋〜羅臼岳
・よく整備されているが、虫(蜂・アブ・蚊)が多い。
・木下小屋でガスカートリッジを購入できる。PRIMUSの350ML(中サイズ)が700円。
(ウトロのGSでも取り扱いがあるようですが、私が行ったときは在庫がありませんでした。)

羅臼岳〜知床別岳
・ハイマツの枝を掻き分けていくような道が多い。
・よく踏まれているので、道は明瞭。
・濃霧時に迷いそうな広い尾根にも数メートルおきに目印の杭が設置されており、頼りになりそう。

知床別岳〜硫黄山
・草木がなくなり高度感が出てくる。稜線の風下側に入るところ以外は強風。
 強風でバランスを崩すと滑落の危険性が出てくる。
・硫黄山直下の登りは急な岩場。手を使わなければ登れない。ロープ・鎖等なし。
 地図を良く見ると「破線」になっている。

第一火口の往復
・若干道が不明瞭なので注意。
・雪渓があるが、アイゼンなくても問題ないか。(7月だとわかりませんが。)
 傾斜が緩く滑っても大事にはならなさそう。

硫黄山〜登山口
・雨で硫黄沢が増水したこともあってか、今回の最難路。
・硫黄沢の滝を巻くところは、だいたい危ない。
 大きめの滝の横の濡れた一枚岩を降りる箇所は、フィックスロープを頼らないときつかった。
・雪渓も残っていたが、傾斜もたいしたことないのでアイゼン不要。
・沢出合(沢から外れ左側の尾根側に登る箇所)は、間違えて沢を降らないよう要注意。
 今回は、ロープで沢を通行止めにしており明瞭だったが、このロープがないと尾根へ登る道を見落とす危険性あり。

硫黄山登山口〜カムイワッカの滝
・オホーツク総合振興局に徒歩であっても「道路特例通行申請書」を提出する必要があります。wordの様式にちょこっと記入してメールで提出するだけなので、簡単です。
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/shiretoko_riyou.htm
・歩く分には、素人目には普通の林道です。
木下小屋の横の登山口
2013年08月16日 13:04撮影 by  NEX-5N, SONY
8/16 13:04
木下小屋の横の登山口
羅臼平のテント場。羅臼岳頂上の目の前。
2013年08月20日 10:57撮影 by  NEX-5N, SONY
8/20 10:57
羅臼平のテント場。羅臼岳頂上の目の前。
広めのテント場。後ろは三ツ峰。
2013年08月16日 16:55撮影 by  NEX-5N, SONY
8/16 16:55
広めのテント場。後ろは三ツ峰。
三ツ峰。中央やや下のかすかにオレンジ色の物体があるのがテント場。良いロケーション。
2013年08月16日 17:18撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/16 17:18
三ツ峰。中央やや下のかすかにオレンジ色の物体があるのがテント場。良いロケーション。
羅臼平テント場からはオホーツク海に沈む夕日が眺められる。
2013年08月16日 18:01撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/16 18:01
羅臼平テント場からはオホーツク海に沈む夕日が眺められる。
羅臼岳山頂。
2013年08月20日 11:07撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/20 11:07
羅臼岳山頂。
羅臼岳山頂から。三ツ峰〜硫黄山の稜線。
2013年08月17日 06:13撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 6:13
羅臼岳山頂から。三ツ峰〜硫黄山の稜線。
三ツ峰から羅臼岳。
2013年08月17日 08:18撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 8:18
三ツ峰から羅臼岳。
三ツ峰側からサシルイ岳。
2013年08月17日 08:25撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 8:25
三ツ峰側からサシルイ岳。
三ツ峰の間から羅臼岳山頂。
2013年08月17日 08:49撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 8:49
三ツ峰の間から羅臼岳山頂。
縦走路からは知床五湖が時折見える。
2013年08月17日 09:15撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 9:15
縦走路からは知床五湖が時折見える。
オホーツク海の海岸線。
2013年08月17日 09:17撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 9:17
オホーツク海の海岸線。
硫黄山〜南岳と二ツ池。
2013年08月17日 10:29撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 10:29
硫黄山〜南岳と二ツ池。
二ツ池。
2013年08月17日 10:51撮影 by  NEX-5N, SONY
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二ツ池。
朝に煮沸した水と「流氷囲い」を冷やす
2013年08月17日 11:00撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 11:00
朝に煮沸した水と「流氷囲い」を冷やす
サシルイ岳、オッカバケ岳、二ツ池
2013年08月17日 12:09撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 12:09
サシルイ岳、オッカバケ岳、二ツ池
硫黄山〜知円別岳と硫黄平
2013年08月17日 12:14撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 12:14
硫黄山〜知円別岳と硫黄平
硫黄山とコケシ岩
2013年08月17日 12:01撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 12:01
硫黄山とコケシ岩
中央やや右の雪渓の下が第一火口のテント場。
2013年08月17日 12:40撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 12:40
中央やや右の雪渓の下が第一火口のテント場。
稜線で強風が吹く中、知床別平に入り突如表れた窪地。風が穏やかなお花畑で、天国のように感じる。
2013年08月17日 12:56撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 12:56
稜線で強風が吹く中、知床別平に入り突如表れた窪地。風が穏やかなお花畑で、天国のように感じる。
知床別平はお花畑を進む。
2013年08月17日 13:09撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 13:09
知床別平はお花畑を進む。
2013年08月17日 13:09撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 13:09
知床別岳の下部。「Mt.イ」の標識。文字が絶対消えない作り。「オウ」も隣にぶら下がっている。
2013年08月17日 13:29撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 13:29
知床別岳の下部。「Mt.イ」の標識。文字が絶対消えない作り。「オウ」も隣にぶら下がっている。
硫黄山とコケシ岩。
2013年08月17日 13:32撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 13:32
硫黄山とコケシ岩。
硫黄山の稜線で草木が消える。風が吹きすさぶ。
2013年08月17日 13:36撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 13:36
硫黄山の稜線で草木が消える。風が吹きすさぶ。
コケシ岩。西洋の城のようないでたち。
2013年08月17日 13:39撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 13:39
コケシ岩。西洋の城のようないでたち。
こんな草木も生えていない稜線にセミが・・・。
2013年08月17日 13:40撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 13:40
こんな草木も生えていない稜線にセミが・・・。
コケシ岩
2013年08月20日 20:55撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/20 20:55
コケシ岩
羅臼岳〜知床別岳の稜線。
2013年08月17日 13:46撮影 by  NEX-5N, SONY
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羅臼岳〜知床別岳の稜線。
コケシ岩。
2013年08月17日 13:52撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 13:52
コケシ岩。
デカイ雪渓の左下が第一火口テント場。
2013年08月17日 13:56撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 13:56
デカイ雪渓の左下が第一火口テント場。
硫黄山
2013年08月20日 21:00撮影 by  NEX-5N, SONY
8/20 21:00
硫黄山
第一火口テント場へは雪渓を下る。
2013年08月17日 14:50撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 14:50
第一火口テント場へは雪渓を下る。
第一火口テント場。
2013年08月17日 14:56撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 14:56
第一火口テント場。
第一火口テント場はお花畑。
2013年08月17日 14:57撮影 by  NEX-5N, SONY
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第一火口テント場はお花畑。
第一火口テント場。暇なので風除けに石垣を積んでみる。効果があったかは不明。
2013年08月17日 17:23撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/17 17:23
第一火口テント場。暇なので風除けに石垣を積んでみる。効果があったかは不明。
硫黄山山頂。
2013年08月18日 06:50撮影 by  NEX-5N, SONY
8/18 6:50
硫黄山山頂。
硫黄山山頂から。羅臼岳からの縦走路。
2013年08月18日 06:54撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/18 6:54
硫黄山山頂から。羅臼岳からの縦走路。
登山口。通行申請書が必要。
2013年08月18日 10:24撮影 by  NEX-5N, SONY
8/18 10:24
登山口。通行申請書が必要。
カムイワッカの天然温泉で入浴。というか水浴び。水温は29℃とのこと。
2013年08月18日 10:38撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/18 10:38
カムイワッカの天然温泉で入浴。というか水浴び。水温は29℃とのこと。
テント場&水場比較。〔鏤圧汎宗Г笋箒垢
2013年08月16日 14:36撮影 by  NEX-5N, SONY
8/16 14:36
テント場&水場比較。〔鏤圧汎宗Г笋箒垢
〔鏤圧汎修凌緇譟Э緡緬富
2013年08月20日 10:52撮影 by  NEX-5N, SONY
8/20 10:52
〔鏤圧汎修凌緇譟Э緡緬富
銀冷水:携帯トイレブースや道整備の資材など、人工物があることに落ち着く。
2013年08月16日 15:34撮影 by  NEX-5N, SONY
8/16 15:34
銀冷水:携帯トイレブースや道整備の資材など、人工物があることに落ち着く。
銀冷水の水場:水量まあまあ
2013年08月20日 10:54撮影 by  NEX-5N, SONY
8/20 10:54
銀冷水の水場:水量まあまあ
4篝郷紂Т笋ら滴り落ちる水。量を多くとるのに時間がかかる。一番美味だった気がする。
2013年08月20日 11:01撮影 by  NEX-5N, SONY
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8/20 11:01
4篝郷紂Т笋ら滴り落ちる水。量を多くとるのに時間がかかる。一番美味だった気がする。
せ哀鎚テント場:眺めが良い。後ろはサシルイ岳。
2013年08月17日 08:37撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 8:37
せ哀鎚テント場:眺めが良い。後ろはサシルイ岳。
せ哀鎚テント場:後ろは三ツ峰。
2013年08月17日 08:37撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 8:37
せ哀鎚テント場:後ろは三ツ峰。
せ哀鎚テント場の水場:流れが細いのが不安
2013年08月20日 20:34撮影 by  NEX-5N, SONY
8/20 20:34
せ哀鎚テント場の水場:流れが細いのが不安
テ鵐鎮咾離謄鵐半譟C咾凌紊鮖藩僉2嵌の中。
2013年08月17日 11:17撮影 by  NEX-5N, SONY
8/17 11:17
テ鵐鎮咾離謄鵐半譟C咾凌紊鮖藩僉2嵌の中。
撮影機器:

感想

高原調の知床別平や荒涼とした硫黄山の稜線など、景色の変化の大きい縦走。
羅臼岳以後の硫黄山への縦走路に入ると、人がぐっと減り、静かな道になる。
(この日は、自分のほかは2名1組のパーティが通っているだけだった。)


下山後、斜里へ向かいレンタカーでドライブ。
翌日は日帰りで斜里岳へ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-336153.html

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