幌尻岳(チロロ林道〜戸蔦別岳経由で)
- GPS
- 10:48
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,512m
- 下り
- 2,505m
コースタイム
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:52
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場は無料で10台以上駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆チロロ林道登山口〜取水ダム ・多少アップダウンがある3kmほどの砂利の林道歩き。 ・自転車を使っている人もいた。 ◆取水ダム〜ヌカビラ岳 ・登山口からしばらく沢沿いを飛び石で渡りながら遡行する。水量が少なければ渡渉は不要。 ・途中から尾根の急登になる。 ・トッタの泉は水が出ていた。 ・ヌカビラ岳手前から稜線歩きとなり眺望が良くなる。 ◆ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳〜戸蔦別岳 ・アップダウンのある稜線歩き。 ・ハイマツが登山道を覆っているため足を守る意味から長ズボンの着用をお勧めする。 ・いくつか幕営適地が点在している。 ◆戸蔦別岳〜幌尻岳 ・一旦200mほど高度を落として登り返す。 ・幌尻岳の山頂はそれほど広くないが10名程度なら休憩可能だと思う。 |
写真
感想
4連休は北海道遠征へ来ている。
これに合わせて北海道の怪獣パクがコンシェルジュとして同行してくれることになった。
初日は未踏の百名山である幌尻岳に行くことに。
行程が長いので登頂困難な百名山として知られているがチロロ林道からなら日帰りで行けるはず。
前日千歳のホテルに泊まって22時に起床、23時に出発。
登山口に1時前に到着していつものようにナイトハイクでのスタートとなった。
最初は3kmほどの林道歩きを経て沢沿いを遡行していく。
何度か渡渉を繰り返して尾根に取り付く。
この尾根がやたら急だったが夜中の涼しい時間帯だったので順調に稜線までたどり着くことができた。
そこからはアップダウンの激しい稜線歩きとなるが思ったより天気も良くて眺望もそこそこあったので楽しく歩くことができた。
ただ朝はハイマツや笹の朝露が冷たくて、更に冷たい風が吹いていたせいで体感温度はかなり寒かった。
早く太陽に昇ってくれと祈りながらも寒さ対策でガシガシ坂を登っていく。
スタートから6時間ほどで幌尻岳に到着。
寒いくらいに涼しかったおかげで体力の消耗もそれほどではなかった。
エネルギー補給したら下山開始。下山といっても来た時と同じアップダウンの稜線歩きが待っている。
しかも太陽が昇って晴れてきたので暑い!もうちょっと早く晴れてほしかった(贅沢)
中途半端に登山道を覆うハイマツが足に当たって痛い。さすが百名山の難関、ただロングで大変というだけではなく歩きにくさもそれを助長しているように感じられた。
ヌカビラ岳を過ぎたらあとはガンガン下るだけ。
登りは暗くてわかりにくかった沢沿いのルートも帰りはサクサクと歩くことができた。
パクにとっては物足りない山行だったかもしれないが自分にとってはそこそこガッツリ歩けたので大満足の山行となった。
4連休だ。本州の山は暑くて暑くてしんどいので岩さんの北海道旅行に勝手についていくことにした。岩さんはこの北海道旅行でまだ訪れていない山へ登るという。初めて登って感動している人を見ているのは楽しい。自分が初めての山に登るよりも。
幌尻岳に登ったのは2013年の夏にチロロ林道から日帰りで。2014年の5月にホテル北戸蔦泊で。この2回だけ。意外と登っていない。あれから7年ぶりに幌尻に登ってきた。延々と続くと思っていたヌカビラ岳への急登はそうでもなかった。尾根のハイマツは「通していただく心」を持って接してやれば身体を削られることもなかった。この7年の間に春夏秋冬、多くの山や谷を登ったり滑ったり色々なことがあった。おかげで大変だと思っていたチロロ林道からの幌尻岳は随分アッサリとした印象だった。今日は高曇りで涼しく花も美しく良い山行だった。こんな条件ならワンシーズンに一度は訪れるのもよい。また来よう。秋に来てもいい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する