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Yamareco

記録ID: 3366690
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳(チロロ林道〜戸蔦別岳経由で)

2021年07月22日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:48
距離
26.0km
登り
2,512m
下り
2,505m

コースタイム

日帰り
山行
10:14
休憩
0:38
合計
10:52
距離 26.0km 登り 2,513m 下り 2,519m
1:46
26
3:29
39
4:08
5
4:13
4:23
30
4:53
4:54
28
5:22
19
5:41
5:45
59
6:44
6:45
30
7:15
7:29
25
7:54
7:55
46
8:41
23
9:04
25
9:29
27
9:56
10:03
2
10:05
19
10:24
42
11:24
34
12:01
ゴール地点
天候 くもりのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
千歳空港からチロロ林道の駐車場までレンタカー。
登山口駐車場は無料で10台以上駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
◆チロロ林道登山口〜取水ダム
・多少アップダウンがある3kmほどの砂利の林道歩き。
・自転車を使っている人もいた。

◆取水ダム〜ヌカビラ岳
・登山口からしばらく沢沿いを飛び石で渡りながら遡行する。水量が少なければ渡渉は不要。
・途中から尾根の急登になる。
・トッタの泉は水が出ていた。
・ヌカビラ岳手前から稜線歩きとなり眺望が良くなる。

◆ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳〜戸蔦別岳
・アップダウンのある稜線歩き。
・ハイマツが登山道を覆っているため足を守る意味から長ズボンの着用をお勧めする。
・いくつか幕営適地が点在している。

◆戸蔦別岳〜幌尻岳
・一旦200mほど高度を落として登り返す。
・幌尻岳の山頂はそれほど広くないが10名程度なら休憩可能だと思う。
北海道遠征初日はパクと幌尻岳へ向かう。
千歳からレンタカーでチロロ林道までやってきた。
2021年07月22日 01:16撮影 by  TG-4, OLYMPUS CORPORATION
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7/22 1:16
北海道遠征初日はパクと幌尻岳へ向かう。
千歳からレンタカーでチロロ林道までやってきた。
ヒグマも出るみたいだけど・・・見てみたい気持ちもある。
2021年07月22日 01:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 1:51
ヒグマも出るみたいだけど・・・見てみたい気持ちもある。
3kmの林道をこなして登山道へ入る。
2021年07月22日 01:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 1:51
3kmの林道をこなして登山道へ入る。
多少際どいところも。
2021年07月22日 02:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 2:01
多少際どいところも。
飛び石で右へ左へ移動しながら沢を遡行。
2021年07月22日 02:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 2:25
飛び石で右へ左へ移動しながら沢を遡行。
3時間ほどで稜線に出たが寒い。
2021年07月22日 04:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 4:08
3時間ほどで稜線に出たが寒い。
ハイマツの朝露でズボンと靴はずぶ濡れに。
2021年07月22日 04:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:10
ハイマツの朝露でズボンと靴はずぶ濡れに。
しかし美しいご来光が待っていた。
2021年07月22日 04:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:25
しかし美しいご来光が待っていた。
ヌカビラ岳到着。
2021年07月22日 04:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:26
ヌカビラ岳到着。
ヌカビラ岳から北戸蔦別岳と戸蔦別岳を眺めるパク。
2021年07月22日 04:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:26
ヌカビラ岳から北戸蔦別岳と戸蔦別岳を眺めるパク。
ハイマツにも朝露が・・・美しいんだけどウェアが濡れて寒い。
2021年07月22日 04:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:28
ハイマツにも朝露が・・・美しいんだけどウェアが濡れて寒い。
早く太陽上がってきてほしい。
2021年07月22日 04:29撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 4:29
早く太陽上がってきてほしい。
ピーカンより美しいご来光。
2021年07月22日 04:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:32
ピーカンより美しいご来光。
上半身もずぶ濡れに。
2021年07月22日 04:32撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 4:32
上半身もずぶ濡れに。
朝露を纏ったチングルマの綿毛。
2021年07月22日 04:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:34
朝露を纏ったチングルマの綿毛。
幌尻岳が近くて遠い。
2021年07月22日 04:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:41
幌尻岳が近くて遠い。
朝日を浴びるチングルマ。
2021年07月22日 04:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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朝日を浴びるチングルマ。
でも稜線は歩きやすかった。
2021年07月22日 04:43撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 4:43
でも稜線は歩きやすかった。
北戸蔦別岳登頂。
2021年07月22日 04:53撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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北戸蔦別岳登頂。
これから向かう幌尻岳をバックに
2021年07月22日 04:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:56
これから向かう幌尻岳をバックに
影北戸蔦別岳
2021年07月22日 04:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:57
影北戸蔦別岳
下方を眺めるとヒグマの子供が走っていった
2021年07月22日 05:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 5:00
下方を眺めるとヒグマの子供が走っていった
稜線はそれなりにアップダウンがある
2021年07月22日 05:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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稜線はそれなりにアップダウンがある
北海道のチングルマはでかい!
2021年07月22日 05:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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北海道のチングルマはでかい!
ナデシコ
2021年07月22日 05:25撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 5:25
ナデシコ
戸蔦別岳まできた。
もう少しだけどまだ激しいアップダウンが待っている
2021年07月22日 05:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 5:42
戸蔦別岳まできた。
もう少しだけどまだ激しいアップダウンが待っている
戸蔦別岳で幕営している人も。
2021年07月22日 05:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 5:46
戸蔦別岳で幕営している人も。
七つ沼の景色も北海道らしくてきれいだった。
2021年07月22日 05:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 5:47
七つ沼の景色も北海道らしくてきれいだった。
しかし相変わらずのハイマツ帯歩き
2021年07月22日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 6:11
しかし相変わらずのハイマツ帯歩き
チングルマはこんなに大きい
2021年07月22日 06:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 6:50
チングルマはこんなに大きい
6時間かけて幌尻岳登頂!
2021年07月22日 07:16撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 7:16
6時間かけて幌尻岳登頂!
パクは何年振りかに来たみたい。
2021年07月22日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 7:19
パクは何年振りかに来たみたい。
チングルマの花畑
2021年07月22日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 7:35
チングルマの花畑
こちらも大きいイワギキョウ
2021年07月22日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 7:36
こちらも大きいイワギキョウ
帰る途中に青空が出てきた
2021年07月22日 08:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 8:09
帰る途中に青空が出てきた
登頂した幌尻岳を振り返る
2021年07月22日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 9:00
登頂した幌尻岳を振り返る
すっかり青空に。しかし暑くなってきた…朝の寒さはなんだったのか。
2021年07月22日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 9:03
すっかり青空に。しかし暑くなってきた…朝の寒さはなんだったのか。
オトギリソウ
2021年07月22日 09:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 9:20
オトギリソウ
ハイマツが痛い。
2021年07月22日 09:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 9:26
ハイマツが痛い。
もう幌尻岳があんなに遠くに。
2021年07月22日 09:29撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 9:29
もう幌尻岳があんなに遠くに。
グンナイフウロっぽいけどチシマフウロなのかな
2021年07月22日 09:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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7/22 9:40
グンナイフウロっぽいけどチシマフウロなのかな
トッタの泉。ちゃんと出てました。
2021年07月22日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 10:28
トッタの泉。ちゃんと出てました。
ここのフキの葉もケタ違いにデカい!これならトトロの傘にもなる。
2021年07月22日 10:50撮影 by  TG-4, OLYMPUS CORPORATION
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7/22 10:50
ここのフキの葉もケタ違いにデカい!これならトトロの傘にもなる。
帰りも飛び石で沢を降りていく
2021年07月22日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 10:59
帰りも飛び石で沢を降りていく
変化があって楽しい
2021年07月22日 11:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 11:19
変化があって楽しい
ラストは林道歩きでクールダウン
2021年07月22日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ラストは林道歩きでクールダウン
ゴール!
お疲れさまでした。
2021年07月22日 12:04撮影 by  TG-4, OLYMPUS CORPORATION
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7/22 12:04
ゴール!
お疲れさまでした。

感想

4連休は北海道遠征へ来ている。
これに合わせて北海道の怪獣パクがコンシェルジュとして同行してくれることになった。
初日は未踏の百名山である幌尻岳に行くことに。
行程が長いので登頂困難な百名山として知られているがチロロ林道からなら日帰りで行けるはず。
前日千歳のホテルに泊まって22時に起床、23時に出発。
登山口に1時前に到着していつものようにナイトハイクでのスタートとなった。

最初は3kmほどの林道歩きを経て沢沿いを遡行していく。
何度か渡渉を繰り返して尾根に取り付く。
この尾根がやたら急だったが夜中の涼しい時間帯だったので順調に稜線までたどり着くことができた。
そこからはアップダウンの激しい稜線歩きとなるが思ったより天気も良くて眺望もそこそこあったので楽しく歩くことができた。
ただ朝はハイマツや笹の朝露が冷たくて、更に冷たい風が吹いていたせいで体感温度はかなり寒かった。
早く太陽に昇ってくれと祈りながらも寒さ対策でガシガシ坂を登っていく。

スタートから6時間ほどで幌尻岳に到着。
寒いくらいに涼しかったおかげで体力の消耗もそれほどではなかった。
エネルギー補給したら下山開始。下山といっても来た時と同じアップダウンの稜線歩きが待っている。
しかも太陽が昇って晴れてきたので暑い!もうちょっと早く晴れてほしかった(贅沢)
中途半端に登山道を覆うハイマツが足に当たって痛い。さすが百名山の難関、ただロングで大変というだけではなく歩きにくさもそれを助長しているように感じられた。

ヌカビラ岳を過ぎたらあとはガンガン下るだけ。
登りは暗くてわかりにくかった沢沿いのルートも帰りはサクサクと歩くことができた。

パクにとっては物足りない山行だったかもしれないが自分にとってはそこそこガッツリ歩けたので大満足の山行となった。

4連休だ。本州の山は暑くて暑くてしんどいので岩さんの北海道旅行に勝手についていくことにした。岩さんはこの北海道旅行でまだ訪れていない山へ登るという。初めて登って感動している人を見ているのは楽しい。自分が初めての山に登るよりも。

幌尻岳に登ったのは2013年の夏にチロロ林道から日帰りで。2014年の5月にホテル北戸蔦泊で。この2回だけ。意外と登っていない。あれから7年ぶりに幌尻に登ってきた。延々と続くと思っていたヌカビラ岳への急登はそうでもなかった。尾根のハイマツは「通していただく心」を持って接してやれば身体を削られることもなかった。この7年の間に春夏秋冬、多くの山や谷を登ったり滑ったり色々なことがあった。おかげで大変だと思っていたチロロ林道からの幌尻岳は随分アッサリとした印象だった。今日は高曇りで涼しく花も美しく良い山行だった。こんな条件ならワンシーズンに一度は訪れるのもよい。また来よう。秋に来てもいい。

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