[過去レコ] 木曽駒千畳敷〜伊勢滝コース下降

2012年09月16日(日) ~ 2012年09月17日(月)

• GPS: 31:15
• 距離: 16.4km
• 登り: 312m
• 下り: 2,027m

コースタイム

＜16日＞
10:10千畳敷-11:00乗越浄土11:20-11:40駒飼ノ池-11:55伊勢滝コース分岐11:20-12:35岩清水-七合目（記録漏れ）-黒川源流を散策〜ビバーク
＜17日＞
午前中は黒川源流を散策〜ビバーク地12:20-13:00伊勢滝-16:15不動滝-17:20黒川平駐車場

天候

16日：晴れのち曇り
17日：晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

黒川平駐車場に7時着、バス待ち1時間＋しらび平でロープウェイ待ち1時間半。
手軽に行けるだけあって、連休の混雑は半端でない。

コース状況／危険箇所等

（地図上のログは手入力で、不正確な部分があると思います。）

千畳敷〜乗越浄土〜駒飼ノ池は、一般登山道で問題なし。
駒飼ノ池からは、黒川に沿った踏み跡をたどるのではなく、
濃が池への登山道を少し下ってから分岐するルートが無難。
（分岐点に道標あり）

伊勢滝コースの下降は、所々荒れたワイルドな径だが、
直近にヤブ刈りがされたらしく、思ったよりルートが明瞭だった。
七合目を過ぎて黒川との高度差が無くなると、伊勢滝避難小屋まで
穏やかな林間の歩道で、マークも要所にある。

伊勢滝避難小屋から黒川平までは一般車通行止めの林道を12km。
ダンプの通過に注意。
後半に水場が2か所あり。

途中の黒川取水堰のあたりから宮田高原キャンプ場へのルートは、
この時は通行禁止で、宮田高原への林道も通行止とのことだった。

また、うどん坂の分岐は道標があり、川まで踏み跡が拾えるが、
黒川の橋が流され、渡渉するにも水量が多く、通行止めになっている。

写真

9/19 16:55

しらび平より宝剣岳遠望
待ちくたびれました

9/19 17:03

やっと乗ったロープウェーは、あっと言う間に千畳敷へ

9/19 17:09

千畳敷から駒ヶ根市街と南アルプス

12/26 0:52

久しぶりの宝剣岳

9/19 17:20

乗越浄土に到着
登山道は老若男女が数珠繋ぎでした

8/26 0:56

すぐそこに宝剣岳
今回は先を急ぐのでパス

9/19 17:28

まず駒飼ノ池に向けて下降
池は水が無い

9/19 17:41

駒飼ノ池から黒川を見下ろす
この川に沿って下っていく
沢沿いに踏み跡があったが、濃が池への登山道を分岐まで下る

8/25 23:58

濃が池と伊勢滝コースの分岐標識
この間、思ったより急傾斜だった

8/26 0:40

黒川に向かって踏み跡をたどる
沢沿いに下りてみたが、結局登山道に戻った

8/26 0:00

登山道は所々で刈払いされていた

9/19 17:45

岩清水
文字通りに岩の下から冷たい水が湧いている

8/26 0:41

所々で小沢を渡る
踏み跡は明瞭

8/26 0:05

所々荒れているが、要所に赤布やテープがあった

8/26 0:44

倒木またぎや

9/19 18:02

不安定な木梯子など、手は入っているが結構ワイルド

8/26 0:07

標識が現れてほっとする

9/19 18:05

岩清水から一気に下ってきたが、結構長く感じた

8/26 0:11

登山道が黒川にぐっと近づいた辺りで、沢靴に履き替えて黒川源流を散策する
小さなテン場を見つけてビバーク

9/19 18:59

翌日もノンビリと源流散策の続き

9/19 20:23

青空に負けないぐらいに水が青い

8/26 0:16

一晩お世話になったテン場を後に再び登山道を下る

8/26 0:48

伊勢滝ルート6合目の標識
径は川に沿ったり離れたりしながら、概ね緩やかに下る

8/26 0:49

うどん坂（廃道）分岐の標識

8/26 0:20

伊勢滝避難小屋
きれいに使われているようだった

8/26 0:21

伊勢滝（林道より）
沢沿いに近くまで行けるが、
カメラに収まらない

8/26 0:31

黒川平まで約12kmの林道歩きが待っている

9/19 21:09

所々にヌメリスギタケモドキが出ていた

8/26 0:24

黒川
時々イワナの魚影を確認

8/26 0:26

不動滝
ここまで来れば、あと少し

8/26 0:28

林道が黒川を離れて駐車場を見下ろせば、あとは黒川平の発電所までヘアピンの林道を急降下してゴール

撮影機器：

TG-310 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

Wataru3

ロープウェイを使って宝剣岳や木曽駒ヶ岳を歩いたことがあり、
太田切川支流の黒川に何度かイワナ釣りに行っているので、
黒川沿いの伊勢滝コースを乗越浄土までたどって、
その両者を繋いでみたいと常々思っていた。

夏に、黒川の源流を1ビバークで沢歩きするつもりで、
黒川平から伊勢滝経由で千畳敷に至る山行を実行したものの
途中でイワナ釣りの誘惑に負けてしまい、行程の半分で撤退・・・。
そのリベンジとして、逆に千畳敷から黒川平へと下ってみた。

伊勢滝コースは、昔は木曽駒の代表的な登山道だったそうだが、
今は超マイナーなコースのようである。
駒飼ノ池下の分岐から、林道で釣り人に会うまでの間、
誰ともすれ違わなかった。
今回はヤブ刈してあったが、荒れている所も多く、
一般登山道のつもりで歩かない方がよいと思う。

林道歩きは、重荷のせいか、釣りで歩く時より長く長く感じた。
イワナの魚影や道端のキノコをなぐさめに、ノンビリ歩いた。

伊勢滝コースは、岩清水から七合目が地図から想像するより大変で、
登りで使わなくてよかったと思った。
トレランや早歩きで、日帰りや夜間歩行する人がいるようだが、
本当にすごいと思う。

でも、一番疲れたのは、バス待ち後のロープウェイ待ちでしたな。
千畳敷到着が予想以上に遅れたのは本当に痛かった。
伊勢滝コース下降に予定外の時間がかかる事態を想定して、
宝剣岳をカットしたのが、結果論として残念だった。