鈴鹿・愛知川支流神崎川本流(雨天)


- GPS
- 05:49
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 739m
- 下り
- 769m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲート前に駐めたが、帰り林道に出るとたくさんの車が。しかしゲートにはチェーンに南京錠が。謎。 溯行中に注意したいのはスズメバチの巣。大きな岩のハング部分に作られていることが多く、注意して通過しないと後続が被害を被る。今回も取水堰堤の施設に巣があって、後続が…。合掌w |
写真
感想
1週間前の日曜 神崎川の遡行予定でしたが、諸事情で近くの渋川を遡行した。
この渋川で ごく短くはあるが泳ぎを体験し「ザックがすごく浮くので 泳ぎにくいけど沈むことは無いな」と 沢での泳ぎに対する不安要素が少し和らいだ。
そして翌週、神崎川に再チャレンジすべく臨んだ週末ですが天気が悪く雨とのことで、前日までテンションはイマイチ。
でも始まってしまえば 新しく訪れる彼の地の空気に心躍るものです。
さて、mt2702m氏(以下ボス)も書かれておりますが、今回の遡行も「いろいろと思い出深い溯行」であったのは間違いありません。
「神崎川どうだった?」と人に聞かれたら「想像してたより変化に富んでて景色キレイだし、いろいろ遊べるとっても楽しいところでまた行きたいわ だ・け・ど 蜂の一撃&ヒル2アウトだったから若干トラウマ…」てなかんじ(笑)
神崎川が悪いんじゃないよ 不注意な私が悪いんですよ。
といった冗談はさておき(汗)、 本降りの雨の中の遡行が体験でき、また若干ではあるが沢が増水していく様を確認できたことはよかった。
泳ぐも水流で歯が立たない局面を体で理解したのは大いに役に立った。
(ムリして泳ぐと溺れそうになる(笑 えないww))
最後に、ボスの適切な撤退判断により安全なうちに下山できたのは結果的に大正解であったが、せっかくの神崎川 もう少し行ってみたかった(汗)
※文中の名称は私が付けたもので、正規の名称ではありません。ご注意ください。詳しい溯行マップなどはこちらに記録があります。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-213566.html
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まず最初にお断りしておくが、この谷を甘く見てはいけないと思います。雨天ともなれば谷は増水し、間違い無く暴れ谷となります。過去にもこのような増水時に溯行したパーティーが孤立したり、事故に遭われて命を落としています。
私たちは、神崎川には10年以上通い続けており、エスケープルートなどについて熟知した上で溯行を行っています。今回も雨天で増水するということも当然念頭に置いて溯行しました。なので神崎川のことを(特に逃げ場について)知らないパーティーには、雨天での溯行はすすめません。晴れた日に溯行をすることをおすすめします。
前日夜に現地入り。やっぱりゲートには鍵がかかっていた。その夜は車の屋根に雨に落ちる音を聞きながら就寝となる。
朝、ゲートに戻って谷を覗くと増水はしていない模様。準備を整えて林道を歩き出す。実はゲートに鍵がかかっていると思ったらチェーンが巻き付けてあるだけで簡単に解けた。しかし帰りにもこうなっているとは限らず、考えた挙げ句やはり徒歩で入ることに。(これが正解。帰りはしっかりと南京錠がかかっていた!)
上空からは大粒の雨が落ちている。あまりひどい降りとなったらいつでも逃げられるように考えながら溯行を続行。しかし今日は終点(大瀞)までは無理と判断、第一引き返しポイントを白滝谷として進んでゆく。
泳いで濡れたのか雨で濡れたのかわからないくらいに完全に濡れ鼠。しかしやっぱり雨天溯行はどこかしまらない。休憩もそこそこに雨の中を淡々と溯行するだけ。
しかし神崎川初遡行のYottyさんにとっては、いろいろと思い出深い溯行となるに違いない。神崎川は特別な渓相を持つ谷だが、雨天や濡れる谷での経験は沢登りにとっては必須科目。様々な不都合を経験して、そしてそれをうまく自分なりに消化して身も心も鍛えて欲しいと願うばかり。
結局白滝谷からも溯行を続行して天狗滝までゆくことした。しかし雨がぜんぜん止まない。予報通りとはこのこと。
天狗滝で十分に溺れて遊んだあと、ここで潔く?引き返すことになる。この先はいくら神崎川を知った者でも深入りし過ぎだ。
あとは白滝谷まで戻って登山道に入り、小1時間で林道到着。ここでいつもの足下チェック。ホラ、やっぱりヒルが集っていたじゃん!Σ(▼□▼メ)
今年もやってきました神崎川。
神崎川はうだるような暑さの時に入らなくっちゃ!
なのに、前日までの暑さが嘘のような涼しさと雨・・・・。
同行のお二人は、むっちゃ冷え切って寒いと震えてらっしゃったが、いつものごとく私はちょうどいいくらい・・・・。
この差は何なのか・・・・。
5月に足を挫いて戦線離脱して以来の久々の山猫遡行はやはり楽しかった。
今回は、二番手が刺されたり咬まれたり・・・を実践することとなったYOTTYさんは、本当にお気の毒といいましょうか・・・。
ちなみにおヒル様は、靴と手袋にくっついているのは発見しましたがどちらも未遂。
お持ち帰りもありませんでした。
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