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Yamareco

記録ID: 3383743
全員に公開
ハイキング
大山・蒜山

伯耆大山トレッキング(日本海in/大山寺入口out)

2021年07月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:53
距離
22.2km
登り
1,715m
下り
947m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:43
休憩
1:11
合計
8:54
0:35
62
日本海(風車下)
1:37
1:37
151
4:08
4:14
7
大山寺入口
4:27
4:27
36
5:03
5:06
20
5:26
5:30
6
5:36
5:36
13
5:49
5:58
21
6:19
6:24
5
6:29
6:29
12
6:41
6:41
3
6:44
7:14
2
7:16
7:20
12
7:32
7:32
9
7:41
7:44
22
8:06
8:07
9
8:16
8:16
3
8:19
8:19
32
8:51
8:52
12
9:08
9:08
9
9:17
9:18
11
9:29
大山寺入口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
前夜、大山口駅まで乗りつけて駐車し、登山口とした日本海(海抜0m)へ徒歩で向かう
コース状況/
危険箇所等
大山口駅界隈から大山寺入口までの約14kmは、舗装路をひたすら一直線。真っ暗だが、車とすれ違う時以外、ほとんどヘッドライトを点けずに黙々と3時間以上歩行。
夏山登山口〜大山(弥山)間は、ダイセンキャラボクに覆われた山頂台地まで急傾斜の階段(石段や木段)続き。
復路の行者堂分岐〜堰堤間は、夏山コースと同様、急傾斜の階段続き。堰堤で一旦ゴーロ地帯に出るが、樹林帯に入ると左手に沢音を聞きながら、大山寺まで眺望のない下りトレイル。ここはそこまで急傾斜ではない。
深夜0時、大山口駅前に車を停車。ここから大山を背に、日本海へ向かう!
2021年07月22日 23:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/22 23:58
深夜0時、大山口駅前に車を停車。ここから大山を背に、日本海へ向かう!
大山(左奥)に背を向け、山から遠ざかります・・・。
2021年07月23日 00:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 0:11
大山(左奥)に背を向け、山から遠ざかります・・・。
今日の登山口となる日本海沿いに立つ風車を見上げる!なんと、日本海タッチどころか、10m以内にある海さえ見えない想定外の事態発生!
2021年07月23日 00:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 0:32
今日の登山口となる日本海沿いに立つ風車を見上げる!なんと、日本海タッチどころか、10m以内にある海さえ見えない想定外の事態発生!
この時点では中央が大山と信じていたが、実は中央は孝霊山という別の山。大山は左奥
2021年07月23日 00:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 0:33
この時点では中央が大山と信じていたが、実は中央は孝霊山という別の山。大山は左奥
やむを得ず、風車前の海抜0mの田んぼタッチが登山開始の合図(笑)
2021年07月23日 00:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 0:38
やむを得ず、風車前の海抜0mの田んぼタッチが登山開始の合図(笑)
あの風車の根本からスタート。あの風車の10m先は日本海です。
2021年07月23日 00:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 0:41
あの風車の根本からスタート。あの風車の10m先は日本海です。
闇夜にクッキリ見える山影を、この時点では大山と思っていた!(実際の大山は左奥です!)
2021年07月23日 00:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 0:50
闇夜にクッキリ見える山影を、この時点では大山と思っていた!(実際の大山は左奥です!)
この高速高架下から大山寺まで一度も逸れることなく舗装路を直進です。3時間の歩行中、10台位に抜かれたかなぁ・・・!?
2021年07月23日 01:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 1:07
この高速高架下から大山寺まで一度も逸れることなく舗装路を直進です。3時間の歩行中、10台位に抜かれたかなぁ・・・!?
そう、Sea to Summitに挑戦中。チャリでなく、徒歩で!
2021年07月23日 01:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 1:24
そう、Sea to Summitに挑戦中。チャリでなく、徒歩で!
当初、大山だと思っていた山が孝霊山だと知ったのは朝2時前。ついに本当の大山を捉えた!
2021年07月23日 01:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 1:54
当初、大山だと思っていた山が孝霊山だと知ったのは朝2時前。ついに本当の大山を捉えた!
10km近く、真上の星空以外の眺望がない、樹林帯の舗装路を延々と歩く退屈なひと時。
2021年07月23日 03:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 3:46
10km近く、真上の星空以外の眺望がない、樹林帯の舗装路を延々と歩く退屈なひと時。
歩き始めて3時間40分、約15km。計画より1時間遅れ、やっとmont-bellまで到着。すでにヘトヘト。後方はこれから目指す大山!
2021年07月23日 04:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 4:20
歩き始めて3時間40分、約15km。計画より1時間遅れ、やっとmont-bellまで到着。すでにヘトヘト。後方はこれから目指す大山!
さぁ、渾身の力を振り絞って夏山登山口に取り付く!普通の人(前回2018年の自分もそう!)はここから登山開始なのに・・・。
2021年07月23日 04:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 4:25
さぁ、渾身の力を振り絞って夏山登山口に取り付く!普通の人(前回2018年の自分もそう!)はここから登山開始なのに・・・。
標高1,000mということは、本日の獲得標高も1,000mということです♪
2021年07月23日 04:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 4:53
標高1,000mということは、本日の獲得標高も1,000mということです♪
4合目手前でご来光。本当は山頂で拝むはずでしたが、大幅に遅れました(涙)。
2021年07月23日 05:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 5:13
4合目手前でご来光。本当は山頂で拝むはずでしたが、大幅に遅れました(涙)。
夏山登山口〜8合目過ぎの山頂台地まで、ひたすら急勾配な階段(石段、木段含む)が続く珍しいトレイルです。
2021年07月23日 05:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 5:16
夏山登山口〜8合目過ぎの山頂台地まで、ひたすら急勾配な階段(石段、木段含む)が続く珍しいトレイルです。
5合目上あたりより、角度がついて日本海が一望できます。右下は、日本海から見た時に大山と見間違えた孝霊山!
2021年07月23日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 5:40
5合目上あたりより、角度がついて日本海が一望できます。右下は、日本海から見た時に大山と見間違えた孝霊山!
逆光ですが、6合目から望む大山北壁。
2021年07月23日 05:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 5:50
逆光ですが、6合目から望む大山北壁。
昨2020年に改築した6合目避難小屋へ到着。前回は55分で着いたのに、今日は合目標識ごとに小休止し、85分かかりました。真夏のSea to Summit、想像以上に大変です。
2021年07月23日 05:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 5:50
昨2020年に改築した6合目避難小屋へ到着。前回は55分で着いたのに、今日は合目標識ごとに小休止し、85分かかりました。真夏のSea to Summit、想像以上に大変です。
イブキトラノオ!
2021年07月23日 05:58撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/23 5:58
イブキトラノオ!
シモツケ!
2021年07月23日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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7/23 6:04
シモツケ!
8合目が近づき、孝霊山越しの日本海が大分美しく!
2021年07月23日 06:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 6:08
8合目が近づき、孝霊山越しの日本海が大分美しく!
フォトジェニックな影大山!その先に日本海!
2021年07月23日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 6:25
フォトジェニックな影大山!その先に日本海!
8合目を過ぎ、山頂台地目前!前回は厚い雲に覆われ、見ることさえ叶わなかった荒々しい大山北壁が至近!
2021年07月23日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 6:25
8合目を過ぎ、山頂台地目前!前回は厚い雲に覆われ、見ることさえ叶わなかった荒々しい大山北壁が至近!
ヤマアジサイ!
2021年07月23日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 6:27
ヤマアジサイ!
ダイセンキャラボクに覆われた山頂台地へ到着!やっと急傾斜の階段地獄から開放された!(夏山登山口より、前回は80分、今回は120分)
2021年07月23日 06:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 6:28
ダイセンキャラボクに覆われた山頂台地へ到着!やっと急傾斜の階段地獄から開放された!(夏山登山口より、前回は80分、今回は120分)
ダイセンキャラボク越しに孝霊山&日本海!
2021年07月23日 06:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 6:39
ダイセンキャラボク越しに孝霊山&日本海!
往路の山頂避難小屋は通過!
2021年07月23日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 6:41
往路の山頂避難小屋は通過!
2018年10月以来、2度目となる大山(弥山)の頂にて。百名山2周目、眺望リベンジの山旅も大台に乗る20/37座まで来ました!
2021年07月23日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 6:47
2018年10月以来、2度目となる大山(弥山)の頂にて。百名山2周目、眺望リベンジの山旅も大台に乗る20/37座まで来ました!
海抜0mの日本海から、標高1,709mの大山(弥山)まで、およそ6時間弱。獲得標高も、そのまんま1,709mということになります♪
2021年07月23日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 6:49
海抜0mの日本海から、標高1,709mの大山(弥山)まで、およそ6時間弱。獲得標高も、そのまんま1,709mということになります♪
いつか三ノ沢(文殊堂)から登りたい大山の最高峰・剣ヶ峯(1,729m)!前回は、剣ヶ峯も見えない視界不良の中で登ったので、今回は見事に眺望リベンジ!
2021年07月23日 06:54撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
7/23 6:54
いつか三ノ沢(文殊堂)から登りたい大山の最高峰・剣ヶ峯(1,729m)!前回は、剣ヶ峯も見えない視界不良の中で登ったので、今回は見事に眺望リベンジ!
中央は翌日登る予定の二百名山・蒜山!向こうから大山を見てみたい!
2021年07月23日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 7:06
中央は翌日登る予定の二百名山・蒜山!向こうから大山を見てみたい!
さぁ、下山開始。登山者と日本海のコントラストがいい感じでしょ♪。
2021年07月23日 07:15撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
7/23 7:15
さぁ、下山開始。登山者と日本海のコントラストがいい感じでしょ♪。
6合目避難小屋同様、昨2020年に2年越しで改築された山頂避難小屋!
2021年07月23日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 7:17
6合目避難小屋同様、昨2020年に2年越しで改築された山頂避難小屋!
室内もトイレも、本当にきれいで清潔!
2021年07月23日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 7:18
室内もトイレも、本当にきれいで清潔!
山頂台地を日本海方面へ下ります。
2021年07月23日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 7:22
山頂台地を日本海方面へ下ります。
イヨフウロの群落!
2021年07月23日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 7:23
イヨフウロの群落!
クガイソウの群落!
2021年07月23日 07:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 7:25
クガイソウの群落!
何度見ても圧巻、アルペンライクな大山北壁!
2021年07月23日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 7:36
何度見ても圧巻、アルペンライクな大山北壁!
8合目辺りから、Sea to Summitのルート取りがよく見えました!
2021年07月23日 07:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/23 7:40
8合目辺りから、Sea to Summitのルート取りがよく見えました!
スタート地点の風車も、しっかりと視認できました!
2021年07月23日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/23 7:38
スタート地点の風車も、しっかりと視認できました!
mont-bellのある大山寺入口。普通はここから登るのに、今日はここまで15km、海抜0mから完歩しました!
2021年07月23日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
7/23 7:37
mont-bellのある大山寺入口。普通はここから登るのに、今日はここまで15km、海抜0mから完歩しました!
ホソバノヤマハハコ!
2021年07月23日 07:41撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/23 7:41
ホソバノヤマハハコ!
ダイセンオトギリ!
2021年07月23日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
7/23 7:44
ダイセンオトギリ!
復路では、5合目のちょっと上で、初となる行者登山口へ向けて右折します!
2021年07月23日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 8:16
復路では、5合目のちょっと上で、初となる行者登山口へ向けて右折します!
大山(おおやま)にも立派な歩荷がいますが、大山(だいせん)でも立派な歩荷とすれ違いました!
2021年07月23日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 8:20
大山(おおやま)にも立派な歩荷がいますが、大山(だいせん)でも立派な歩荷とすれ違いました!
樹間より、時折大山北壁が見えます!
2021年07月23日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 8:31
樹間より、時折大山北壁が見えます!
そして堰堤に出ると、アルプス感漂う大山北壁がドーンと!圧巻!
2021年07月23日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 8:43
そして堰堤に出ると、アルプス感漂う大山北壁がドーンと!圧巻!
堰堤を過ぎると、行者登山口まで緩斜面の樹林帯歩きとなります。
2021年07月23日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 9:07
堰堤を過ぎると、行者登山口まで緩斜面の樹林帯歩きとなります。
大山寺を通過。
2021年07月23日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 9:08
大山寺を通過。
ついにSea to Summitをやり遂げ、大山寺バス停まで下山。利尻山、宮之浦岳、白神岳ではSea to Summit to Seaでしたが、真夏の大山の"to Sea"は無理です。
2021年07月23日 09:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/23 9:42
ついにSea to Summitをやり遂げ、大山寺バス停まで下山。利尻山、宮之浦岳、白神岳ではSea to Summit to Seaでしたが、真夏の大山の"to Sea"は無理です。
バスに乗って、駐車してある大山口駅まで戻ってきました。改めて出発地の風車を望遠します!
2021年07月23日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/23 11:26
バスに乗って、駐車してある大山口駅まで戻ってきました。改めて出発地の風車を望遠します!
あの風車の根本、日本海10m手前よりスタートしたんです♪
2021年07月23日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
7/23 11:24
あの風車の根本、日本海10m手前よりスタートしたんです♪
下山後のランチは天そば!
2021年07月23日 11:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 11:55
下山後のランチは天そば!
汗は前回(2018年)と同様、皆生温泉へ立ち寄りました。日本海が目の前!
2021年07月23日 13:22撮影 by  SO-01M, Sony
7/23 13:22
汗は前回(2018年)と同様、皆生温泉へ立ち寄りました。日本海が目の前!
翌日の蒜山登山に備え、道の駅"風の家"へ向かいます。道の駅至近の店で、うな重(+天かす)を頂き、翌日の力の源とします。
2021年07月23日 18:34撮影 by  SO-01M, Sony
1
7/23 18:34
翌日の蒜山登山に備え、道の駅"風の家"へ向かいます。道の駅至近の店で、うな重(+天かす)を頂き、翌日の力の源とします。
道の駅"風の家"にて、車中泊します。おやすみなさーい。
2021年07月23日 19:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/23 19:19
道の駅"風の家"にて、車中泊します。おやすみなさーい。

感想

(山陰Day2)
2018年、百名山74座目として訪れた伯耆大山。その時は5合目以降ずっと曇りで、大山北壁も剣ヶ峯も、なんも見えない悪天登山でした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1614739.html

今回は急遽4連休の前日に、行き先を晴れ予報の山陰地方に定めてリベンジに挑むことに。当初は4連休初日、東京から夜行バスで早朝米子入りし、そのまま大山へ向かおうと考えてましたが、バスの中で再考し、「どうせなら、思い出に残るSea to Summitをしよう!」と考え直し、敢えて深夜スタートするためDay2へ予定変更を決行。

前日、米子→三瓶山→米子と長距離ドライブをし、大山口駅付近まで戻ったのが21時半過ぎ。たいした下調べもせず、大山口駅に駐車し、2時間程度仮眠。ほぼ0時に、そのまま大山へ背を向ける形で日本海へ向かいます。

日本海にいざ着くと・・・、でっかい風車がスタート地点の目印にはなるものの、草木が生い茂る堤防が壁となり、肝心の日本海が見えないし、当然タッチもできません。やむを得ず、海抜0mの田んぼタッチが登山開始の号砲となりました。しかも、大山口駅から日本海まで無駄に遠回りしてしまい、当初は0時ピッタリに海タッチスタートの予定が、0時40分に田んぼタッチスタートとなりました(笑)。

当初計画では、10分/km程度の速歩きを予定してましたが、大山寺入口の標高がおよそ750m。この傾斜を考慮できておらず、かつ深夜といえどロードも暑く(22℃)、全然スピードが上がりません(涙)。当初2時間半と見込んだ大山寺入口まで、3時間半かかりました。スタートの遅れ40分、ロードの遅れ1時間、この時点で山頂でのご来光は絶望的となりました。(計画時点では、深夜0時に海タッチし、朝5時に山頂でご来光を見ようとしていた・・・)

朝4時過ぎ、大山寺入口の自販機で、普段は絶対に買わない桃ジュースを買って一気飲みし、冷たい麦茶を買い増し、mont-bell方面へ進みます。ここからは前回の記憶・経験もあり、余裕で登れるはず・・・でした。

が、15kmのロード(海抜0m〜750m)の蓄積疲労、もっと言うと前日の三瓶山周回登山&長距離ドライブ&睡眠2時間という過酷な追い込みにより、全然ペースが上がりません。大山は急傾斜の階段ばかりという特性もあり、合目標識ごとに小休止を取り、色々なハイカーに追い抜かれていきます。普段は中々ない状況でしたね。

6合目避難小屋まで前回は55分、今回は85分、いかに今回がしんどい山行かわかります。でも、前回はなんの眺望もなかった6合目避難小屋で大山北壁がクッキリと見えるなど、眺望リベンジは確実に果たせる充実感ある山行が続きます!

その後も、休み休み8合目過ぎのダイセンキャラボクに覆われた山頂台地までハイクアップしていきます。山頂台地まで前回80分、今回は120分かかりました。山頂台地目前では、下界に影大山が映し出され、案外今日のハイライト的な光景だったかもしれません。

山頂台地まで登ると、あとは緩傾斜の木道歩きだけ。前回はガスってたのと、落葉した10月だったこともあり、あまりお花が記憶に残りませんでしたが、今回はイヨフウロやクガイソウ、シモツケなどが群落し、目を楽しませてくれます。海抜0mからのロングハイクの疲れを吹き飛ばす・・・までの力はないものの、十分に活力をもらいました。

そう言えば、6号目避難小屋も山頂避難小屋も、昨2020年に改築オープンしたばかりのようで、とっても清潔でキレイでしたねー。往路の山頂避難小屋は通過しましたが。

避難小屋から1,2分で、標高1,709mの大山(弥山)へ到着です。夏山登山口から前回は1時間半、今回は2時間20分要しました。でも、3年ぶりの眺望リベンジを感慨深いSea to Summitで果たしたことは、自身の登山史上に残る思い出登山となりました。百名山2周目、眺望リベンジの山旅も大台の20/37まで来ました。前回は見ることさえ叶わなかった最高峰・剣ヶ峯(1,729m)も眼前にそびえてます。いつか、三ノ沢(文殊堂)から剣ヶ峯へ直登するルートで、最高峰へも登ってみたいですね。

下山は5合目のちょい上までは往路と同じ道を辿り、そこから右折して、堰堤経由で行者登山口へ向かいます。位置的に、大山北壁が常時見えるのかと思いきや、ほぼ樹林帯歩きで、北壁は見えません。ごくたまーに、樹間から北壁が一部見える程度。でも、堰堤まで出ると、ドーンと大山が誇る北壁が眼前にパノラミックに広がります。大山の北壁と南壁は、アルプスに引けを取らない、絶景ですねー。

再び樹林帯に入ると、左手側が沢となり、これまで一度も聞こえなかった沢音がずっと聞こえます。登りはヘロヘロでしたが、下りは案外いいペースで下れた気がします。大山寺を淡々と通過し、およそ8時間弱で、日本海〜大山(弥山)〜大山寺入口と歩を進めることができました。Sea to Summitができる高峰は、日本全国、そう多くはありません。次の候補は、富士山(富士登山ルート3776)、白馬岳、鳥海山とかでしょうかね!?。

山陰Day3(蒜山)へ続く!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3383749.html

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無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山・夏山登山道
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山夏山登山道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山 BC
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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