燕岳 三大雪渓に行く予定が三大急登に♪
- GPS
- 10:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,373m
コースタイム
天候 | 快晴から曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは中房温泉 中房温泉は日帰り入浴あり 三大急登ですが、大変よく整備されており特に危険はない。 ただし、疲れて足にきている時の下山には注意してください。 |
写真
感想
7月の小蓮華山に行ってから1か月。
山に行きたくもぞもぞ病。
白馬乗鞍岳の雪渓を登ってみて、三大雪渓の一つ「針ノ木雪渓」が気になりだす。
そして針ノ木岳の先に位置している「スバリ岳」これも気になって仕方がない。
扇沢周回も視野に入れ計画。しかし2日間の休みで、1日が野暮用ができ一気にテンションが下がりました。でもやっぱりこういう時こそ 山!! で、またまた計画の練り直し。
三大雪渓…三大急登 おっ!! 三大つながり!!
ナイトハイクで日の出はどうかな? 急きょ浮上した「三大急登燕岳」を慣行。
岐阜市を19時40分頃出発し、中房温泉口「安曇野市市営第一駐車場」0時10分頃到着
ほぼ満杯。さすが平日でも人気の山です。ナイトハイク開始!!
と、行きたいのですが眠気が・・少し寝てからにします。3時40分起床。準備をして登山口まで移動し、中房温泉で「雉うち」後、ヘッデンつけてGO
4時はさすがにまだ暗いのですが、山の中は尚更暗い。というより漆黒。しかも無風で、嫁と僕の明かりに鈴の音と足音のみ。でも登山道は大変整備されており、暗闇でも安心できると思います。
第二ベンチあたりからチラチラと見える、対岸の山が明るくなってきています。そろそろ夜明け。結局ヘッデンを使用していたのは登山開始から1時間程度。
第三ベンチ・富士見ベンチと無事に高度を稼ぎます。合戦小屋まであと10分と書いた看板を見たあと、初めて下山者の遭遇。
第三ベンチ手前あたりから、ヘリが頻繁に行きかうようになりました。最初は麓から飛んできたあとに山小屋へ物資を運んだだけと思っていたのですが、合戦小屋を起点に大天井ヒュッテ等いろんな方向へ物資を運んでいます。白馬大池で見た荷揚げヘリより迫力(^^/ で、スイカは?? まだ当然のことながら空いてません。(当たり前)
さて先を急ぎます。合戦台地には三角点がありますが、ここまで来るとやっと「燕岳」が拝めます。しかし怪しい雲が・・休憩は写真を撮って小さく見える燕山荘の赤い屋根を目指します。が、まだ遠いです・・この時間になると山荘泊の下山者が沢山すれ違うようになりました。僕的にはここが一番長かった。
山荘直下にはお花畑のようになっています。目立つ色のトリカブトはとってもきれいですが、猛毒なんですよね。
テン場には撤収する方がおられました。思いのほか設置できる数が少ない気がしますが、そんな事を考えて上がった瞬間に目の前へ大展望。
槍と穂高は先端のみ雲がかかっておりますが、裏銀座が一望できる素晴らしい景色。
そんな中、「○○中学校○○クラス」と点呼の掛け声(^^;
あら? 学校登山なのね・・学校登山は八ヶ岳ではよく遭遇しました。大体6月から7月にかけてなんですが、北アルプス付近では8月の下旬なんですね。
山荘玄関広場は赤いジャージ姿の大群。私たちはそこを避けて、テラスにてコーヒータイム。中学生が下山後にゆっくり山頂を目指します。
燕岳へは30分くらい。でも30分では行けませんでした。なぜなら、景色に見とれてしまうし、槍にかかっている雲が取れないか気になって後ろばかり振り返ります。
ようやく山頂に到着し、三重県から来た男性たち2名に写真を撮ってもらいます。その後15分くらい貸切の山頂。思う存分に景色を堪能。やはり三大雪渓の一つもいいですが、今日ここに来た事も素晴らしかったと嫁さんと話ながら、上がってくる登山者をみて貸切ではなくなるために降りる事にします。このまま誰も来なければ「食事をしてコーヒー」も考えていましたが、いつまでも占領はよくない。こんな素敵な風景を短時間でも貸し切った訳ですしね。
山荘へ向かう途中、メガネ岩を通過したところで自衛隊の方々と遭遇。山で自衛隊の方とあったのは初めて。なんか感激しました。
その後、裏銀座が一望(実はどこからでも見えるんですがね)できる場所で食事をしました。場所は山頂からメガネ岩を過ぎてすぐ右。登山道から少し外れるのですが、右側へせり出した場所があります。ロープの規制もありません。そこにちょうど良い岩があり、裏銀座を正面に見てのおにぎりは最高でしたよ!!
山荘に戻った頃は「雲」が上がってきました。景色の回復を祈り、テラスで休憩。
有名なケーキセットもありますが、朝の休憩も今回も、嫁さんがケーキに触手が動きません。不思議・・・(^^;; あとで聞くとケーキより、帰りたくない。要するにケーキより、ここの景色と場所がケーキより上回ったということ見たいでした。
名残惜しいですが、11時近くには燕山荘全体が雲に覆われてしまいました。天気の回復を待ちたいですが、二人とも明日仕事です。
これ以上は下山時間に帰宅時間等考慮し降りる事にします。
合戦台地までは花の写真を撮る余裕がありましたが、登ってくる方達と時間が重なってきたためゆっくり写真も撮れません。こうすれ違いが多いとつくづく「人気」がある山なんだと改めて思いました。合戦小屋ではしっかり「スイカ」をいただき大満足でした。
また、ツアーの団体が登ってきたり・学校登山の下山と中々思うようなペースがつかめなかったんですが、みなさんマナーもよく気持ちのいい、思いがけない「三大急登」の一日でした。
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