葛城二十八宿 第二十、二十一、二十二、二十三番経塚

2021年07月28日(水) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 20.9km
• 登り: 1,062m
• 下り: 1,273m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:42
• 合計: 8:01

距離 20.9km 登り 1,062m 下り 1,276m

9:14 スタート地点
10:38 10:50 石寺跡
11:20 11:21 伏見峠
11:25 11:47 ちはや園地ピクニック広場
11:51 11:52 ちはや園地展望台
11:55 11:56 大阪府最高地点
12:08 12:10 湧出岳
12:13 12:15 一の鳥居
12:21 12:23 金剛山
12:26 13:09 転法輪寺
13:13 金剛山
13:18 一の鳥居
13:44 高天・橋本院分岐
13:52 13:59 朝原寺道分岐
14:46 14:49 大田和地蔵
16:19 16:24 九品寺
17:13 17:14 近鉄御所駅
17:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

タイムズ御所駅前　24時間￥330
御所市コミュニティバス　￥100

コース状況／危険箇所等

登りの小和道は西佐味からの入山でした。
事前にネットで調べたところ小和からの正規ルートがこの時期無理だと判断したので。
また涼しい時期に再訪します。

それと下りの朝原寺→関谷道は荒れてる為
ルートファイディングと、急こう配の下りザレ場等簡単では無いです。
とくに朝原寺跡で気付かないと名柄へ誘われると思います。
この区間はこまめに地図やGPSで現在地と進む方向の確認をお勧めします。

写真

7/28 9:10

ここからスタートです♪

7/28 9:19

今日の大峯は霞んでます⤵
今年は行かないんだろうなきっと...
この辺り景色が最高のロケーションです！
葛城古道も含めまさにここから日本の稲作が始まったんだろうなぁって

7/28 9:35

下屋敷到着
鳳凰寺からの正規の小和道はこの方向

7/28 9:35

下屋敷にある標識
たしかにここからの進行方向(左方面）も藪化してますし
この時期無理にブッシュに突入するのもアレなので
素直に引き返し上屋敷へ。

7/28 9:38

ランドマーク大辯財天の一本杉

7/28 9:39

ここに行者の方の碑伝が。

7/28 9:43

上屋敷、ここを右折したところから山道です。

7/28 9:48

途中からですがこのゲートから小和道に入ります。

7/28 9:53

枝打ちされた美しい杉林です。

7/28 10:07

高宮廃寺跡に寄り道します。
碑伝が。

7/28 10:08

かつて広大壮麗な寺院がここにあったのであろうと想像出来る空間でした。

7/28 10:08

素晴らしい。

7/28 10:31

高宮廃寺への分岐へ戻り本格的な登りの山道へ入ります。
この区間は途中プチ藪や片側が崖で細い道もあります。
藪を嫌がって軸を左にすると危ないので体中線は右へ！

7/28 10:34

途中で右斜め後方への道を辿ると石寺の宿坊で勤行された行者の方の墓地が。

7/28 10:34

お参りさせていただきます。

7/28 10:40

ほどなく次の藪を抜け道が右カーブになったのを抜けると
石寺跡
第二十番経塚です。

7/28 10:42

縦横3メートル近い巨石です。
これまで見てきた経塚の中でも...美しく神々しい
しばらく思考が停止してしまいました。

ノックアウト！！
です。
祈りを捧げることしか出来ませんでした。

7/28 10:53

全てではありませんが小和道には町石も残ってます。
古の行者道。

7/28 10:58

杉林が嫌いな自分ですがここは美しい。

7/28 10:59

欽明水です。
少し水かさが低すぎたので諦めました。
澄んでて美味しそうです。

7/28 11:16

ジグザグで高度を稼いでいけば
伏見道との合流はすぐそこです。

7/28 11:50

ダイトレは快適♪

7/28 11:56

ちょっと小普賢、日本岳に似てるかも。

7/28 11:56

大好きなブナさん。

7/28 11:59

湧出岳へ

7/28 12:07

植林前はこんな雰囲気だったんでしょうか？

7/28 12:09

第二十一番経塚です。

7/28 12:15

一ノ鳥居です。

7/28 12:18

巨杉ゾーンです
祀られ続けて来た時の流れを感じます。

7/28 12:19

こういった景色を見ると杉嫌いの自分でも素直に美しいと思います。

7/28 12:21

良い。

7/28 12:21

金剛山葛城坐神社です。
葛城の神、一言主を祀ります。

7/28 12:28

そして転法輪寺

7/28 12:28

7/28 12:30

行者堂には碑伝がぎっしり！

7/28 13:08

売店でしっかり休んだ後は
よし、後半へ！

7/28 13:11

夫婦杉

7/28 13:12

もはや第二形態ですね
杉の域超えてます！
神代杉の領域。

7/28 13:17

また来ます、
ありがとうございました。

7/28 13:24

神々しい。

7/28 13:27

登山道整備なのは分かるんですが
ブナさん痛々しい
泣

7/28 13:28

朝原寺の町石です。
次の経塚へ向かうため朝原寺跡から関屋道へ

7/28 13:28

この青み懸った白と寄生した苔
ブナ
もう最高！

7/28 13:51

ルート的に本日のメインディッシュ！
よし。

7/28 13:59

しばらく進むとナニコレ！？
偶然か作為的なのか
神秘的な巨石です。

7/28 13:59

この辺り良い感じの岩がチラホラ。

7/28 14:03

だんだん道が過激に！

7/28 14:10

でもたしかに人は通ってます。

7/28 14:12

行者道、確かに経塚を結んでます
この先の朝原寺幕末すでに荒廃してたそうです。

7/28 14:13

この辺り急坂のザレ場なので
一歩一歩しっかり体重移動して荷重しながら。

7/28 14:14

ほどなく地図上でも確認していた開けた地形に出ると

7/28 14:18

かつて現代でいう金剛山
転法輪寺行場の宿坊のひとつ
朝原寺跡です。

7/28 14:21

そのままだと寺跡の拓けた尾根の南の沢道、まっすぐ名柄へ降りる道に誘われてしまいます。
この辺りで尾根を左折して北側の沢筋へ下る目印を見つけます。
昭文社の地図には「行くな」と書かれてる方向です。

7/28 14:23

基本この付近はかつての道が埋もれた沢筋と化しているので、それに沿ったコースになってます。
遺構もこのように。

7/28 14:27

この手前で行き止まりの看板を見た後は左方向、踏み跡と地図を見て自分の位置を確認しながら慎重に。

7/28 14:30

激下りのザレ場パート��

7/28 14:48

メマトイが鬱陶しい！
って思ってたら唐突に第二十二番経塚に到着です。
今は閉ざされた空間なのですが、人の往来があった頃はまた違ったんだろうなって。

7/28 14:53

ここから着地♪

7/28 14:57

しばらくスリリングな国道歩き。

7/28 14:58

金剛山と

7/28 15:03

大和葛城山。

7/28 15:09

この付近の田は本当に美しいです。
まさに天孫降臨
国譲りの地

7/28 15:14

7/28 15:45

7/28 15:53

7/28 15:53

私の解釈ですが
ナガスネヒコ
葛城の峰で狩猟生活をしていた縄文人
葛城系の神の地

それが弥生人に移って稲作をこの国で

雄略天皇と一言主
役行者の伝説

やはり物語はここから

毎年この場所へ曼珠沙華の撮影に来ては想いは果てず。

7/28 15:54

好きすぎてたまらない。

7/28 16:06

7/28 16:12

大和は国のまほろば

7/28 16:14

7/28 16:15

7/28 16:20

7/28 16:23

7/28 16:23

7/28 16:34

7/28 16:36

7/28 16:39

7/28 16:41

思いふけりながら歩いてると
いきなり
「え”」
というロケーションで第二十三番経塚とも言われる
猿目六地蔵へ
う〜んシュール。

7/28 16:41

南無〜

7/28 16:50

そして櫛羅の第二十三番経塚です。

7/28 16:50

7/28 16:51

無事にお会い出来ました。

7/28 16:54

よし、帰ろう。

撮影機器：

PENTAX K-3 II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 GPS 携帯 ストック カメラ

コメント

ショウタンの山は楽しい

この辺が苦手でして
何べん行っても忘れます
又参考に頑張りたいな

cherio68

こちらこそいつもHP参考にさせて戴いております、そして偉大な先輩の足跡に感謝しております。
参考にしていただけたら光栄です！