大津山(砲台山)・鬣山 - 回天の島、大津島
- GPS
- 05:43
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 5:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
・徳山港から『大津島巡航株式会社』の運行するフェリー&旅客船で。 http://www.ccsnet.ne.jp/~jyunkou/index.html ・徳山港での駐車は、港のすぐ近く(徒歩1分)に『徳機駐車場』あり。 最初の30分\100-以降1時間毎に\100-だそうです。 ・徳山港ポートビル建て替えに伴い、臨時駐車場も開設されていますが、駐車可能台数は少なく、フェリー乗り場まで徒歩5〜6分掛かるため、素直に有料駐車場を利用したほうが良いと思います。 ・回天記念館の最寄り港は『馬島港』です。 ・食事が出来る所は、ほぼ無し(あるにはあるみたいですが、営業日が少ない模様)と考えて、徳山港に着くまでに用意することを勧めます。 ・自販機はフェリー乗り場(刈尾港・馬島港)に確認していますが、その他は不明です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大津山、鬣山へは、地形図などに示された破線ルートやショートカットルートを使わず、実線ルートを通ることを推奨します。 |
写真
感想
山の師匠である、ocelot7さんからお誘いを頂き、島山登山へ。
選んだのは徳山港の入口を塞ぐように浮かぶ『大津島(おおづしま)』です。
特攻兵器『回天』の訓練基地があった島。
今回、多くのことを想い、考えました。
いえ、考えさせられました。
しかし、ここに多くを書くことは出来ません。
彼らが何を想い、帰って来ることのない任務に志願したのか。
彼らにしか分らないことと思いますが、誰かを、何かを守ろうとしたことだけは間違いないと思います。
『回天』搭乗員の安らかな眠りを心から祈ります。
山行に関しては、砲台山の別名を持つ『大津山』は、孟宗竹の侵食や倒竹により、山頂までの道路が通行困難となっています。
もちろん、徒歩での通行は十分可能ですが、足元には注意が必要です。
また、山頂の戦争遺構はその全体像を見ることもままならない、酷い状態であり、
周南市や県、教育委員会といった機関には、早急な保全整備に取り組んで頂きたいと思います。
『鬣山』は『大津山』と比較すれば、断然歩きやすい状態ではありましたが、
魚雷見張所跡や山頂モニュメントからの眺望は成長した樹木であまり良いとは言えない状態でした。
「試験で宇部沖へ向けて魚雷を発射し、その航跡を確認する」といった説明がありましたが、
その宇部沖が良く見えるようになれば、説明文の理解もより進むのではないかと感じます。
全般的に大津島は海が美しく、癒されるポイントの多い島でもありました。
暗く、辛い過去を持つ島ではありますが、当時も同じような美しい海だったのだろうと思うと、
ほんの少しだけ安堵出来る気がします。
最後に、今日ご一緒させて頂いた、ocelot7さんとゆっこさんに感謝します。
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