初めての単独行、槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳〜涸沢岳
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- GPS
- 57:00
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,849m
- 下り
- 2,844m
コースタイム
1日目:新穂高〜槍岳山荘〜槍ヶ岳往復
2日目:槍岳山荘〜大キレット〜穂高岳山荘
3日目:穂高岳山荘〜新穂高
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れ、3日目:雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
はじめての単独行でした。
禁煙を始めたところでした。
いままでは,むしろヘビースモーカーでしたので休憩のたびに煙草をすってたのです。
槍の肩へ着いた時には、以前来たときとは違って天気がよくてとてもうれしかった。
視界をさえぎるものが何もない槍の頂上に登ったときには,思わずうるっとなってしまいました。
2日目は、槍の頂上からご来光を拝みたかったのですが,今日は穂高岳山荘まで行きたかったので,弱脚のため日の出前に出発しました。
最初はなだらかな稜線で軽快に歩いていたのですが,ちょっとした下りでどういうわけか突然右膝に激痛が生じました。
歩くと痛い。特に下りが痛い。痛みに耐え歩いていくと,そのうちに上りでも痛くなってきました。
それからは歩くスピードががくんと落ちて,後ろからくる人にどんどん先に行かれてしまいました。
あまりにも痛みが強いので今回は南岳小屋までとして大キレットはあきらめようと考えていたのですが,小屋についてしばらく休んでいたら,うそのように痛みがなくなり,大キレットを目指してしまったのです。
歩き始めてしばらくしたらまた少しずつ痛みが出てきました。でも何とか耐えられそうなのでがんばって歩きました。スリルのあるクサリ場などでは面白くて痛みを忘れるほどでした。
地図上ではA沢のコルとか飛騨泣き(今回は膝が痛くて泣いた)とかありますが,どこがそれなのかわかりませんでした。
激痛に耐えながら,ようやく北穂高小屋に到着。ここでも南岳小屋と同様に罠にかかってしまい,しばらく休んだら膝の痛みがなくなり,また穂高岳山荘を目指して出発してしまったのです。
北穂山頂をすぎ,涸沢のコルまでの下りは岩稜地帯で今までに経験がなく迫力満点でした。
ここから涸沢岳への登りのほうが,大キレットよりむしろ危なそうで慎重になりました。
涸沢岳ではガスであまり遠望がきかないので,そこそこにして穂高岳山荘へと下りました。
3日目は,朝から天候が悪く,奥穂高に登るのはやめて,白出沢を下りました。
一晩休んだことで,膝の痛みはずいぶん良くなってました。
コメント
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