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Yamareco

記録ID: 341600
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

(福岡) 釈迦岳、御前岳(ルートミスで枯れ沢を強引に突破) (1982)

1982年07月03日(土) [日帰り]
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GPS
08:30
距離
20.8km
登り
1,032m
下り
1,029m

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:30
合計
8:30
9:50
60
スタート地点(宮尾集落 バス停))
10:50
10:50
100
上御側(かみおそば)集落 登山口
12:30
12:30
80
中間部林道出合い
13:50
13:50
20
主稜線
14:10
14:30
50
御前岳 山頂
15:20
15:30
20
釈迦が岳 山頂
15:50
15:50
100
矢部越え
17:30
17:30
50
上御側(かみおそば)集落 登山口
18:20
ゴール地点(宮尾集落 バス停)
※ 本文に記載した通り、中間部林道出合いから道を間違い、道なき部分をよじ登り、主稜線に出た。
※ 帰りは、釈迦が岳から、矢部越えに出て、そこから林道を歩いた
天候 晴れ (熱い一日)
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】福岡ー(JR)−羽犬塚駅ー(バス)−宮尾集落
【帰り】宮尾集落ー(バス)−羽犬塚ー(バス)−久留米ー(西鉄電車)−福岡
コース状況/
危険箇所等
・この1982年当時も、林道が山稜付近まで通じていたため、林道終点から登る人が多いようで、麓から登る人はほとんどいなかった。

感想

【山行No 19】

※ 釈迦岳、御前岳は、福岡県の南端部、熊本県境、大分県境にほど近い場所にある1200m程度の山。
 福岡市内から、車ではなく公共交通機関を使ってゆくにはギリギリにあるが、未踏の山なので、頑張って日帰りで行ってみることにした。

・朝早く、福岡をJRの鈍行で出発、鹿児島本線の羽犬塚駅(八女市)で下車して、ここから(旧)矢部村の奥へと向かうパスに乗る。
・バスは延々2時間かけて、登山口付近の宮の尾集落にようやく到着。アクセスだけで4時間もかかり、すでに時刻は10時に近くなっている。

9:50 宮の尾集落(バス停)
 ・ここから本当の登山口までは、まだまだ林道を長く歩かなければならない。
 ・宮の尾から見ると、目的の釈迦岳、御前岳はずいぶん遠くに見え、今日中に登って、戻って帰れるだろうか、と少し不安になるが、ともかく歩き始める。

11:40 上御側(かみおそば)登山口
 ・谷沿いの最後の集落を越え、さらに林道を進むと、ようやく登山道の標識があり、ここからようやく本当の登山が始まる。
 ・その後、登山道を谷沿いに進む。思ったよりは道は良好だった。ただし、まわりはすべて植林帯で、パッとしない道だ。

12:30 林道出合
 ・急に林道に出会った。山頂直下をトラバースするように作られている林道のようだ。

 ・ここでミスを犯した!
 ・登山道はてっきり、上がってきた谷沿いに続いているものと思い、 林道を越えて谷筋を登って行ったが、上がるにつれて岩がゴロゴロして歩きにくい。標高差で100mほど登ったあたりで、「どうもおかしいな?」、と思って2.5万図を見てみると、正規の登山道は、林道の少し西側から登るようになっていた。
 ・・が、下を見るとガラガラの急なガレ場で下るのも怖いし、地図を見ると、そのまま上がれば、稜線沿いの登山道に出れそうなので、そのまま強行突破で、谷筋を詰めることにした
(※ これは初心者にありがちな判断ミス)。

 ・その後、強引に谷筋を登ってゆくと、ガレ場は終わって、藪状の急斜面になった。灌木を頼りに必死に体を引き上げる。その難場を過ぎると、こんどは熊笹の急斜面となり、草をかき分けつつ、必死に稜線を目指して登る。

13:50 稜線出会い
 ・稜線を越えて北側の斜面に行くと、ようやく正規の稜線沿いの登山道にでて、心底ほっとした。
 ・約1時間半の道間違い。結果として予定の稜線に出ることができたので良かったが、道間違いの危うさを実感した。

14:10-30 御前岳山頂(標高=1209m)
 ・すでに午後も遅くなったが、ようやく目標のピークの一つに到着できた。 
 ・山頂からの眺めはまずまずで、久留米の近郊の耳納連山が近くに見え、遠望は東に由布岳、南に阿蘇山、北に英彦山など、夏場にしてはなかなか遠くまで見えた。

 ・そのあと、稜線伝いに釈迦岳へと向かう。
 ・稜線伝いの道はよく整備されており、歩きやすい。周辺の木々も広葉樹林で、青々とした夏の葉がまぶしい。
 ・釈迦岳の手前に小さい岩場があったが、油断してたのか、頭を岩角にぶつけ、たんこぶができる、というアクシデントもあった。
   ・・・今日はついてないナ。

15:20-30 釈迦岳山頂(標高=1230m)
 ・ここも狭いが、感じの良い山頂だ。展望も御前岳に劣らず良い。
  阿蘇山、九重山あたりも良く見えた。

 ・釈迦岳から少し下ると、林道に出た。(・・おそらく多くの人は、車で林道を使い、林道終点から登るのだろう)  あとは、淡々と林道を下る。退屈な林道歩きは延々と続く。

17:30 上御側集落
 ・あと、林道は6kmほどあるが、バスの時間が近づいてきたので、少し焦ってきて、駆け足で下る。

18:20-30 宮の尾集落
 ・駆け足で急いだ甲斐があり、なんとかバスの出発時刻の10分前に到着。 いや〜長い一日だった。

 ・その後は、再びバスと電車を乗り継いで福岡へ帰る。福岡のアパートに着いたのは、夜も遅くなっていた。

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