ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3425050
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

塩見岳(鳥倉ゲート〜塩見小屋〜西峰・東峰〜三伏峠小屋〜大鹿村中央構造線博物館)

2021年07月31日(土) ~ 2021年08月02日(月)
 - 拍手
avatrade2013 その他2人
GPS
51:30
距離
24.1km
登り
2,098m
下り
2,104m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
2:10
合計
8:30
5:30
30
鳥倉林道ゲート
6:00
6:10
30
鳥倉林道登山口
6:40
6:50
40
豊口山のコル
7:30
7:40
40
ほとけの清水
8:20
8:30
30
塩川・鳥倉ルート分岐点
9:00
10:00
30
三伏峠小屋
10:30
10:40
60
三伏山
11:40
12:00
120
本谷山
14:00
塩見小屋
2日目
山行
4:20
休憩
1:20
合計
5:40
6:00
50
塩見小屋
6:50
7:00
0
塩見岳
7:00
7:10
40
塩見岳東峰
7:50
8:40
60
塩見小屋
9:40
9:30
50
本谷山
10:20
10:30
60
三伏山
11:30
三伏峠小屋
3日目
山行
3:00
休憩
0:00
合計
3:00
6:10
150
三伏峠小屋
8:40
8:30
30
鳥倉林道登山口
9:00
鳥倉林道ゲート
天候 晴ときどき曇り午後は雷雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
23:00竹橋発毎日アルペン号(伊那大島駅で丸茂タクシーに乗り換え)
コース状況/
危険箇所等
丸茂タクシーが到着する鳥倉ゲートに登山ポストがあります。

小屋や自治体の皆さんのおかげで危険個所はありません(豊口登山口から三伏峠小屋までの木製の橋や梯子は見た目よりも安全です)。

温暖化の影響か、午後はほぼ例外なく夕立(雷雨)と小屋の皆さんがおっしゃっていて、実際、樹林帯で肝を冷やす目に遭いました。これが稜線、とくに塩見小屋以降の天狗岩基部や頂上直下で遭遇していたらひとたまりもないと思われます。午後は行動しないくらいの計画を立てないと夏は厳しそうです。
その他周辺情報 大鹿村中央構造線博物館(定年退職されたばかりの河本和郎名誉学芸員は中央構造線の第一人者です)。
松川インターチェンジに近い信州まつかわ温泉「清流苑」
竹橋を出発した毎日アルペン号が最初に到着するのがJR伊那大島駅。ここに丸茂タクシーの大型車が迎えに来てくれています。
竹橋を出発した毎日アルペン号が最初に到着するのがJR伊那大島駅。ここに丸茂タクシーの大型車が迎えに来てくれています。
飯田線豊橋方面
ホームに建てられている看板
ホームに建てられている看板
駅舎のなかの写真たちと、時刻表
駅舎のなかの写真たちと、時刻表
タクシーで一時間ちょっと。リニアモーターカーの工事のためにダンプ車両通行用のトンネルがたくさんできていて、アクセスが改善されているのだそうです。夜明けまえに鳥倉ゲートに到着
タクシーで一時間ちょっと。リニアモーターカーの工事のためにダンプ車両通行用のトンネルがたくさんできていて、アクセスが改善されているのだそうです。夜明けまえに鳥倉ゲートに到着
鳥倉ゲートの駐車場から
鳥倉ゲートの駐車場から
鳥倉林道を時計回りに30分以上歩いて、豊口登山口に向かうのですが、その行く先に見える屏風のような迫力ある絶海眼の崖
鳥倉林道を時計回りに30分以上歩いて、豊口登山口に向かうのですが、その行く先に見える屏風のような迫力ある絶海眼の崖
近くまで歩いてきてフォーカスするとこんな感じ
近くまで歩いてきてフォーカスするとこんな感じ
明後日に予約している大鹿村中央構造線博物館が建ててくれている説明が、豊口登山口にあります。
明後日に予約している大鹿村中央構造線博物館が建ててくれている説明が、豊口登山口にあります。
伊那市営バスはここまで来るようで、そのバス停のなかのホワイトボード。。
伊那市営バスはここまで来るようで、そのバス停のなかのホワイトボード。。
石灰岩をもう一丁
石灰岩をもう一丁
木々のあいだから青空が気持ち良い
木々のあいだから青空が気持ち良い
豊口登山口から三伏峠小屋までの「7合目付近」に水場があり、「ほとけの清水」と書かれてます。秩父帯(中生代ジュラ紀の付加体でこのあたりでは石灰岩が目立つ)と四万十帯(中生代白亜紀の付加体でこのあたりでは砂岩泥岩が目立つ)との地質上の境界である仏像構造線そのものがこの水場だそうです。7/30(金)の大雨の直後で、水量は多かったですが、あくる8/2(日)正午過ぎにもういちど水を汲みにきたときは、水量が3割程度にまで減っていました。
1
豊口登山口から三伏峠小屋までの「7合目付近」に水場があり、「ほとけの清水」と書かれてます。秩父帯(中生代ジュラ紀の付加体でこのあたりでは石灰岩が目立つ)と四万十帯(中生代白亜紀の付加体でこのあたりでは砂岩泥岩が目立つ)との地質上の境界である仏像構造線そのものがこの水場だそうです。7/30(金)の大雨の直後で、水量は多かったですが、あくる8/2(日)正午過ぎにもういちど水を汲みにきたときは、水量が3割程度にまで減っていました。
仏像構造線という断層が水場になっているので「ほとけの清水」なのか???
仏像構造線という断層が水場になっているので「ほとけの清水」なのか???
9合目を越えたあたりで、さらに視界が開けて気持ちがよいです。
9合目を越えたあたりで、さらに視界が開けて気持ちがよいです。
明日宿泊予定ということで、お言葉に甘えて、ラーメンを沸かせてもらいました(1時間も休憩してしまったのだが、これが結果オーライに)
明日宿泊予定ということで、お言葉に甘えて、ラーメンを沸かせてもらいました(1時間も休憩してしまったのだが、これが結果オーライに)
のんびりラーメン食べている間に雲が増えてきました。。
のんびりラーメン食べている間に雲が増えてきました。。
三伏山手前のハイマツ帯
三伏山手前のハイマツ帯
部分的に立ち枯れも目立つ樹林帯
部分的に立ち枯れも目立つ樹林帯
「ここから塩見小屋まで約40分という看板があるゆるやかな窪地で鹿が啼いています。雷来るから早く登りなさいというメッセージのようでした。鹿の啼き声が、貨物気動車桃太郎の警笛そっくり。
「ここから塩見小屋まで約40分という看板があるゆるやかな窪地で鹿が啼いています。雷来るから早く登りなさいというメッセージのようでした。鹿の啼き声が、貨物気動車桃太郎の警笛そっくり。
夕立の中、塩見小屋までの登りです。稜線で、晴れ間が出て、雨も峠を越してくれたようです。
夕立の中、塩見小屋までの登りです。稜線で、晴れ間が出て、雨も峠を越してくれたようです。
塩見小屋の直下の岩場は、チャートだそうですが、この先の天狗岩と異なり、赤色チャートではなかったです。
塩見小屋の直下の岩場は、チャートだそうですが、この先の天狗岩と異なり、赤色チャートではなかったです。
塩見岳と天狗岩と入道雲の残滓。右下は塩見小屋の赤い屋根
塩見岳と天狗岩と入道雲の残滓。右下は塩見小屋の赤い屋根
モルゲンロート(逆光)
モルゲンロート(逆光)
塩見小屋からのご来光
塩見小屋からのご来光
ご来光を拝む塩見小屋宿泊者
ご来光を拝む塩見小屋宿泊者
荷物を軽くして頂上へと向かいます。
荷物を軽くして頂上へと向かいます。
天狗岩の核心部分手前からの絶景
天狗岩の核心部分手前からの絶景
緑色岩(海洋性玄武岩)と赤色チャートのコントラストが美しい天狗岩の基部
2
緑色岩(海洋性玄武岩)と赤色チャートのコントラストが美しい天狗岩の基部
急登の合間の絶景。きのうの夕立が湿度を払ってくれたかのよう
急登の合間の絶景。きのうの夕立が湿度を払ってくれたかのよう
天狗岩を振り返ります。
天狗岩を振り返ります。
荒川岳〜赤石岳方面
荒川岳〜赤石岳方面
塩見岳西峰に到着。富士山までお出迎え。疲労が一挙に吹っ飛びました!
1
塩見岳西峰に到着。富士山までお出迎え。疲労が一挙に吹っ飛びました!
同伴者曰く、西峰と東峰のあいだの短く平らな稜線はウイニングロードのようだと。
同伴者曰く、西峰と東峰のあいだの短く平らな稜線はウイニングロードのようだと。
間ノ岳〜北岳〜仙丈ケ岳方面
間ノ岳〜北岳〜仙丈ケ岳方面
右上が富士山
油断せず岩ザレを下降
油断せず岩ザレを下降
塩見小屋〜本谷山間。下山の時間帯はガスっていないので、左手側に時折、塩見岳と天狗岩を振り返ることができます。
塩見小屋〜本谷山間。下山の時間帯はガスっていないので、左手側に時折、塩見岳と天狗岩を振り返ることができます。
●●カラス
「あそこにほんとうに登ったのだろうか」という感覚
「あそこにほんとうに登ったのだろうか」という感覚
伊那山地も稜線がくっきり
伊那山地も稜線がくっきり
今回の大鹿村の旅のメインイベントである中央構造線博物館に到着です。
今回の大鹿村の旅のメインイベントである中央構造線博物館に到着です。
実はボーリング調査の結果、ここには中央構造線が通っていなかったという愉快なオチ
1
実はボーリング調査の結果、ここには中央構造線が通っていなかったという愉快なオチ
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:535人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら