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Yamareco

記録ID: 342805
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ハイキング
白山

白山(2702m) 砂防新道→御前峰→エコーライン

2013年09月10日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:45
距離
7.4km
登り
1,489m
下り
30m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

砂防新道を登り、エコーラインで下りてくるルート

<室堂まで3時間50分>
05:00 別当出合駐車場出発
05:20 砂防新道(観光新道)登山口
06:30 別当覗(全然覗けない)
07:20 甚之助避難小屋
07:40 エコーライン分岐(下)
08:10 延命水
08:20 黒ボコ岩
08:50-09:25 白山室堂ビジターセンター(大休憩)

<室堂から御前峰まで50分>
10:15-10:45 白山御前峰(ごぜんがみね)

<御前峰から室堂まで45分(※)>
11:30 白山室堂ビジターセンター

※写真の時刻を元に、時間を書き込んでいます。山頂を出発するときに撮影しなかったため、実際は30分程度で室堂まで戻れたと思います。

<室堂から駐車場まで2時間50分>
11:45 エコーライン分岐(上)
12:20 南竜ヶ馬場分岐
12:35 エコーライン分岐(下)
14:20 別当出合駐車場到着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別当出合の一般車両進入禁止ゲート手前にある、道路わきの駐車スペースを利用。(無料。ただし週末は9匱蠢阿了團寮ゥ咼献拭璽札鵐拭爾如▲轡礇肇襯丱垢望茲蟯垢┐詆要あり)
コース状況/
危険箇所等
登りに使った砂防新道はとてもよく整備されており、危険個所はありません。
整備されている方々には頭が下がります。

コース自体の危険個所よりも、ご自身の体力と経験が重要だと思います。
日帰りとなると、1400mの標高差と、片道5時間のロングコース(往復9時間程度)になります。
別当出合駐車スペース付近。
ここを直進し、しばらく舗装路を歩くと別当出合バス乗り場に到着。
右に曲がってずっと下っていくと、駐車場がある。
なお、この駐車場付近にトイレはない。
別当出合バス乗り場まで歩く必要がある。
2013年09月10日 05:15撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 5:15
別当出合駐車スペース付近。
ここを直進し、しばらく舗装路を歩くと別当出合バス乗り場に到着。
右に曲がってずっと下っていくと、駐車場がある。
なお、この駐車場付近にトイレはない。
別当出合バス乗り場まで歩く必要がある。
鳥居をくぐり、吊り橋を渡るコースが砂防新道。
写真には写っていないが、手前の主塔上部にスズメバチの巣がある(主塔に警告有)。
2013年09月10日 05:24撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 5:24
鳥居をくぐり、吊り橋を渡るコースが砂防新道。
写真には写っていないが、手前の主塔上部にスズメバチの巣がある(主塔に警告有)。
最初の難関。
登り専用ルートのためすれ違いの心配はないが、最初のコレでかなり体力を消耗する。

なお、下り専用ルートは、それはそれで細くて路肩が弱く、歩きにくい道であった。
2013年09月10日 05:37撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 5:37
最初の難関。
登り専用ルートのためすれ違いの心配はないが、最初のコレでかなり体力を消耗する。

なお、下り専用ルートは、それはそれで細くて路肩が弱く、歩きにくい道であった。
甚之助谷の土砂崩れ防止工事。
私はこれを見て、スーパーマリオブラザーズを思い出した。
2013年09月10日 06:07撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 6:07
甚之助谷の土砂崩れ防止工事。
私はこれを見て、スーパーマリオブラザーズを思い出した。
砂防新道には、このような木道が何か所か設けられている。
大変歩きやすく、安全な道である。
ストックを突き立てないように注意したい。
2013年09月10日 06:51撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 6:51
砂防新道には、このような木道が何か所か設けられている。
大変歩きやすく、安全な道である。
ストックを突き立てないように注意したい。
さわやかな秋の空。
・・・とは裏腹に、かなり疲労が溜まってきている。
コースは歩きやすいのだが、何にせよ、距離が長い。
2013年09月10日 08:09撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 8:09
さわやかな秋の空。
・・・とは裏腹に、かなり疲労が溜まってきている。
コースは歩きやすいのだが、何にせよ、距離が長い。
黒ボコ岩の下に到着。
あれが転がってきたら、とっさに交わせるかな?
2013年09月10日 08:22撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 8:22
黒ボコ岩の下に到着。
あれが転がってきたら、とっさに交わせるかな?
黒ボコ岩を過ぎると、背の低い植物が見渡せる木道エリアに。
2013年09月10日 08:24撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 8:24
黒ボコ岩を過ぎると、背の低い植物が見渡せる木道エリアに。
室堂ビジターセンターに到着。
宿泊は予約専用。
環境保護のため、宿泊者数を制限するための措置だとか。
トイレはチップ制かと思いきや、無料だった。
2013年09月10日 08:53撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 8:53
室堂ビジターセンターに到着。
宿泊は予約専用。
環境保護のため、宿泊者数を制限するための措置だとか。
トイレはチップ制かと思いきや、無料だった。
全国各地に点在する、白山の総本山(総本山と称するのかどうか知らないが・・・)。
なんと、夏季のみ営業。
後ろに見えるのは、御前峰(2702m)。

室堂でしっかり休憩したが、御前峰への登山は、室堂の地図にあるコースタイムをオーバーしてしまった。
やっぱり、キツイ。シンドイ。
2013年09月10日 09:25撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:25
全国各地に点在する、白山の総本山(総本山と称するのかどうか知らないが・・・)。
なんと、夏季のみ営業。
後ろに見えるのは、御前峰(2702m)。

室堂でしっかり休憩したが、御前峰への登山は、室堂の地図にあるコースタイムをオーバーしてしまった。
やっぱり、キツイ。シンドイ。
御前峰到着。
出発からおよそ5時間。
歩行時間が長くなることを考えて、コッヘルなどのほとんど使わないものを置いてきて正解だった。

下りに利用したエコーラインの写真も掲載したいが、ネット回線が不安定のため、後日掲載する(かも)。
2013年09月10日 10:14撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/10 10:14
御前峰到着。
出発からおよそ5時間。
歩行時間が長くなることを考えて、コッヘルなどのほとんど使わないものを置いてきて正解だった。

下りに利用したエコーラインの写真も掲載したいが、ネット回線が不安定のため、後日掲載する(かも)。
御前峰から見た剣ヶ峰。
ボロボロと崩れるためか、現在この山頂へ通じる正式ルートはない模様。
2013年09月21日 20:54撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 20:54
御前峰から見た剣ヶ峰。
ボロボロと崩れるためか、現在この山頂へ通じる正式ルートはない模様。
御前峰山頂を通らずに、これらの池を巡るコースも整備さている。
御前峰山頂からも回ることは可能だが、日帰りではツライ。
2013年09月21日 20:54撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 20:54
御前峰山頂を通らずに、これらの池を巡るコースも整備さている。
御前峰山頂からも回ることは可能だが、日帰りではツライ。
室堂が見える。
室堂周辺が平地であることがはっきり確認できる。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
室堂が見える。
室堂周辺が平地であることがはっきり確認できる。
御前峰山頂は、このようなゴツゴツした岩の集まり。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
御前峰山頂は、このようなゴツゴツした岩の集まり。
遠方は雲が多いが、白山周辺は良い天気!
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
遠方は雲が多いが、白山周辺は良い天気!
来た道を引き返す。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
来た道を引き返す。
室堂と御前峰。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
室堂と御前峰。
エコーラインへ続く道を選んだ。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
エコーラインへ続く道を選んだ。
湿原は緑に覆われ、今はほとんど花が見られない。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
湿原は緑に覆われ、今はほとんど花が見られない。
赤い実がなっていた。
これがナナカマド?
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
赤い実がなっていた。
これがナナカマド?
さわやかな高原を行く。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
さわやかな高原を行く。
エコーラインは、なかなか眺望が良い。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
エコーラインは、なかなか眺望が良い。
南竜山荘(と思われる)が眼下に見える。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
南竜山荘(と思われる)が眼下に見える。
爽やかなコントラスト。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
爽やかなコントラスト。
砂防新道から、最初に渡った吊り橋を見下ろす。
ここで気が抜けそうになるが、吊り橋まではまだ遠い。
ホッとしたところで、怪我のしやすいポイントだと思われる。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
砂防新道から、最初に渡った吊り橋を見下ろす。
ここで気が抜けそうになるが、吊り橋まではまだ遠い。
ホッとしたところで、怪我のしやすいポイントだと思われる。
登りと下りの分岐点。
下り専用ルートは細くて足場が悪く、それまでの砂防新道と比べると驚くかもしれない。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
登りと下りの分岐点。
下り専用ルートは細くて足場が悪く、それまでの砂防新道と比べると驚くかもしれない。
この警告は吊り橋の両岸に掲げられていたが、早朝は薄暗くて気づくことができなかった。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
この警告は吊り橋の両岸に掲げられていたが、早朝は薄暗くて気づくことができなかった。
件のスズメバチの巣。
半壊しているように見えるが、まだ立ち退きしてない?
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
件のスズメバチの巣。
半壊しているように見えるが、まだ立ち退きしてない?
駐車スペースまで戻ってきた。
山の方は雲に覆われてしまった。
良いタイミングで白山を堪能できたと思う。
もし次に登るときは、下りは観光新道を使ってみたい。
あちらも景色が良いらしいから。
2013年09月21日 21:01撮影 by  FE46,X41,X42 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 21:01
駐車スペースまで戻ってきた。
山の方は雲に覆われてしまった。
良いタイミングで白山を堪能できたと思う。
もし次に登るときは、下りは観光新道を使ってみたい。
あちらも景色が良いらしいから。
撮影機器:

感想

<市ノ瀬ビジターセンター>
前回の山行で睡眠不足のために撤退した経験を元に、前日の19時に市ノ瀬ビジターセンター到着。
すぐに寝た。

市ノ瀬ビジターセンターでの車中泊を選択した理由だが、ここにはトイレがあり、別当出合で車中泊するよりも効率が良いため。
トイレは蛍光灯が付いているものの、トイレまで歩くためにライトはあった方が良い。携帯では心もとない。

7時間ほどしっかり寝て、持参した弁当を食べてから別当出合の駐車スペースへ車を移動した。



<登山>
5時頃に駐車場を出て、砂防新道を経て室堂、御前峰を目指す。

この日はしっかり寝たせいかテンションが高く、何人もの登山中の方と話し込んでしまった。
道中、抜きつ抜かれつで何度も顔を合わせることになり、新しい登山の楽しみを見つけてしまったかもしれない。

他でも書いたが、砂防新道は非常によく整備された登山道で、危険個所は無いと言っても良い。
むしろ、危険は自分のカラダの中にあるかも。
体力を温存するための疲れない歩き方は、勉強しておいた方が良い。
若ければ、パワーで押し切ることも可能のようだった。

<下山>
ストック推奨。
長距離を下っていくため、膝への負担が大きかった。
常時右ひざはスポーツ用サポーターを付けているが、今日は左ひざにも欲しいと思った。
また、登山口が近づいてくると気が緩みがちなので、気を付けたい。
特に砂防新道を下る場合、最初に渡った吊り橋が見えてしまうので気が抜けやすいように感じた。
ちなみに私は気が抜けたせいで、横木に頭をぶつけた。

なお、エコーラインは南竜ヶ馬場を見渡せてなかなか気持ちが良かった。
別山は雲に隠れて見えなくなっていたが、別山も見えたら爽快だったと思う。
ただ、砂防新道を直接下りてくるより回り道になる上、登り返すところがあるので、体力に余裕を持って赴きたい。


何故か、今回はこんなに固い語り口調になりましたが、楽しい山行でした!


日帰りされる場合は、くれぐれも、体力と時間に余裕を持って!

それから、剣岳にやたら連れて行きたがる上司には気を付けてw

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