記録ID: 34382
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
西黒尾根→谷川岳→一の倉岳→芝倉沢
1997年04月17日(木) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,487m
コースタイム
駐車場(5:45)→谷川岳(トマの耳)(10:15〜30)→一ノ倉岳(12:00〜40)→芝倉沢夏道分岐(13:30〜14:00)→湯桧曽川本流(14:40)→駐車場(16:10)
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜東京を発ち、西黒尾根末端のロープウエイ駐車場で夜を明かす。明け方 4時、車を叩く音に起こされる。駐車料金600円を取りに来たオヤジだ。そこまでやるかと思ったが、怒ると再び眠れなくなるので深く考えずにまた眠る。 5時、目を覚まして解った。駐車場は天神平スキー場に春スキーにきたスノーボ ーダーの車でいっぱいになっていた。 西黒尾根を登る。今年は雪が少ない。昨年5月15日に来たときと同じくらいだ。それでも10分も登ると、運動靴をプラ靴にはきかえた。天気は曇りの上にガス。視界1キロ、密度の薄い雲に連峰全体が覆われている感じだ。昨年は視界不良で芝倉沢への滑降を諦めたので、今年もダメかとやや不安。しかし空の高いところは晴れているらしく、時折青空がかいまみえる。 肩の小屋についたあたりで視界がぐんぐん効き始め、山頂では視界が無限大になった。谷川はいつもこうだ。天気が悪いようでも、ガスは山肌だけに張り付いている事が多い。谷川岳から一ノ倉までは一ノ倉沢の絶壁を右に見ながら歩く。いつものことながらこの高度感にはびびる。のぞき込めば太股のあたりがぷるぷる震える。5mほどの巨大雪庇が張り出している。アレが1000m落ちるところを見てみたいなあ。 さて、一の倉岳につく頃、後ろから単独の50歳くらいの年配スキーヤーがやってきた。茂倉谷へ滑るという。彼は谷川連峰の沢をあちこち滑り楽しんでいる人のようだった。ルームのOBを何人か知っていると言っていた。 芝倉沢の滑降始めはやや急。少々尻込みするが、やがて慣れてしまうとターンが決まって痛快だ。積雪の多い谷川連峰は標高こそ低いけれど、沢を滑って見上げる源頭の眺めはまるで剣か穂高のカールのようだ。標高1200mから下のS字状からはデブリのでこぼこが邪魔だ。しかし本流の沢底までほとんど雪は途絶えず、沢沿いにマチガ沢出会いまでスキーで滑れた。但し途中2度靴を脱がなくて済む程度の渡渉をした。 |
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