赤城山[黒檜山〜駒ヶ岳]
- GPS
- 04:37
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 550m
- 下り
- 562m
コースタイム
6:22 赤城神社
6:32 黒檜山登山口(くろびやま)〈1,360m〉
8:20 黒檜山山頂〈1,827.6m〉
8:25 ビューポイント 朝食休憩
8:44 黒檜山山頂
8:50 黒檜大神石碑
9:42 駒ヶ岳山頂〈1,685m〉朝食0.5H
10:30 駒ヶ岳登山口
10:37 赤城公園ビジターセンター
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口には無料駐車場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 前日に雨が降ったのか岩場は滑りやすかったですが、気を付けて歩けば問題あり ません。 下山後は道の駅ふじみに併設されている富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館に立 ち寄りました。(500円/人) なんでも行ってみたい温泉のある道の駅ランキング1位になったそうです。 ・HP:http://www.michi-fujimi.com/ |
写真
感想
いつもタイトな日帰り登山を繰り返しているため、今回はユル山登山で景色を楽し
みながら登山しようと考えていたところ、kentaiくんが1年振りに登山復帰との朗報
があったことから、赤城山登山に決定。
前日の天気予報では曇り時々晴れ、山頂での眺望は望めそうにないが、天候はもっ
てくれそう。
kentaiくんの車のボロナビのおかげで、県道16号の山道を通ってきたため、予定よ
30分くらい遅れて大沼に到着。
当初予定では黒檜山登山口駐車場に停めて登る予定としていたが、下山してきたと
きに駐車場に近い方がいいと考え、急遽、赤城山公園ビジターセンターに駐車して
黒檜山登山口まで歩くことにした。
準備を整え6時ジャストに出発、途中、赤城神社に寄って安全祈願したので、黒檜山
登山口まで30分もかかってしまった。
黒檜山登山口駐車場に停まっていた車は1台、先に登っている人は1組しかいない
ようである。
黒檜山登山道は最初から急坂が続く。
岩場もあり、前日は雨が降ったのか、とても滑りやすい状態にあった。
しかし、ゆっくり登れば特に問題はなく、時間が経つにつれてガスがとれ、気温が
上がってきていたが、森林のなかは涼しく歩くのには快適であった。
そんななか、登り初めてから間もなく、kentaiくんの足取りが遅れ始めた。
最近、一人で低山に登っていると言っていたことから、少しは体力が回復している
と期待していたが、早くもその期待は裏切られ、去年より体力(脚力)が衰えてい
るのは明らかであった。
少し登っては止まり、また、少し登っては止まりと、その姿はまるで 残量僅かの
電池でかろうじて動いているブリキのゴリラ人形のようである。
最初のうちは、自分も今日はユル山登山でゆっくり山を楽しみながら登ると心に決
めてきたので、少々ペースが遅くたっていいじゃないか、と自分に言い聞かせて寛
大な気持ちで登っていたが、それも長続きはしなかった。
登り初めて1時間が少し過ぎたころ、後ろから来た若いカップルに抜かれたところ
までは、ここまで誰にも抜かされなかったことのほうが奇跡だと、仕方ないという
気持ちでいたが、さすがにその後に続いて後ろから来たお年寄り夫婦(どう若くみ
ても60代以上の方)に抜かれたときは、さすがに腹が立ってきた。
「お前は24歳じゃろが、根性ないんかい。止まるな〜!ちょっといいからとにかく
足を前に出せ〜!」
罵声が静かな森に響きわたる。
他の登山者に聞かれていたら、さぞ驚かれていたことだろう。
しかし、kentaiくんはもともとM男くんなので、罵声を逆に喜びに感じてしまい、
全く動じることなくマイペースで登ってくる。
登山口から約1時間50分で無事山頂に到着。
単独行なら1時間20分で登る予定であったことから、それからすると約30分もオーバ
ータイムであった。
山頂で写真を撮ってもらったあと、休まずビューポイントに向かったが、残念なが
ら景色は雲海の下で何も見えない状態であった。
ビューポイントで遅い朝食をとる。
自分はコンビニで購入したオニギリ2個であるが、kentaiくんはコンビニで購入し
たバナナ1房である。
さすがに一気に1房全部をたいあげるほどの怪物では食べなかったが、バナナを食
べる様子はウガンダとルワンダの国境に生息するマウンテンゴリラそのものであ
る。
駒ヶ岳方面に向かう登山道の最初は深い笹の道である。
まるでしばらく放置されていた道のように笹が生い茂っている。
やがて階段になり歩きやすくなり、これから登る駒ヶ岳も見えてくる。
駒ヶ岳に向かう途中で黒檜山に向かう登山者には10組以上とすれ違った。
やはり半時計回りに回ったほうが登りが楽なので多いのだろう。
黒檜山頂からほぼ1時間で駒ヶ岳山頂の到着。
駒ヶ岳山頂は特に石碑等が立っているわけでもなく、展望広場があるわけでもな
いので、気が付かずとおり過ぎてしまう登山者もいるかもしれない。
ここで小休止をとっていると雲がすぐそこまで迫ってきているのが見えので、下山
を急ぐこととした。
駒ヶ岳登山道は黒檜登山道より登坂がゆるやかで、鉄の階段が設置されているとこ
ろもあり、比較的歩きやすかったため、駒ヶ岳山頂から45分で下山できた。
赤城公園ビジターセンターに戻ってくると、駐車場は満車であった。
このなかの何台かは登山者の車ですが、ほとんどが覚満淵(かくまんぶち)に行く人
が停めているようであった。
覚満淵は「小尾瀬」とも呼ばれていて、木道が整備されていて、周囲800m、1周約30
分でお気軽に自然観察できるので人気のスポットとのこと。
自分は周ってみたかったがゴリラ、失礼、kentaiくんが体力の限界のようであった
ため今回は見合わせた。
帰り支度を済ませ赤城公園ビジターセンターを後にするころには駒ヶ岳はすっかり
雲の中に覆われてしまった。
今日は天候にも恵まれてよい登山だった。
お疲れ様でした。
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