観音平⇒編笠山⇒権現岳⇒天女山
- GPS
- 25:35
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,121m
- 下り
- 1,814m
コースタイム
00:45 小淵沢駅到着(中央本線・小淵沢行き終電)
01:30 道の駅・こぶちざわ
03:15 富士見平・<休憩>
05:30 観音平登山口・<登山開始>
08:15 編笠山頂上
09:05 青年小屋
09:15 水場(乙女の水)
10:30 ギボシ頂上下
10:55 権現岳小屋
11:05 権現岳頂上
12:30 三ツ頭頂上
14:45 天女山駐車場
15:20 県道・天女山入口交差点・<登山終了>
16:10 パノラマの湯
17:00 甲斐大泉駅⇒小淵沢駅
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR小海線・甲斐大泉→JR小淵沢 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<小淵沢駅から観音平まで> 高尾始発小淵沢行き終電は、一般乗客に紛れて南アルプス登山者が1割程度乗り合わせており、甲府駅で全員下車する。残った乗客は一つ前の長坂駅で殆どが下車し、小淵沢で降りた人は数名ほど、この駅はこの時間帯は無人駅のため、改札で自分で精算する方式だ。 駅を出たら先ずは道の駅「こぶちざわ」を目指す。 その場合、駅を出たらを右手に進み線路と高速道を潜り、そして小海線を渡り、ほぼ一直線に進むと道の駅手前の車道に突き当たる。これが一番近道だと思う。30分ほどで着く。 駅からここまではすでに勾配があるので登り歩く。町は寝静まっており明かりは殆ど無いので街灯のある道だけを歩くようにすることである。また無駄に歩かないようにするためには、ある程度は地図を頭に入れておく必要がある。 道の駅まで来ればあとは簡単で八ヶ岳高原道路をひたすら直進し、三叉路交差点の登山歴史館の前に出る。これを清里方面に右に折れる。ここからは街灯が無くなるのでヘッドライトだけに頼ることになる。 観音平駐車場では野宿は難しいので、少し手前の富士見平のベンチで朝まで休憩する。 <天女山駐車場から駅まで> 天女駐車場から下の県道まで出るには、標識があるので下山用の山道へ進む。但しここで「美し森」と「県道」への道標が示されているが分かり難い、天女山入口交差点の傍にでるには「美し森」へ進めば良い。「県道」は駐車場すぐ下の県道に出てしまうので、交差点まで車道をかなり歩くことになる。実は私は間違えました。次に天女山入口から温泉までは県道28をまっすぐに1時間くらい南下すれば甲斐大泉駅に着くので、駅前の道を200Mぐらい進めばパノラマの湯(\700)に着く。電車は1時間に1本だが温泉内にも時刻表があるので10分前に出れば問題無い(小淵沢まで\230) |
写真
感想
このコースはヤマレコの先人らの記録から参考にしました。
私は、最初、朝まで道の駅で野宿しようと考えていましたが、昨今、道の駅は駐車泊する人らで混雑していて、ここだけはこの時間でも賑わっており、ベンチでゆっくり休む気がしなかったので、とりあえず観音平へ向かいました。県道11号の観音平ゲートの少し手前からは街灯がなくなります。暗闇の道をヘッドライトを付け進むと、先ず現れたのが野猿でした。私の横位置の林の中から、物凄い奇声を浴びせられ一瞬ビビりました。威嚇しているのでしょうが、私の歩行に合わせて付いて来て襲われるのかと思いました。観音平まで近道の山道が幾つかあるわけですが、こんな状態では夜の森へ入ることはできないので車道を歩き、30分ぐらいで富士見平に着きます。この日の夜は、たまたま天候が良かったというか過ごしやすく休めました。そして月明かり無かった為、何と言っても星の鮮やかさは圧巻でした。まるで天然のプラネタリウムです。AM3:30頃の夏の深夜の空には、冬の星座のオリオンが真正面に居座っており、星を見ていたらあっと云う間に朝になった感じでした。その他では、4時頃から鹿の遠吠えが山奥でやかましくしていたかと思っていたら、5時頃、私の居る富士見平の道を挟んだ横の林まで降りてきていて暫く私に向かって吠えているようでした。これも威嚇なのでしょうか。夜の森の獣の息吹を実感した一日でした。
その後、5時頃に1名登山者が車道を登って来ました。私が先客で居たので挨拶して直ぐに観音平へ向かって行きました。
この日の山行の感想としては、編笠山からの眺めが一番感銘しました。ギボシや権現岳はこの山よりはるかに高いわけですが、位置的に編笠山山頂からの眺めはパノラマ感が良くて気に入りました。
そして下山、パノラマの湯に行く予定にいしていたので、天女山を目指して下山しました。初めて歩く下山道は長く感じるものです。権現岳から約3時間30分もかかりました、私以外の方は、皆さん小走りで下山しているようなので2時間くらいで降りていると思います。
さらに、県道から温泉までは直線道を約1時間歩きます。天女山入口の県道に出るとすぐ近くに柳生博ファミリーの「八ヶ岳倶楽部」があり、土日はいつも満員。昨年来た時よりも建物が増設されたような感じ?で、駐車場で交通整理の係り員がいるほど繁盛しているようです。ザックを背負っていたので今日は立ち寄らずに目的地へ。車道歩きの1時間は結構あります。温泉に入れると云う思いで最後の余力で歩きました。
このパノラマの湯は南アルプスと富士山がパノラマで見れる露天風呂が有名な公共温泉です。駅までは徒歩5分くらい、食事メニューも割と豊富で、宿泊もできるようです。
1時に到着してから17時まで、休憩を除けば約13時間、良く歩いた感じです。因みに車道はスニカーに履き替えてましたが、天気が良くて幸いでした。
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