巻機山 井戸尾根コース往復
- GPS
- 09:10
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は滑りやすい箇所はあるものの危険箇所はありません。登山ポストは桜坂駐車場のトイレのところと登山口にあります。温泉は湯沢まで行きました。「街道の湯(大人500円)」。 |
写真
感想
せっかくの3連休ですが、台風が関東に上陸するらしいので、今回は14日の日帰り山行に決定。
行く山は上越県境の巻機山です。高層湿原に点在する池塘、お花畑が有名で、中でも紅葉の季節は特におススメと言われる百名山です。ただ今回、花はやや元気を失いつつあり、紅葉にはまだ早いという時期でしたが・・・。
もちろんそういう時期であることはガイドブックに書いてあるので知っていました。ですが、1ヶ月以上も登山から遠ざかっていた私たちには、山に登る、それも百名山に登るというだけで十分ワクワクするものです。でもあまりハシャいでしまうとバテるのでゆっくり自分のペースで登るのが大人です。
ということで桜坂駐車場をスタートです。舗装路をちょっと歩くとすぐに登山口です。樹林帯をゆっくりと登って行きます。4合目、5合目ときちんと表示されているので、ペースがつかみやすいです。6合目では展望も楽しみ、ホント順調に高度を重ねて行きました。
ところが・・・。ちょうど6合目と7合目の半分くらいのあたりで、足を滑らせたわけでもないのに、突然バランスを崩して後方に倒れてしまったのです。リュックを背負っていますから、大したダメージもなく、ちょっとお尻が痛いのと、左手に裂傷を負ったくらいでした。ただこのあたりから調子が悪くなり、7合目で休憩した後から8合目、ニセ巻機山までの登りがつらくてつらくてどうしようもありませんでした。
確かに多少急登ではありますが、ビックリするほどの急登ではありません。それでも避難小屋で小休憩していよいよ巻機山に向かいます。ガスが出て来ましたが、雨の心配は無さそうです。やっとの思いで山頂標柱のあるところにたどり着きます。ここは小学生の団体でいっぱいです。そこから10分位で最高点に到着です。ここには石で積まれたケルンがあるだけです。しかもガスに覆われ展望は効きません。でも正直ほっとしました。山頂標柱のあるベンチまで戻るとすぐに眠りに落ちてしまったくらいです。
もっともツレはこんな所(その時は風が強く、ちょっと寒かったです)で寝られたらたまったもんじゃないと思ったらしく、叩き起こされ避難小屋まで戻って昼食をとることになりました。
ここの避難小屋は外観は普通ですが、中が超キレイ。トイレもバイオトイレになっていて、自転車を漕ぐことで排泄物を攪拌するという方法を取っています。私はこういうシステムを初めて体験してスゴク良いことだと思いました。他でもやって頂けたらと思います。ただトイレットペーパーを入れてはイケナイと書いてあるのに、入れている方がいるのは少し残念ですが・・・。
小屋の中も快適だったので食事のあと、コーヒーまで飲んでのんびり過ごしました。おかげで元気も回復しました。
元気が回復してくると周りも見えて来ます。色付き始めのナナカマドやシャクナゲ、道に落ちているどんぐりの実、雲に覆われつつも垣間見える上越の山々。7合目から樹林帯に入って行くと、行きにバランスを失った所を通過。なぜここで?というような所です。やはり油断禁物ということでしょう。
下がるに連れて暑さが身体にこたえる頃になってようやく登山口に到着です。いやあ無事に帰ってこれて良かった(大げさですが・・・)。
今、考えても急に体調が悪くなった理由は思い当たらないのですが、「それが登山」と教えてもらったような気もします。ただツレに言わせると「日頃の不摂生」だそうですが・・・。
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