剱岳(馬場島から日帰りピストン)

2021年08月21日(土) [日帰り]

• GPS: 14:22
• 距離: 25.0km
• 登り: 2,828m
• 下り: 2,825m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:31
• 休憩: 3:46
• 合計: 14:17

距離 25.0km 登り 2,828m 下り 2,830m

4:41 馬場島
5:08 松尾平
5:51 5:57 早月尾根標高1600m標識
6:28 6:33 1920.9m三角点
7:07 7:14 早月小屋
7:53 8:02 標高2600m標識
8:29 8:38 標高2800m標識
8:54 9:08 カニのハサミ
9:09 9:45 剱岳
9:49 10:09 カニのハサミ
10:45 11:04 標高2800m標識
12:04 12:33 標高2600m標識
13:46 14:20 早月小屋
15:13 15:21 1920.9m三角点
16:10 16:39 早月尾根標高1600m標識
18:02 松尾平
18:53 18:54 馬場島
18:58 ゴール地点

天候

小雨(7時前くらいに1〜2mmの雨)
10時頃は晴れ間あり。
その後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘は満車。少し降りた駐車場を利用。そちらは朝4:30で2〜3割程度の埋まり具合。

コース状況／危険箇所等

カニのハサミなど鎖場は滑らないように細心の注意。

その他周辺情報

アルプスの湯　大人500円(20:30最終受付、21:00閉館)

写真

前日16時、我が家の奥能登から立山・剱岳方面。海の向こう雲の後ろに少しシルエットがわかる程度。
ちなみに、奥能登内浦側から綺麗に立山が見えるほど翌日は雨の可能性大というのは子供も知る(たぶん漁師の)知識。
予報だと明日は能登も富山も雨は降らないはず…

5:00 標高1000m地点。もうライトは必要なさそうな明るさ。

7:00 早月小屋に到着。所要2時間半。去年から成長していない…？！もう10分は早く着きたかった。

9:15 山頂到着。4時間半で登れたからまずまず。
今日のお供のお酒は山形の惣邑の雪女神と高知の司牡丹のamaoto。
どちらもアニメ好きならチェックしたいお酒！
名前に[雪]や[雨]が入ってるから登山的には縁起良くないかな？原料米が日本晴とかヒノヒカリのお酒なら縁起いいかも！？

雪女神。ラベルデザインはあの渡辺明夫氏。そしてこのおしゃれなカートン！ちょっと値段は高いけどこの二つの要素で十分満足！

声優小野大輔氏が出身の高知の酒蔵[司牡丹]とコラボをしてもろみに語りかけて醸造する、という企画。
小野Dファンは若い女性が多い中、味は女性向けの軽やかで華やかなものではなく、正統派なミディアムボディ。凛々しい男性役の小野D氏のような印象の味。

司牡丹amaotoの方を飲みます。

辺りはガスで真っ白、それでもお酒は美味しい！

この時、頂上はまだ7〜8人だけど、この数分後から前剱方面からたくさん登山者が押し寄せ20人近くが山頂エリアにひしめき合う。

山頂のお空はたまに青く。

10:00 山頂で早月方面はどちらか聞いてきた白人さんが剣山荘方面に行きそうだったので、早月方面に案内がてら一緒に歩くとなかなかゆっくりペース。このペースで早月尾根なら下山はきっと真夜中。
下山後の見通しも怪しかったので、同伴下山をしてみました。

10:20 天気がいい時間。日本海も綺麗に見える。

10:40 山頂方面、ガスが上ってきたり。

17:25 共に頑張って降りてきたカナダ出身のW氏。カメラを向けるとポーズを決めてくれる！そのくらいの余裕があるなら、頼もしい！あと少し頑張るんだー！

18:45 ギリギリ、ライトを使わなくていい時間に降りて来れた、お疲れ様！W氏！

感想

野良歩荷

6/13に雪の多さで危険を感じて2600m付近で早月尾根を撤退(早月小屋少し上で80m滑落を経験)し、雪が無くなるまで剱岳はやめておこう、と敬遠してるうちに代替として槍ヶ岳に無濾過生原酒を持って登る登山が「週課」になりました。
今週も槍ヶ岳に行きたかったけど、いい写真が撮れる天気ではなさそう、しかし雨は降らなそうということで久しぶりの剱岳挑戦へ。

装備は軽めなこともあって順調に山頂に到着し、9:30には下山を開始。遅くとも14時には下山出来そうな見込みでしたが、少し足取りの怪しいカナダ人男性をサポートすることにしました。(不要なら教えて、と意思は確認)
話を聞くと、昨夜は雨や寒さで一睡も出来ず17:30時点で36時間は無睡眠状態、荷物は約10kg、とのこと。リュックを交換しながらスピードアップを計り、早月尾根の初挑戦をエスコート。(早月小屋でのテント泊はしないかも意思を確認)
日没前ギリギリ、ライト無しで馬場島荘に到着出来ました。

早く下山していろいろ買い物しようかなー、と思ってたけど、こんな経験はそうそうできるものじゃないだろうし、遭難リスクを減らせたなら良かったかな。
車で送ったりしてたら帰宅は日付を越えたけれど、充実した1日を過ごせました。

日曜は、お仕事。ゆっくり寝て頑張るぜ…！！

【登山道ゴミ拾い備忘録】
・山頂で時間に余裕があったのでゆっくり見回ると岩の隙間が結構ゴミだらけ。10分ほどすると人も増えてきて下向きウロウロおじさんは邪魔になるので終えましたが、まだ結構山頂ゴミは残ってそう。今度、人が少な目のときにゆっくり出来そうなら改めて見回ろう。「タテバイヨコバイを死ぬ気で登って頑張ってるんだから、少しゴミくらい捨ててもええやろ」みたいな心境で捨ててるのかなとか妄想すると微笑ましく思えてきます。
・飛騨沢同様、吸殻はほぼ無し。ハード目登山だからか喫煙者も少数派で携帯灰皿持参で来られてる印象。
・登山道2500m付近の穴の奥に捨てられたペットボトルはトングは届いたけど不器用おじさんには2〜3分じゃ掴めなさそうだったので諦めました…穴の奥とか崖の下とかは厳しいっす…。ゴミ拾いのプロにお譲りするっす。