雨の金時山 (金時登山口〜金時山〜金時神社)
- GPS
- 04:41
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 625m
- 下り
- 575m
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程に渡って良く整備されていて迷う箇所はなし トイレは山頂に有り(¥100) 水場は無いため、事前に準備が必要。金時登山口から登る場合は、すぐ手前にコンビニ有り |
写真
感想
前回の谷川岳から余り日が経っていないが、翌週に控えた健康診断に備えてもう一絞りしようと再び山に行く事を計画。近場の金時山、鍋割山等を候補とするが、当日の天気が優れない予報のため、当初は少しでも天気の良い予報が出ていた西丹沢の不老山に行く事を計画した。
しかし、当日、同行者との合流に手間取り、駿河小山発明神峠行のバスに間に合わない事が判明し、急遽行き先を金時山に変更。事前にある程度の下調べはしていたが、初めての行き当たりばったりな登山をする事となった。
箱根湯本で金時山ハイキングパスを購入し、とりあえず来たバスで仙石まで行く。が、事前にバスの時間を調べていなかったため、乗り継ぎの金時神社までのバスまでだいぶある事が判明。既に雨が降っていたため、復帰後初めてレインウェアとザックカバーを装備し、とりあえず金時登山口まで歩いて行く事にした。
10分ほどで金時登山口バス停に着き、登山を開始。しばらく別荘街?を歩くと登山道に着く。雨も強くは降らず、道も余りぬかるんでいないためそれほど苦労せずに矢倉沢峠までの森の中の登山道を進む。
やがて笹に囲まれた矢倉沢峠で、明神ヶ岳からの登山道と合流する。そばにはうぐいす茶屋の跡があり、一休みする。なにやらゼッケンを付けた登山者がちらほらしているなと思ったら、どうやら「箱根外輪山一周ハイキング大会」を行っている模様。一周35kmを一日で歩くとは…。今の自分にはとても無理なことであり、素直にすごい。
矢倉沢峠から先は開けた所もあり、天気が良ければ眺めが良いだろうがあいにくの天気で展望はゼロ。このあたりで雨は止んでくれたので、山頂に着く頃にはさらに天候が回復する事を祈りながら先を目指す。
金時神社からの登山道と合流してからは本格的な登りが続く。だんだんと傾斜がきつく、岩が多くなる登山道を慎重に登っていくと、それに合わせてか天気も回復していき、山頂に着く頃には晴れ間ものぞくようになっていた。
山頂で昼食を済ませ富士山のある方角を見ながら、雲の晴れ間を待つ。風はかなり強く雲の流れも速いが、御殿場の町までは見えるのに富士山の雲は晴れず。山小屋の人も待っていれば雲が晴れ富士山が見れるといっていたが、さすがに待ちきれず、富士山を見るのを諦め下山を開始。
下山ルートは乙女峠に降りる事も考えたが、金時宿り石を見たかったので金時神社ルートで下山。途中まで来た道を引き返し、分岐からルートに入る。全体的にこちらのルートのほうが傾斜がきついが、森の中の登山道がつづき気持ちが良い。
キツイ下りが終わるとお目当ての金時宿り石がある。デカイ。圧倒的な存在感。見に来たかいがあった。
宿り石から先はほぼ平坦な森の中を歩き、暫くすると金時神社に着く。無事下山できた事をお祈りしてバス停に移動。が、またもやバスまでかなり時間がある。しかたが無いので仙石原まで歩き、日帰り入浴の出来る「マウントビュー箱根」で濁り湯を楽しんでから帰路に着いた。
ここまで色々書いたが、こんな事より一番印象に残っているのがガマガエル。別に珍しいものでもないし写真に撮っていかなかったが、次々と遭遇し、都合10匹のガマガエルに出会った。雨および雨上がり山中とはいえ、これだけのガマに出会ったのは初めてだったので、自分の中では金時山=ガマガエルの山との認識が完全にできあがった。
急遽行ったため、アプローチ面では苦労したが、山行自体は雨には降られたもののなかなか楽しめた。展望が良い事で有名な山なので、いずれ天気の良いときに再び訪れたいと思う。
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