【ワラーチさんぽ】雨竜沼湿原

2021年08月21日(土) [日帰り]

• GPS: 03:39
• 距離: 11.4km
• 登り: 377m
• 下り: 375m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:35

距離 11.4km 登り 377m 下り 389m

13:05 南暑寒荘野営場休憩舎
14:15 14:30 湿原（入口）展望台
15:45 湿原（入口）展望台
16:40 南暑寒荘野営場休憩舎
16:40 ゴール地点

■水分0ml、グレープフルーツ1個分、パイン4切れ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

雨竜沼ゲートパークまでは、雨竜町市街地より26km（約50分）あります。舗装とダートを何度も繰り返すツンデレな道です。かなり道幅の狭い所もあるので、すれ違いに注意が必要です。

コース状況／危険箇所等

協力金が500円かかります。
初心者向けの素晴らしいトレイルですが、2021年は山開きが遅かった影響があるのか、羆の活動が活発になり、湿原入口付近でも目撃されています。コース規制されていて展望デッキへは行けません。当然、南暑寒岳や暑寒別岳への縦走路もダメです。

【過去レコ】
■2020年10月4日（11周年記念・雨竜沼〜南暑寒岳）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2626617.html
■2019年10月3日（10周年記念・雨竜沼〜南暑寒岳〜暑寒別岳ピストン）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2046878.html
■2019年7月3日 （職場の仲間達と展望台まで）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1913169.html
■2016年9月11日（親孝行登山・湿原テラスまで）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-959687.html
■2015年8月8日（雨竜沼〜南暑寒岳〜暑寒別岳ピストン）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-694512.html
■2013年8月11日（南暑寒岳まで）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-331970.html
■2012年8月4日（誰もいない雨竜沼）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-213422.html
■2009年10月4日（きっかけ）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-455826.html

その他周辺情報

温泉には寄らずまっすぐ帰りましたが、管理棟で町内の「いきいき館」の割引券などもらえます。300円で入れます。サウナあり、リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤーあり。ロッカー無料。

写真

8/21 13:04

(13:05）入山
安定のゲートパーク。色々な登山口を見てきましたが、やっぱりここは素晴らしいと思います。管理棟で入山届を書いて出発します。「一番最後だから17時までには帰ってくるんだよ」と言われました。

8/21 13:17

第一吊橋。
レンズ汚れてるかな。
乱反射。(^^ゞ

8/21 13:22

長靴スタートですが、帰りはワラーチで下りようかなと思っているので、状況を確認しながら。

8/21 13:23

「エゾアジサイ」

8/21 13:27

白竜の滝の分岐。今日は下りません。
暑い日は気持ちいいですよ。

8/21 13:30

ベンチがあるところ。白竜の滝を見下ろせます。
傾斜に慣れていない人はここで休憩するといいですね。途中の休憩を長く取ると再スタートが辛くなるので、短めで。

8/21 13:31

「ヨツバヒヨドリ」

8/21 13:34

第二吊橋。

8/21 13:34

橋の上からの眺め。
乱反射。

8/21 13:44

「キツリフネ」かな？

8/21 13:46

「ミヤマアキノキリンソウ」

8/21 13:55

「ヤマハハコ」
もうすっかり秋の花です。

8/21 13:57

第二吊橋からはグイッと登ります。
左手に流れる沢の音が気持ちいいです。

8/21 13:58

ここで少し休憩するのもいいですよ。

8/21 14:06

なだらかなトレイルを進むと、湿原の入口に着きます。

8/21 14:10

靴洗い場のブラシは見当たらなかったような気がしますが、

8/21 14:10

ジャブジャブして靴底をきれいにしてください。

8/21 14:10

正面に暑寒別岳が見えてきました。入口付近の木道は新しくなっています。

8/21 14:11

ここの掘り返しがすごいです。大きな体で小さな蟻を一生懸命探しているのでしょうね。遭遇は避けたいですが、想像すると可愛い。
(*￣(エ)￣*)ポッ

8/21 14:12

あら、なんだかとっても良い天気じゃないかー。

8/21 14:17

キレイ！
こんな天気のいい日は初めてかも。(^^ゞ

8/21 14:19

テラスに着きましたが、ここまで1時間10分ほどでした。
初めてだと1時間半〜2時間ぐらいはかかるかもしれません。
木道はワラーチで歩きます。

8/21 14:20

今日はグレープフルーツとパインを持って来ました。ダイソーで売ってたナッツは帰りの車で食べましたが、なかなか美味しいし、量がちょうどいいですね。

8/21 14:24

ここに来るまでは、何人もスライドしましたが、ほとんど下山してしまったので、木道を歩いている人は少なくて、とても静かでした。
右が暑寒別岳、左が南暑寒岳です。今年は縦走路が閉鎖されているので、公式では行けないことになっています。

8/21 14:25

ちょうど木道を一周してきた3人パーティにパインをお裾分けしました。長靴のケースを忘れてきたので、ここにデポって木道一周してきます。一応、3人には長靴はそのままにしておいてと伝えておきました。

8/21 14:34

木道一周は4kmあり、約1時間ですが、何度も足が止まりました。雲のデザインが素敵です。

8/21 14:35

木道を歩いている女性3人パーティがいました。撮影会をしているようでした。

8/21 14:35

雨竜沼はラムサール条約（特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約）の指定地になっています。北海道には13箇所ありますが、まだ行ってないところが2箇所あります。

8/21 14:36

お花見するなら7月中がいいと思いますが、最近は鹿が増えて「エゾカンゾウ」が少なくなっているようです。

8/21 14:38

木道は一方通行です。この辺りも掘り返しがあります。

8/21 14:39

雨が少なかったせいか、池塘の水も少ない気がします。手前は干上がってるし。

8/21 14:40

もう誰も居ないし、風の音しか聞こえません。とても静かでした。

8/21 14:46

風が気持ちよくて、ちょうどいい気候です。

8/21 14:47

自然は誰にでも平等ですね。時間帯にもよりますが、今日ここを選んだ人は同じ景色が見れたと思います。

8/21 14:49

どこも素敵でなかなか先に進みません。

8/21 15:03

この雲がとても良かった。自然は芸術家です。

8/21 15:04

大小様々、100以上あるようです。色んな形の池塘があります。

8/21 15:05

最初に比べると歩き方は変わってきましたが、間違いなく足腰は強くなりました。

8/21 15:11

展望台へ続く木道には、ロープが張られていました。当然、南暑寒も暑寒別岳も行けません。

8/21 15:18

暑寒まで往復すると26kmぐらいあるかな。2回やったことありますが、急登や登り返しにも慣れてきたので、次はもう少し楽に歩けるかもしれません。

8/21 15:20

3分の1ぐらいは新しい木道に架け替えられていました。

8/21 15:32

ここは迷路のようでした。

8/21 15:35

南暑寒岳までは片道1時間半ほどです。暑寒別岳はさらにそこから2時間です。登り返しがあるので、帰りも同じぐらいかかります。標高差はそれほどではありませんが、距離が長いです。

8/21 15:36

ここはクネクネしてます。

8/21 15:36

木道ワラーチはとても気持ちいいです。決して万人受けはしませんが、羽が生えたように軽いです。
長靴で登山をする人には合っていると思います。

8/21 15:38

「サワギキョウ」だと分かりました。

8/21 15:40

「ウリュウコウホネ」かな？

8/21 15:45

木道一周は1時間20分ほどかかりました。テラスにデポっておいた長靴に履き替えようと思ったら・・・

8/21 15:45

えっ、見当たらない！
手前のベンチの下に置いておいたのに。
(＠_＠;)？？？？？？？
えっ、誰か下ろした？
キツネに取られた？
熊が食べた？
今年買ったばっかなのにー。

目がテンになりましたが、どこを探しても見当たらないので、ワラーチでぶっ飛ばして下山しました。

8/21 16:39

パインを配った3人パーティが下山中だったので「長靴ありましたか？」と聞いたら「ありましたよ、それで下山したんですか？」と驚いていました。

ちょうどゲートパークに着いた時、木道では見かけなかったソロの女性と下山が同じになったので勇気を出して声を掛けてみました。「テラスまで行きましたか？長靴見かけませんでした？」と声を掛けたら、ザックの中からビニール袋に入った長靴が出てきたのです。

8/21 16:41

忘れ物だと思ってわざわざ下ろしてくれたようです。てか、この靴の主の足回りは何だと思ったのでしょう。(^^ゞ

でも、山には何も残してはいけないので、私が悪いんです。

泥濘もなく、ワラーチ向けのトレイルでした。
過去最速で下山したかもね。笑

TOP画

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

dominon

好天予報でしたが、満月の強いパワーのせいか頭がとても重かったので、ゆったり過ごすことにしました。午前中のうちにパウンドケーキを焼き、何種類かのパスタソースを作り、来週用のパンを焼いたりして、午後から近くの雨竜沼へ行ってきました。

12年前、初めて雨竜沼に連れて行ってもらった日は、晩秋の曇天で、下山では雨が降りました。この時は登山の何が楽しいのかな？と思いましたが、展望台で食べたおにぎりとカップラーメンがとても美味しくて、汗をかいた後の塩分が五臓六腑に沁みました。

翌年から少しずつ登るようになり、一人で気ままに歩けるようになった今では、天気の良さそうなエリアを狙って毎週山に入るようになりました。

登山にハマる人は多いですが、やはり歩いているだけで美しい景色が見られるのが良いですね。足腰は鍛えられるし、食べ物がとても美味しく感じます。装備が揃えばガソリン代と温泉代ぐらいしかかかりません。

それから毎年1回ぐらいはここに来ていますが、自宅から近いので、天気が微妙な日のトレーニングという位置付けでした。札幌の人が藻岩山や手稲山に登る感じですね。午後からの入山だったので、軽い気持ちで登りましたが、こんなにお天気の良い日に雨竜沼に行ったのは初めてでした。

青い空と芸術的な白い雲。いくつもの沼にそれらが反射して、それはもう美しかったです。木道一周の間に何度も足が止まりました。

あの日、ここに来ていなかったら登山を始めていなかったと思います。
きっかけをくれたご夫妻にとても感謝しています。

経験を積み、ハードな山も登るようになってきましたが、これまでを振り返り、これから進む道を確認するために、毎年スタートラインに立つようにしています。

ワクチンの接種が進んでも、1年前より感染者数は増えている気がします。あちらも生き残るために変異して、より強くなっているのでしょうか。それとも私たちの身体が弱くなっているのでしょうか。

マスクで、呼吸が浅くなっていませんか？
呼吸の深さは時間の長さに比例すると思います。
息をすること、食べることは、生きることです。
自然から得られるエネルギーと情報はとても大きいのです。