乗鞍岳で道迷い?(乗鞍岳-芦原岳)
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- GPS
- 04:14
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 765m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
そのため、マキノ駅に駐車(無料)して、湖国交通バスで国境まで移動しました(220円)。本数は少ないので注意が必要で、始発が遅いのでスタートは9時過ぎになります。 黒河峠も、登山口ガイドでは「赤坂山への起点」と記載されていましたが、途中までしか車で上がれません(その地点までは舗装されています)。 白谷からマキノ駅までは、1時間に1便あります。 梅丈岳 レインボーライン通行量1060円(駐車場はさすがに無料) 頂上公園入園料900円(JAF割引あったようです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【愛発越-乗鞍岳】最初はスキー場の中で、そこそこ急だし、木がないので暑いです。道標はありませんが、登ればいいのでさほど問題ないでしょう。取り付きの箇所には高島トレイルの標識があります。先述の男性はここからすぐ降りてしまわれたのではないかと推測しますが、正しいルートはここから登ります。足元はザレた細い谷が目立ちますが、さほど歩きにくいわけではありません。斜度はそこそこ急ですが、2kmくらいで稜線に出れば傾斜は緩みます。特に危険箇所はありません。最初さえ間違わなければ迷い箇所はない、と言いたいのですが、山頂の少し手前(写真19/43)で分岐があります。左の道は下草が生い茂っていて、右の道はよく踏まれています。地図も確認した上で、「右が正解」と思って進んだら、間違ってました。 【乗鞍岳-芦原岳】乗鞍岳山頂を過ぎてからしばらくは何も問題ありません。ただ、途中で関電の林道に一旦出る前後で笹漕ぎ箇所があります。それから林道から再び山道に入った後、急に踏み跡が怪しくなりました(私の勘違いで、しっかりした道があるのならごめんなさい)。稜線を歩きたいのですが、どうも道は少し北を通っているらしく、しかしその箇所も木が横に伸びていて道がわかりません。GPSを頼りにしながら粘っているうち、ぽんときれいな踏み跡に出ました。思い切り北を試せば良かったのかも知れませんが、ヤマレコの足跡もこの辺は乱れています。しょっちゅうルートファインドしている人なら問題ないでしょうが、そうでない人はご注意を。ここを除けば、迷いそうな所はありません。 【芦原岳-黒河峠】関電の巡視路らしきプラの階段が目立ちます。そして、そういったところはそこそこ急です。危険箇所・迷い箇所ともありません。 【黒河峠-白谷】退屈な林道です。 |
その他周辺情報 | お手洗い: 国境スキー場にはあるのかも知れませんが、探していません(でも、スキーシーズンやイベント日以外は閉鎖しているでしょう)。従って、マキノ駅で使っておく必要があります。清潔です。 黒河峠にもお手洗いがあります。紙もあったように見えました。水は、女性用の方にだけタンクがありました。 白谷バス停にはありません。近くに温泉があるので、頼めば使えるでしょうか。 |
写真
感想
高島トレイルは、アプローチが難しいのでずっとほったらかしになっていたのですが、今回一念発起して最初のパートに行ってみました。最初、愛発越まで車で行って、黒河峠までのピストンを考えていましたが、別記の理由でマキノ駅に車を置き、始点・終点までの移動はそれぞれバスになりました。細かい点は、交通手段のパートや写真のキャプションをご覧下さい。
愛発越から出発して、国境スキー場を登り出すと、向こうから降りてくる男性が。これから高島トレイルに行くと話すと、途中で道がわからなくなって帰ってきたとおっしゃいます。聞き間違っているかも知れませんが、「取り付きはわかったが、その後藪漕ぎ」、「ピンクテープも見当たらない」、「滝を詰めていくのかと思ったが断念した」とのことでした。奈良マラソンのTシャツを着ておられたので、走る人なのかも知れませんが、「それなら」と言いかけたら、「私は初心者なのでもうやめときます」とのことでした。
そういうわけで、一体どんな道なのだろうと戦々恐々としながら歩を進めたのですが、結果的にはほとんどの箇所はよくわかる道でした。ただ、私自身間違えかけたところがいくつかあった(後のパートやキャプション参照)ので、偉そうなことは言えませんが、あの男性がどこで間違えたんだろうかと考えながら歩いていました。キーワードは「滝」なんだと思います。今回、滝らしいものは黒河峠まで目にしなかったので、トレイル起点のすぐ後を降りてしまわれたのではないかなと推測しました。うーん、それならもう少し誘ってみても良かったかな。
最初のあたりはそこそこ急ですが(1.6kmで360m登る)、えぐい急坂はありません。稜線に上がってしまうと、琵琶湖や余呉湖、伊吹などが見えてきます(ちょっと霞んでいたのが残念)。午後の高島は32℃まで上がる予報だったので、暑さを懸念していましたが、稜線に登った後はさほど暑いとは感じませんでした(それまでの登りは大概暑かった)。乗鞍岳山頂はあまり眺望が良くなくて、何ヵ所かある関電の鉄塔の付近が眺望が開けます。なかなか日本海が見えないのですが、後半芦原岳を過ぎてから日本海が見える箇所がいくつかありました。
さほど長距離歩いたわけではありませんが、黒河峠に降りた時には「もうええわ」という気になっていました。ピストンじゃなくてよかったです。ただ、ここから5kmの林道歩きが始まります。前に赤坂山に来た時は、もうここは歩かないだろうと思っていたのですが、よもやもう一度歩くことになろうとは。ただ、気合い入れて歩いたせいか、バスの時間の30分前に白谷のバス停に着きました。
高島トレイルから降りてきてから、次第に天気が良くなってきていたので、天気のいい時に行こうと思っていた三方五湖に行ってきました。レインボーラインは有料道路で、普通車1060円。私は湖の周りを周回する道路かと勝手に思っていましたが、頂上公園を経由して通り抜ける道だったんですね。途中に数箇所の展望台あり。この日は来訪者が多くて、頂上駐車場は満車だったそうですが、私が着いた頃には空いてきていて、数分待ちで第1駐車場に停めることができました。
しかし、梅丈岳山頂まで行かないと最もよい眺望は見られないので、もう少し登ります。山頂公園へは、普通の人はリフトかケーブルで登ります。徒歩道もありますが、乗り物を使っても歩いても公園入場料900円が必要です。私は、ピークゲットしたかったので、せめて歩いて登ることにしました。
山頂には昨年オープンしたという「天空のテラス」という施設があって、ウッドデッキ、足湯、カップル用テーブルなど洒落た感じにしつらえられています。また、和合神社というお社があって、いやまあそのままの名前ですね・・・ おふたり客様向けのスポットも充実。
下りはリフトに乗りました。
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