勘七ノ沢

2013年09月21日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.7km
• 登り: 751m
• 下り: 754m

コースタイム

10:55ゲート-14:00 1128分岐-15:10ゲート

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

入渓してすぐに同規模の沢が合流するところがありますが、左が勘七ノ沢になります。

写真

9/20 10:53

入渓地点

9/20 10:55

最初は堰堤を巻く

9/20 10:59

結構水量が多い

9/21 22:40

清流

9/20 11:19

F3の斜め滝は難なくクリア

9/20 11:31

いい感じのとろ

9/20 11:32

流れの上を歩いていく

9/21 22:40

F4の2段の滝。下段の滝は問題なくクリアできるが問題は上部の滝だ。上部は4人パーティがロープを回収中であった。邪魔しては悪いので右岸を巻くことにする。

9/20 11:49

巻き終わって上から見下ろしたところ。一人で登れるようなところではない。

9/20 12:07

F4を過ぎると堰堤が立て続けに現れる。

9/21 22:41

勘七の沢の極めつけはこのF5

9/20 12:27

F5は落差は大きいがホールドがしっかりしているし、残置ハーケンもあるので、ソロでも行けると踏んだ。

9/20 13:00

F5を悪戦苦闘の後、クリアして振り返る。

9/20 13:03

F5の後も次々と現れる小滝

9/20 13:05

9/21 22:41

狭いゴルジュは足を両サイドに突っ張って登る。

9/21 22:41

9/21 22:41

9/20 13:13

9/21 22:42

1128ピークへ向かう枝沢に入るがここも最初のうちはかなりの水量のある沢である。

9/20 13:59

14:00尾根に出る。

9/20 14:58

勘七橋より下流方面

9/20 14:59

勘七橋より上流方面。渡ってすぐに左に進むと近道。

9/20 15:06

15:10ゲートに到着。

撮影機器：

XZ-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

natoshi

ソロ沢登りの第2弾は丹沢でも結構メジャーといわれる勘七の沢である。
いきなり入渓後に右か左かわからなくなったが、右に進んだらトラロープで通行止が現れ、右でなくて左が正しいことに気付いた。
左も難しそうな滝が見えたので、少し巻いてから降りたところ、次に現れたのはF3だった。F1,F2を行過ぎたところで降りてきてしまったらしい。
F4は4人パーティが沢の登り終えてザイルの回収中であったので、やはり迂回する。
（斜度と高度差、およびシャワー確実そうなF4はソロではちとつらい）
堰堤をいくつか超えた先にF5が現れた。落差の大きい滝だ。
遠目でルートは検討がついた。ホールドもしっかりしてそうだしハーケンも打ってある。ここを巻いては男が廃る。今まで沢登り教室に参加してもセルフビレイを取りながらソロで登ることは教わらなかったが、初めて真剣に頭を使ってセルフビレイを取りながら時間をかけて登った。登り切った時には思わず「よっしゃあー」と叫んでしまった。
その後は楽しい小滝の連続であった。このままドン詰まりまで登ることもできたが、1128分岐へまっすぐ伸びている枝沢があったので、この沢沿いエスケープした。稜線近くまで水量に衰えがなかったがあと稜線まで50m程度のところで、山腹から滾々と湧き出ている個所があった。丹沢の沢が清涼感があって気持ちがいいのはこの水量の多い湧水のせいなんだと理解した。
　2013年の沢遊びはこの辺で終わりとしておく。