別山・三ノ峰(市ノ瀬から周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,882m
- 下り
- 1,892m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
感想欄を参照ください。 コース図は市ノ瀬→別山→三ノ峰→杉峠登山口(三ッ谷登山口)は山レコの自動機能、杉峠登山口(三ッ谷登山口)→市ノ瀬は手書きです。 |
写真
感想
快晴の予報.三連休の中日.昨日は立山(室堂〜大汝山)だったが,明日は仕事なので今日も山に行こう.北部白山のロングコース(加賀禅定,岩間,楽々,中宮のいずれかで周回)に行きたいが,距離がハンパなく長いので少し不安.市ノ瀬を起点にするなら別山か.釈迦新道は9月17日に行った(観光新道↑釈迦新道↓)ばかり.別山から南竜も2回歩いている(2007年8月25日チブリ尾根↑砂防新道↓と2009年10月04日チブリ尾根↑白山禅定道↓)し.三ノ峰から別山も2005年7月24日上小池から往復しているが,六本檜と杉峠の間は未踏であり軌跡をつなぐ意味も兼ねて別山〜三ノ峰〜杉峠の周回にしよう,六本檜〜杉峠は昨年の報告では薮がひどいらしいが,今年の報告ではきれいになっているとのこと.さらにハードな赤兎山をからめた周回の記録も見たことがあるが,今の体力では厳しい.しかも2007年には快適だった赤兎〜杉峠の道は今年の報告ではかなり薮化しているらしい.
まだ暗い市ノ瀬は大にぎわい.誘導されて駐車.さっと準備して出発.
04:46
【標高830m 市ノ瀬発】 別当出合へのバス待ちの列を横目に歩き出す.登山口までは,案内板に従わず,登山道ではなく林道を進もうと思ったが,後半は登山道を歩いた.
05:06
【標高930m チブリ尾根登山口通過】 空は明るくなりつつあるがまだ暗い森を歩く.登山道そばの大きなカツラも健在.水場を過ぎ登っていくと,単独行に追いつく.話をした後に先行する.樹間から見る東の空が赤い.御前峰の見える所でこの空を見たかったが,間に合わず.ぶなの森を抜けると,ダケカンバの目立つ斜面へと進む.笹原になると眺めがよい.右手には2009年9月27に行った吹向尾根がよく見える.登りきって水平な道をしばらく進むと小屋に着く.見上げれば別山のシルエットと陽に輝く雲.
07:06〜07:18
【標高1900m チブリ尾根避難小屋】 誰もいない.御前峰がよく見える.チブリ尾根は陽のさすのが遅いのでまだ涼しい.しばし休憩の後に出発.いったん下ってから登りとなる.振り返れば,ようやく朝日をあびるチブリ尾根に赤い屋根の小屋が輝く.さらに小沢沿いに登っていくが,調子がよいのかさほど苦にならず.涼しいからかな.
森林限界を過ぎるとさらに眺めがよくなる.右に別山が見え,山頂に人がいるのがわかる.御舎利山までラスト.
08:10
【標高2380m 御舎利山】 通過する.御岳や乗鞍,槍・穂高が雲に浮かぶ.山頂手前で2人組にすれ違う.山頂へは別の2人組と入れ替わりとなって到着.誰もいない.
08:19〜08:41
【標高2399.4m 別山山頂】 独り占め.御前峰もよいが,見下ろす別山平が良い感じ.御手洗池の水は少なめか.風が強くてすぐに寒くなる.無線をしてみようと思ったが,この寒さの中,立っていられない.別山神社の石垣で風をよけて休憩.御舎利山の方から単独行が来るようだ.そろそろこちらも出ますか.
別山平へと下る.三ノ峰へと続く稜線は見るからに雰囲気がよさそう.右側斜面下にも草原が広がるように見える.写真を撮りつつ気持ちよく下っていくと別山平に着く.
08:58〜09:19
【標高2210m 別山平】 ここでのんびり休憩.別山をバックにいろいろ写真を撮ってみる.借り物のデジカメでセルフタイマーの設定を探すのに苦労したが,何とか見つけ出す.とある理由で,ここで別山を背景に自分の写真を撮るのも今日の目的の一つ.
誰も来なかった.御手洗池そばを出発し,別山平の縁でもう一度別山を振り返る.
別山平を下っていくと,4人パーティとすれ違う.さらに2人組ともすれ違う.三ノ峰への登り返しもさほどこたえず.今日はわりと調子が良いのか.もっと長いコースもチャレンジできたかな,と思いながら三ノ峰山頂へ.
09:54〜10:14
【標高2128m 三ノ峰山頂】 誰もいない.別山が目立つ.御前峰もちょこっと顔を出している.さすがに福井県が近いだけあって,福井の山々がよく見える.休憩の後に無線機で430MHzFMを聞いてみると,三重県鳥羽市移動の記念局(8J2I/2)のCQが聞こえ交信.単独行が山頂に到着しそうなので無線はこれで終わりとする.単独行としばらく話した後に三ノ峰を後にする.
すぐに小屋に着くが通過して上小池の方へ.しばらく水平に進むと急な下り.ここを登るのはかなりキツい.眺めがよく,石徹白の笠羽谷周囲の山が一望だ.今日,六本檜〜杉峠を歩けば,白山のメジャーな登山道で未踏は石徹白道のみとなる.この秋に行けるか? 急な下りを降りていくと,幾人もとすれ違う.写真をバチバチ撮りながらどんどん下る.ぶなの森に入るともうすぐ.結局15人くらいとすれ違ったでしょうか.
11:20〜11:27
【標高1420m 六本檜】 ここから上小池もけっこうな下りのはず.今日は直進.道はきれいで,ほどなくぶなの森を通るようになる.刈り払った笹が所々に残っている.手入れしてくださる方に感謝です.アップダウンをくり返しながら,ぶなの森を進む.時に御前峰が樹間から見える.最後のコブで振り返ると,別山と三ノ峰が樹間から見えた.
12:11
【標高1330m 杉峠】 通過する.六本檜からは手入れされた道でした.でもしばらくするとまた薮化するのかな.水場で休もうと思い進む.幾本かある小沢のどこにしようかと思いながら進むが,初めの小沢の水量が一番よかった.結局そのまま下る.ここもぶなの目立つ尾根だ.展望台では御前峰にはガスがかかっていた.別山はまだ見える.長い下りをまだかまだかと下っていき,ようやく林道へ.
13:17〜13:21
【標高810m 杉峠登山口】 登山口で休憩して歩き出す.三ツ谷の林道分岐まではすぐ.ここまで朝のうちにMTBを持ってくればよかった.実は車のルーフに積んであるが,別山からどこに向かうか決めていなかったので,ここまで入って来なかったのだ.林道をトボトボ歩いていく.13:42に県道から林道の分岐地点を通過.白山帰りの車が何台もすれ違う中,トボトボ歩く.市ノ瀬の手前500m位から両側路肩に車が縦列駐車状態.こんなすごいことになっていたのか.ほとんどの人は砂防新道登りだろう.別当出合から御前峰は観光新道の方が眺めもよくてオススメと思う.それでも人の多い御前峰は避けたいなあ,など思っていたら市ノ瀬に到着.
13:58
【標高830m 市ノ瀬着】 調子はよかったが,これ以上は厳しいかも.杉峠〜赤兎が手入れされていても,赤兎まで行って三ツ谷へ下るのはかなりキツそう.また,よく報告を見る市ノ瀬基点の別山・御前峰・釈迦岳周回もかなりキツそう.できる日が来るのかな.
すぐに帰路へ.途中,9月17日には休みだったそば茶ソフトを食べる.
(2021年9月3日にアップロードしました。当時公開していたホームページ(閉鎖)からの抜粋です。)
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