記録ID: 3487270
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山滑走
北陸
【過去レコ】2013年3月9日 人形山頂より湯谷滑降
2013年03月09日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:37
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:37
距離 16.1km
登り 1,479m
下り 1,477m
コロカ禍の始まった2020年2月以降、県内の低山をウロウロするだけで充実した登山ができない。そこで過去の登山の中から思い出に残った山行をボチボチ投稿している。以下過去の記録から転記。2021年9月10日
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長年の課題であった人形山からの湯谷滑降に成功した。
7:13 奥大勘場
今週の北陸地方は気温が上昇して、春のような陽気であった。雪も締まってきた頃なので、利賀の山奥,、人形山へ遊びに行く。行きは八尾町を経由して峠を2つ越え、利賀川最終集落の奥大勘場に到着した(自宅より54km)。除雪終了地点には釣り人の車が一台、登山者はいないようだ。
7:43 利賀川左岸林道(820m)
スキーを外すことなく、取り付きポイントに到着。地形図の1138m地点へ向かう。標高1250mを超えると見晴らしが良くなり、宮屋敷(1618m)や三ヶ辻山が岩長谷を挟んでそびえている。今日は雲ひとつ無い晴天、帽子を忘れてしまい、仕方なく目指し帽にサングラスの怪しい風貌で行動したが、下山するまで人に合うことはなかった。
9:55 春木山△1583m
気温が高く、滝のような汗をかきならが尾根を登る。ブーツは蒸れ蒸れで、靴下が湿ってしまい、靴擦れを起こす。テーピングで皮膚を補強するが、痛みが強い。途中、少し寄り道して春木山(△1583m)を踏む。山頂に出ると風が強く、真っ直ぐ歩けないほどだった。
11:00 人形山
本日の目的は人形山の山頂より湯谷を滑降にある。長年、人形山の北面を見ては、いつかは滑ってみたいと思っていたが、その機会には恵まれなかった。宮屋敷より観察した人形山北面の残雪は十分にあるように見えた。日差しも強く、北面の雪も程よく緩んでいたので、湯谷滑降に挑戦した。
11:40 湯谷(11400m)
滑り出しは良かったが、核心部に入ると表層の雪が雪崩落ちて下層の手強いアイスバーンが露出する。また、行く手には門柱の様な二つの岩が行く手を阻む。間隔は1.5m程か。雪は繋がっているように見えるが、滑落は避けたかったので、大事をとって横滑りで通過した。標高1250mまで滑り降りて、人心地つく。湯谷滑降は恐怖の連続だったが、長年の課題を解決した達成感に浸ることができた。
12:34 稜線(1560m)
湯谷から稜線に向かって登り返す。この数日の陽気で至る所で大きな雪崩が発生していた。稜線に達したら岩長谷へ滑り込む。靴擦れは酷く、テーピングで再度、皮膚を補強する。
12:59 岩長谷(900m)
源頭部は滑りやすかったが、中部は傾斜が緩く、ベトベトの雪にスキーが引っかかって、直滑降しかできない。林道出合いまで雪は繋がっていた。
13:50 奥大勘場
シールを貼らずに歩行モードで林道を行く。帰路、フキノトウを摘んで、今日のお土産とする。新大牧温泉に立ち寄り、長湯。帰りは庄川を経由、自宅まで73km、八尾経由よりも19km余計にかかった。
装備
板 サロモン テン・エイティ・ガン165cm
ビンディング フリッティ ディアミール エクスプローラー
靴 ブラックダイヤモンド メソッド
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長年の課題であった人形山からの湯谷滑降に成功した。
7:13 奥大勘場
今週の北陸地方は気温が上昇して、春のような陽気であった。雪も締まってきた頃なので、利賀の山奥,、人形山へ遊びに行く。行きは八尾町を経由して峠を2つ越え、利賀川最終集落の奥大勘場に到着した(自宅より54km)。除雪終了地点には釣り人の車が一台、登山者はいないようだ。
7:43 利賀川左岸林道(820m)
スキーを外すことなく、取り付きポイントに到着。地形図の1138m地点へ向かう。標高1250mを超えると見晴らしが良くなり、宮屋敷(1618m)や三ヶ辻山が岩長谷を挟んでそびえている。今日は雲ひとつ無い晴天、帽子を忘れてしまい、仕方なく目指し帽にサングラスの怪しい風貌で行動したが、下山するまで人に合うことはなかった。
9:55 春木山△1583m
気温が高く、滝のような汗をかきならが尾根を登る。ブーツは蒸れ蒸れで、靴下が湿ってしまい、靴擦れを起こす。テーピングで皮膚を補強するが、痛みが強い。途中、少し寄り道して春木山(△1583m)を踏む。山頂に出ると風が強く、真っ直ぐ歩けないほどだった。
11:00 人形山
本日の目的は人形山の山頂より湯谷を滑降にある。長年、人形山の北面を見ては、いつかは滑ってみたいと思っていたが、その機会には恵まれなかった。宮屋敷より観察した人形山北面の残雪は十分にあるように見えた。日差しも強く、北面の雪も程よく緩んでいたので、湯谷滑降に挑戦した。
11:40 湯谷(11400m)
滑り出しは良かったが、核心部に入ると表層の雪が雪崩落ちて下層の手強いアイスバーンが露出する。また、行く手には門柱の様な二つの岩が行く手を阻む。間隔は1.5m程か。雪は繋がっているように見えるが、滑落は避けたかったので、大事をとって横滑りで通過した。標高1250mまで滑り降りて、人心地つく。湯谷滑降は恐怖の連続だったが、長年の課題を解決した達成感に浸ることができた。
12:34 稜線(1560m)
湯谷から稜線に向かって登り返す。この数日の陽気で至る所で大きな雪崩が発生していた。稜線に達したら岩長谷へ滑り込む。靴擦れは酷く、テーピングで再度、皮膚を補強する。
12:59 岩長谷(900m)
源頭部は滑りやすかったが、中部は傾斜が緩く、ベトベトの雪にスキーが引っかかって、直滑降しかできない。林道出合いまで雪は繋がっていた。
13:50 奥大勘場
シールを貼らずに歩行モードで林道を行く。帰路、フキノトウを摘んで、今日のお土産とする。新大牧温泉に立ち寄り、長湯。帰りは庄川を経由、自宅まで73km、八尾経由よりも19km余計にかかった。
装備
板 サロモン テン・エイティ・ガン165cm
ビンディング フリッティ ディアミール エクスプローラー
靴 ブラックダイヤモンド メソッド
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
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