月山 湯殿山から雲上の楽園へ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 999m
コースタイム
9:00湯殿山神社
金月光(梯子)
9:40装束場
10:40金姥
11:00牛首
12:00月山山頂
12:40
14:25装束場
15:15湯殿山神社
16:00仙人沢駐車場
天候 | 晴れ一時雲かかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に良く整備されています。水月光は岩が濡れていたり、苔がついていたりするので、下りに注意。牛首から山頂への急坂では、浮き石や滑りやすい小砂利があり、注意が必要です。 |
写真
感想
先週の連休は台風の影響があったため、今回の連休には期待していたところ、月山へ行きましょうとの誘いがあって、23日(祝)山形へ向かいました。県内は結構、雲が厚かったけれど県境を越えると、青空が広がり期待大です。
湯殿山有料道路は8:15からなのですが、ゲートのおじさんがその前に入れてくれました。仙人沢の駐車場はまだ車も少なく、大鳥居の向こうに雲のかかる峯が見えています。でも頭上は青空一面、若干風が強いかな。同行者を待って、参拝バスに乗り込み、湯殿山神社へ向かいます。
この神社は天然のご神体でお堂もありません。写真撮影禁止、語る勿れの神様です。参拝の際は靴を脱がねばなりません。
その脇から登山道は始まります。沢沿いに詰めて右から落ちる沢に沿って登るようになると「水月光」です。ここは石が濡れていたり、苔がついていたりなので気を使います。特に下りには気を使いました。結構斜度もあります。
その上は「金月光」。鉄製の階段が幾段か。上の2段は長さもあるし、斜度も結構なもの。はるか下に湯殿山神社のあたりが望めます。
そして稜線に飛び出すと「装束場」。揺蕩うような姥ヶ岳から紫灯森の辺りの稜線に雲がまといついています。
この辺りから咲き残りの花々が次々と目に入ります。やはり残雪の多い山はいつまでも花があるんですね。
「金姥」に達すると登山者が増えます。そして辺りは紅葉の始まった斜面に雲が流れ幻想的です。右に巻いて平らな道を進むと「牛首」で姥沢リフトからの道に合流。さらに登山者が増えます。老若男女、東北の山でもこんなに人気の山なんですね。そして雲が流れ、突き抜ける青空と紅葉の斜面。遠くには鳥海山の雄大な姿と庄内平野。逆転層の影響で1500mぐらいから下は灰色にかすみ、日本海はよく見えません。「カジ月光」の急坂をのぼると、東から押し寄せる雲の海が品倉尾根へ落ち込み、ゆっくり消えてゆく。いつまでも眺めていたいようなそんな風景。(実はこの辺りで膝ががくがく、もうばてばて、眺めながら休まないと)
月山山頂の神社周辺は快晴無風で、人々が思い思いに休んでいます。もう山頂の神社は戸を閉めて神職さんはいないので、お金も払わず境内に入れます。
一面の雲の海を眺め、お昼を食べたら帰り道。有料道路のおじさんが17時には閉まりますからね、といった言葉が気になります。でもこれが後々効いてくるんですね。
順調に下り、「金姥」を過ぎて草原から沢にかかるあたり、気を付けて下っていたつもりが、小砂利で滑ってスライデングしてしまいました。深く曲げられないはずの右膝がぐっとまがって、一瞬痛みが走ります。そのまましばらく登山道に寝ていましたが、恐る恐る立ち上がってみると何とか歩くのは大丈夫のようです。
それから「金月光」「水月光」と急な下りが続き気が抜けません。ようやくほとんど平らになりやれやれと気を抜いたのが良くなかった。今度は同行者が転んで、左の膝を打ってしまいました。岩に打ち付けたらしく、かなりひどい怪我です。何とか歩けるようなので、そろそろ下り、神社からバスで駐車場まで下りました。そこから車を運転して病院まで行けるか、心配しましたが、何とかその日のうちに病院で手当を受けて大事には至らなかったようです。とはいえ5〜6針縫う怪我ということで、大変でした。登りでかなり疲れているところで、いかに気を付けても、気がせくと良いことはない、というのが教訓ですね。
私のほうは右膝は大丈夫でしたが、庇っているためでしょうか、左の足全体がひどい筋肉痛です。まだまだバランス悪く、全快まで時間がかかるということですかね。
コメント
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素晴らしい風景を楽しまれましたね
雲が落ちていく様子、私もぼけーっとしばらく見ていたいです。
来年こそは、花の季節に、見たい花3種を求めて行こうと思います
それより何より、お膝の具合はいかがでしょうか?
私も先日は、久しぶりにまともな山行でしたので、膝に痛みが出ています(学生時代に酷使したため、弱いのです)。
やはり周辺を鍛えることが良いと言われますよね。
次回のために養生なさってください
感想を拝見してハラハラ、ドキドキしました
大事に至らなくてなによりです
車の運転同様、気の緩みが事故の元ですね
自分自身も下りの気が抜ける時、気を付けます
紅葉と花々、月山は人気ありますょね
ゆくり膝、治して下さい、完治しますよう、祈っています
天気に恵まれ、素晴らしい景色を楽しみました。
月山の神様のご褒美だ、と思ったのですが、そんなに甘くは無かったですね
ご心配いただき、ありがとうございます
私の膝は時間がかかるみたいです。山を歩いて、ちょっと休んで、ストレッチして、歩きまわって、足の筋肉を鍛えて、そんな感じでやってみます
次回は栗駒かな
ハラハラ、ドキドキでしたか
御心配おかけしてすみません
焦りは禁物と思いながら、あのような風景に接してしまうと、次は次は、となってしまいます
一歩一歩ゆっくりと気を付けて、でも歩く
すみませんが祈っていてくださいね
湯殿山口から行かれたと言うのは・・・。若い人でもあそこはキツイからと敬遠しがちですよね。まあお手軽と言われる(私はそうは思いませんが)姥沢口よりちとキツイ。私もほぼ同世代ですので雰囲気は良くわかります。
しかし同伴者殿は大変でした。傷口を縫ったと言う事は止血もけっこう大変だったのでは。私も先日南蔵王で濡れた岩で滑ってコケそうになりました。いつまでも若いつもりでも体力(脚力)は落ちてますよね。その辺しっかりと意識して山行したいものですね。
Georgeyさま
拙いレコご覧いただき、ありがとうございます。
ほぼ同世代とのこと、私は近年、山に戻ってきたもので、体力はそもあまり自信がありません
脚力よりもバランスが悪くなっているなー、と感じます
怪我の無いように気をつけます。
よろしくお願いします
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