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Yamareco

記録ID: 3492280
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積雪期ピークハント/縦走
中国山地西部

恐羅漢山・砥石郷山(鮮烈だった春山合宿)

1984年04月02日(月) ~ 1984年04月03日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
60:23
距離
23.9km
登り
1,012m
下り
1,614m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:40
休憩
2:45
合計
8:25
7:20
85
恐羅漢スキー場(国営)
8:45
9:05
20
9:25
9:35
25
旧羅漢山
10:00
10:20
55
恐羅漢山
11:15
12:15
35
1132
12:50
12:55
30
砥石郷南峰
13:25
14:00
20
14:20
14:30
50
砥石郷南峰
15:20
15:25
20
牛小屋高原
15:45
恐羅漢スキー場(国営)
2日目
山行
4:25
休憩
2:50
合計
7:15
7:55
20
恐羅漢スキー場(国営)
8:15
8:20
75
二軒小屋
9:35
10:00
30
内黒峠
10:30
10:45
20
内黒山
11:05
13:10
120
内黒峠
15:10
戸河内駅
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日(4/1)にバスで恐羅漢スキー場に入山か
雲海を突き抜けて(恐羅漢山への登り)
雲海を突き抜けて(恐羅漢山への登り)
ガスも晴れあがり、Vサイン
ガスも晴れあがり、Vサイン
青空に弧線を描く恐羅漢
青空に弧線を描く恐羅漢
山頂にて
ブナのほとりで昼ご飯(夏焼の丘にて)
ブナのほとりで昼ご飯(夏焼の丘にて)

感想

この冬に初めて雪山を経験し、私自身にとっては8度目の雪山で、テント泊も4度目であったが、WV部のクラブ山行としては初めての雪山テント泊であった (1月下旬の雪山大会でテント泊は一度経験はしていたが)。テントはすでにシーズンの営業を終了していたスキー場(当時の国営側)下部に張ったようだ。

2日目は天候に恵まれ素晴らしい山行となり、その後の安西高校WV部の活動を方向付けるものともなった。以下に『中国山地のバックカントリースキーと高校登山部顧問の30年』(2016年) から引用する。

なお、3日目の記憶が薄れていたが、スキー場から内黒峠を越して戸河内まで歩いたようだ。内黒峠からは内黒山を往復した記録も残っている。

(以下引用)
東郷山以降、その最初の年に登った雪山は、2度目が「エピソード9」の森本君たち(他のメンバーは安西高校の隣の広陵高校[と祇園北高校]の生徒2名)との年末年始道後山登山、3度目が1月上旬、ワンゲル同好会の他の顧問である石田先生と酒井先生を誘い、当時の佐伯町と湯来町の境にある大峰山(1050m)、4度目が1月下旬、比婆山竜王山で毎年開催されていた県新人大会に安西高校として初参加、5度目が2月の中旬、寒曳山ルート図のページで触れた単独登山、6度目が2月下旬、北広島町千代田地区にある海見山に3年生の「追い出し」を兼ねたクラブ登山、7度目が「エピソード9」の森本君との大山登山、そして8度目、この年のフィナーレは、4月初旬、2泊3日での恐羅漢山一帯春合宿でした。

特にこの春合宿の印象は強く、雲海を突き抜けて青々と広がる空のもと山頂に至ったこと、夏焼に続く稜線一帯のブナ樹林が1mほどの厚みの雪のあちこちに根周りの窪みをつけて佇んでいたことなど、雪山の美しさを強烈に印象付けるものでした。

高校登山部・ワンゲル部にとって、1年の最後を締めくくる春合宿は、日本アルプスなどの大きな山にも遠征できる夏合宿と並ぶ一大イベントです。そして安西高校ワンダーフォーゲル部の春合宿は、残雪を求めての雪山合宿というのが、私が顧問をしていた頃の定番となりました。これには、エピソード9で紹介した私が赴任する直前の蒜山合宿が成功裏に終わったこと、また私が赴任してからの最初になる恐羅漢山合宿が素晴らしいものであったことが大きく影響したと思います。

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