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Yamareco

記録ID: 3495199
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜蝶〜大天井〜北鎌尾根〜上高地

2007年08月10日(金) ~ 2007年08月12日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
48.6km
登り
3,978m
下り
3,971m

コースタイム

1日目
山行
10:50
休憩
0:17
合計
11:07
5:45
65
河童橋
6:50
6:55
128
徳沢
9:03
9:05
38
9:43
9:50
197
13:07
13:10
48
13:58
150
16:28
24
2日目
山行
11:38
休憩
2:39
合計
14:17
0:16
114
2:10
4:28
22
天井沢出合
4:50
5:09
168
7:57
154
10:31
145
独標稜線
12:56
60
北鎌平
13:56
13:58
20
14:18
槍ヶ岳山荘
3日目
山行
5:03
休憩
0:02
合計
5:05
5:30
185
槍ヶ岳山荘
8:35
8:37
118
10:35
上高地バスターミナル
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
横尾山荘
河童橋
2007年08月10日 05:45撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 5:45
河童橋
徳沢。ここから蝶ヶ岳へ
2007年08月10日 06:50撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 6:50
徳沢。ここから蝶ヶ岳へ
長塀山
2007年08月10日 09:03撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 9:03
長塀山
蝶ヶ岳頂上からの常念岳〜大天井岳への稜線
2007年08月10日 09:43撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 9:43
蝶ヶ岳頂上からの常念岳〜大天井岳への稜線
穂高〜槍の稜線
2007年08月10日 09:57撮影
1
8/10 9:57
穂高〜槍の稜線
北鎌尾根
2007年08月10日 10:24撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 10:24
北鎌尾根
常念岳への登りはゴロゴロ
2007年08月10日 12:51撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 12:51
常念岳への登りはゴロゴロ
常念岳
2007年08月10日 13:07撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/10 13:07
常念岳
常念小屋
2007年08月10日 13:58撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/10 13:58
常念小屋
東天井岳分岐
2007年08月10日 15:47撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 15:47
東天井岳分岐
大天荘
2007年08月10日 16:28撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/10 16:28
大天荘
大天井ヒュッテ到着
2007年08月10日 16:52撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/10 16:52
大天井ヒュッテ到着
翌朝、ヒュッテを4時に出溌!
2007年08月11日 00:00撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 0:00
翌朝、ヒュッテを4時に出溌!
貧乏沢入口の標識。
一般登山者が間違って入らないよう、ひっそりと置いてあるそうだ
2007年08月11日 00:16撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 0:16
貧乏沢入口の標識。
一般登山者が間違って入らないよう、ひっそりと置いてあるそうだ
貧乏沢終盤の河原へ降りる場所。 腕時計は6時を過ぎているのに真っ暗。理解不能だ。
2007年08月11日 02:01撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 2:01
貧乏沢終盤の河原へ降りる場所。 腕時計は6時を過ぎているのに真っ暗。理解不能だ。
天井沢出合。腕時計が4時間も進んでいて本当はまだ2時すぎだった😅  暗いと北鎌沢が見つけられないのでここで2時間待って、4時半に再出発
2007年08月11日 04:28撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 4:28
天井沢出合。腕時計が4時間も進んでいて本当はまだ2時すぎだった😅  暗いと北鎌沢が見つけられないのでここで2時間待って、4時半に再出発
北鎌沢出合。ようやく明るくなった
2007年08月11日 04:50撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 4:50
北鎌沢出合。ようやく明るくなった
出合にて朝食休憩。この後またしてもエライ目に遭うこととなる
2007年08月11日 05:09撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 5:09
出合にて朝食休憩。この後またしてもエライ目に遭うこととなる
もうすぐ稜線
2007年08月11日 06:12撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 6:12
もうすぐ稜線
あと少し
2007年08月11日 07:42撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 7:42
あと少し
北鎌のコル。途中「クライマーズホイホイ」にハマり、この登りだけで3時間近く要してしまった。
2007年08月11日 07:57撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 7:57
北鎌のコル。途中「クライマーズホイホイ」にハマり、この登りだけで3時間近く要してしまった。
独標へのルート。初めは灌木帯あり
2007年08月11日 08:25撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 8:25
独標へのルート。初めは灌木帯あり
独標が大きくなってきた
2007年08月11日 09:01撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 9:01
独標が大きくなってきた
独標は基部をまくルートを選択
2007年08月11日 09:33撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 9:33
独標は基部をまくルートを選択
稜線に上がった。ここからが北鎌の本番だ!
2007年08月11日 10:31撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 10:31
稜線に上がった。ここからが北鎌の本番だ!
白さが印象的なP16。中央の溝あたりを登る
2007年08月11日 11:33撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
8/11 11:33
白さが印象的なP16。中央の溝あたりを登る
北鎌平の手前。天を突く圧倒的な存在感
2007年08月11日 12:26撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 12:26
北鎌平の手前。天を突く圧倒的な存在感
北鎌平のビバークサイト
2007年08月11日 12:56撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 12:56
北鎌平のビバークサイト
槍ヶ岳到着が遅くなったので上高地へ下るのはあきらめ、槍ヶ岳山荘へ泊ることにした
2007年08月11日 13:56撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
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8/11 13:56
槍ヶ岳到着が遅くなったので上高地へ下るのはあきらめ、槍ヶ岳山荘へ泊ることにした
撮影機器:

感想

 昨年に続き2回目の北鎌尾根。昨年は中房温泉からだったので、今回は上高地から入山して大天井ヒュッテに宿泊。翌日、貧乏沢を下り北鎌沢をつめて北鎌尾根に取り付くコースだ。
 しかし、今回は大失敗を2つもやってしまった。恥を忍んで紹介します。1つめはだだのアホですが、2つ目は参考になると思います。

〇失敗1
 2日目、ヒュッテを夜明け前の4時に出て貧乏沢を下降していたのだが、いつまでたっても周囲は明るくならず、とうとう天井沢出合まで降り切ってしまった。腕時計はすでに6時30分を表示しているというのに依然として辺りは真っ暗なのだ。このまま進んでも北鎌沢出合は見つけられないだろうから動きがとれない。何より、どう考えても今の状況が理解できず、どうすることもできない状態となってしまった。
 そして、何度も時計を確認していたその時、ランナーズウォッチの都市表示がTOKYOではなく他国表示となっているのに気がついた。ボタンを何度か押してTOKYO表示に戻すと、なんとまだ2時30分だった。「ガーン😨」。4時に出発したつもりが、午前0時に出発していたのだ。時計がこうなった原因はよく分からないが、恐らく就寝前にアラーム設定をした際に誤操作したのではないかと思う。
 夜が明けない理由が分かり安心したものの、薄明までにはまだ約2時間もある。仕方がないので河原の岩に腰掛けて目をつむり、それとなく仮眠して朝を迎えたのだった。(13枚目のヒュッテ出発写真のデータを見ると、なるほど0:00時になっているではないか!)

〇失敗2
 北鎌沢のコルが近づいてくると、踏み跡が2つに分かれる箇所がいくつかある。基本は右へ進むのが正解だが、1か所だけ右を選択するとハマるところがある。昨年はそれらしい地点は通過しなかったが今回は見事にハマってしまった。
 その位置は定かではないが、コルまであと少しという場所だった。分かれ道があったため、定石どおり右手の尾根沿いの踏み跡を選択したが、これまでにはないV字の狭いルンゼだ。一瞬「ん?」と思ったが、そのままルンゼを進むと前方が壁状となって塞がり、正面上部に錆びたハーケンが1本打ってあった。ルートは右へと上がっているようだが、思わず「ここを登るのか?」と言いたくなる場所だ。ハーケンに手を伸ばして掴むと何とか登れてしまうのがワナだった。右方向へ草の急斜面を慎重に登って右手の小尾根に上がったが、その先は頑固な藪で行き詰ってしまった。「ガーン😨供廖A陲竜渕侈未鯡瓩襪里怖くて大変だった。
 冷静に考えれば、あんな所を登るはずがないのだが、当時は「北鎌挑戦!」というハイテンションな気持ちの中で、ハーケンという人の痕跡にハマってしまった。「クライマーズホイホイ」という場所があるのは知っていたが(それがここかは分からないが)、まさか自分がホイホイされてしまうとは。

 2回目の北鎌は2つのミスが重なり散々だったが、自分の慢心と未熟さを改めて知ったという意味で大変勉強になった。

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