青海黒姫山 （日本三百名山）

2021年09月10日(金) [日帰り]

• GPS: 05:39
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,159m
• 下り: 1,143m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:04
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:33

距離 7.9km 登り 1,159m 下り 1,159m

7:21 青海黒姫山登山口
8:00 8:02 一本杉峠
8:39 夫婦縄文杉
8:47 8:48 子宝杉
9:02 金木平
9:31 9:32 西ノ河原平
10:13 10:29 青海黒姫山
11:04 11:06 西ノ河原平
11:29 11:30 金木平
11:44 子宝杉
11:50 11:55 夫婦縄文杉
12:20 一本杉峠
12:53 12:54 青海黒姫山登山口
12:54 ゴール地点

天候

晴れ。山頂はガスで展望なし。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口手前の駐車場。15台はいける。
トイレなし。

コース状況／危険箇所等

一本杉峠を過ぎるとしばらくして滑りやすい登山道となる。水分を多く含んだ泥っぽい黒土、粘土性の土、苔が多く付着した岩や石、木の根が登山道を覆い濡れて滑りやすいなど。また、水はほとんど流れていないが、狭い沢で急であったり、苔が生えていたりして滑りやすく歩きにくい。いずれにしてもスリップ多発地帯。慌てず3点支持でゆっくり通過することが基本。

写真

9/10 7:16

リサイクルセンターの向かいにある登山者用駐車場に車を駐めて出発。

9/10 7:17

林道を進んでいくとすぐに左手に登山口がある。

9/10 7:17

この案内板の後ろに登山ノートがあり、記入する。

9/10 7:23

しばらくは針葉樹の中を歩いて行く。傾斜もきつくないので歩きやすく気持ちがいい。

9/10 7:30

所々山頂方向を示す案内板が設置されていて、なくても迷うことはないがありがたい。

9/10 7:31

登山道にはこのような実が落ちている。初めのうちはなんだかわからなかったが、腐っている実もありそれをつつくとクルミの実であることがわかった。
ゲ！クマさん、クルミ好きだよね。慌ててクマよけ鈴を取り出し鳴らし始める。

9/10 7:40

鬱蒼としているけどいい感じ。

9/10 7:51

植生も針葉樹から広葉樹に変わってきている。

9/10 7:59

一本杉峠に到着。

9/10 8:02

赤い看板に「一本杉峠　400m」と書かれている。

9/10 8:15

栗の実も落ちていた。今年の？
でも、周りを見てもとげとげの外皮が見つからない。誰かが天津甘栗を落としたか。

9/10 8:20

だんだんと傾斜がきつくなり滑りやすくなってきた。要所要所にはお助けロープが設置されている。

9/10 8:23

草が登山道を覆いかぶさっているところもあり、慎重に歩く。

9/10 8:38

夫婦縄文杉に到着。

9/10 8:39

どっちが旦那でどっちが嫁さんか不明。

9/10 8:46

子宝杉。ん〜。

9/10 8:59

白いお花。

9/10 9:01

金木平に到着。

9/10 9:01

下側の標識は「全ホ平　800m」にしか見えません。
このすぐ近くに水場がある。

9/10 9:20

痩せた赤い珊瑚礁のようなものが落ちていた。時々見かけるけどなんだこれ。

9/10 9:14

ここは、段差もあり通過するのに大変だった。下手をすれば落ちてけがをする。木の根っこや、岩、ロープをつかみながら慎重に通過した。

9/10 9:32

西ノ河原平。

9/10 9:31

全然平じゃない。

9/10 9:39

狭い沢を上っていく。水はちょろちょろ流れている。

9/10 9:41

作業用モノレール発見。登山道をまたぐようにして設置されている。地質調査と言うことは、トンネルでも掘る計画を立てているのか。

9/10 9:48

何度もこのような沢を登っていく。ここも苔の生えた石や粘土状の土、倒木の散乱等で非常に滑りやすい。

9/10 9:57

最後の急登。展望を期待しつつ頑張る。

9/10 10:03

山頂尾根（？）に出ました。
ここまでスリップ地獄にあってようやく解放されるかと思ったら、今度は岩場でこれまた歩きにくい。目の前に山頂が見えるがなかなか着かない。また、ガスで遠くの展望なし。がっくり！

9/10 10:08

あと少し。

9/10 10:14

青海黒姫山 (1221.53m)山頂到着。
大変お疲れさまでした。

9/10 10:12

立派な祠。

9/10 10:13

山頂広場の全体。
いずれにしても遠くの景色は望めません。

9/10 10:29

見えるのは上ってきたルートのみ。時々ガスが晴れそうになるが、、、ガスが引くのを期待しつつ15分ほど休憩。あきらめて下山開始。

9/10 10:38

上っている途中から作業の音や人の話す声が聞こえていたが、ガスがかすかに晴れたその合間から、北側のほうにやぐらを組んであるのが見えた。

9/10 10:39

わずかに見えたか日本海。

9/10 10:48

いかにも滑りますといった感じの登山道。

9/10 11:14

ここまで何度も滑って転んでへこんでいましたが、黄色いお花を見て少し元気になりました。

9/10 12:17

雑木林だけど、いい感じ。

9/10 12:27

きれいなお花。

9/10 12:50

大きなキノコではありません。
マーカーです。

9/10 12:54

下山完了。お疲れさまでした。

撮影機器：

DMC-TZ40 Panasonic

感想

zaikun

　山はもう秋の入り口。今日からしばらく連続した晴れが期待できそう。ということでちょっと遠出をすることにしました。車で道を走っていて至ることろで電光掲示板に「県をまたぐ外出はお控えください」と表示されており、申し訳ないという気持ちになりながらも、自分の慎重さに自信をもってアクセルを吹かしました。

　青海黒姫山は、山頂に立つと晴れていれば間近に日本海や北アルプスなどが見渡せる、360度展望の効く山だそうです。しかし、今日の登山は、スリップ地獄、山頂尾根に出てもガスで見渡しは全くない試練の登山でした。そもそも、スリップを山のせいにしてしまいますが、今日から連ちゃんで登山するので、歩く距離の短いこの山は、2つ持ってきた登山靴のうち靴底のすり減った古い靴を選んだのがそもそもの敗因だったかもしれません。3回はしりもち、2回は背中までつく大転倒。最後のほうにはこのまま滑って下まで行ってしまいたいくらいでした。めげました。

　青梅黒姫山は、自分の住んでいるところから上信越や東北地方に遠征に行くときはほぼ必ず通る道の途中にあります。いつかリベンジ登山をして「ああ、いいやまだった」と記憶を塗り替えたらいいなと思います。（まずないと思いますが。）

　ありがとうございました。