豪士山〜駒ヶ岳周回
- GPS
- 05:40
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■刈払い前で藪に覆われルート不明瞭の所があるが、よく見れば大丈夫。 |
写真
感想
快晴の日曜日。新庄の神室山へ登るつもりだったが、午後から天気が崩れる可能性もあると言うので、以前から狙っていた豪士山に行くことにした。朝早い時間は霧がかかり視界不良の中、ナビを見ながら登山口へ車を走らせる。元宮キャンプ場を目指して行くが、途中から未舗装路となり道も細くなる。半信半疑でGPSで場所を確認しながら奥へ進むと7〜8台駐車可能なスペースがあり、ここが豪士山登山口だった。まだ1台も停まっていない。
登山口から沢を渡って登り始め。先人はいないし熊が出そうで熊鈴をストックに付けて盛大に鳴らしながら急登する。傾斜が緩んでトラバースすると雑木林の緩やかな登り。しばらく誰も通っていないようで蜘蛛の巣が登山道を塞いでいて鬱陶しい。ストックで蜘蛛の糸を払いながら進み、やがて沢沿いを巻いて行くと源頭部に出た。空気が冷たく気持ちがイイ。ここから登山道を左に折れると九十九折に急登となり豪士峠に着いた。まだ刈払いする前の様で稜線上も何となく藪っぽい。草の道を辿って一登りすると豪士山山頂だ。眺望が開け気持ちの良い場所だった。目の前には置賜盆地が広がり、遠くに朝日連峰と月山を確認できた。これから踏んで行く駒ヶ岳がずいぶん遠くに見えた。
豪士山から少し下り山形と福島の県境稜線に入る。小ピークを越えて標高差100mほど下るとひかば越の草原。ここから先は藪っぽさがアップして足元が不明瞭な部分も出てくる。アップダウンを繰り返すと1075mのピークに出た。高畠町の最高峰らしい。 ここで後方から鈴の音が近づいてきた。この日初めて出会った登山者だ。彼も初めて来たようでお互いに道の確認をして先に行ってもらう。県境稜線を離れて駒ヶ岳に登り返し。駒ヶ岳の山頂は眺望は全くなく、休憩には豪士山の方がはるかに適している。ここで先ほどの登山とともに山の話をしながらお昼休憩。TONOをパスしてからは蜘蛛の巣の多さに辟易している様子だった。
休憩後、ブナ林の中を下って行く。途中眺望の良い露岩地を通過。969mピークから右に折れて下り、尾根分岐でさらに右へ九十九折に下って行くと沢に突き当たった。ここから沢沿いに行くのだがこの辺から完全に藪漕ぎ状態。もし逆回りでこっちから登りだったらおそらく引き返しただろうと思う。林道にぶつかった所に案内板があり、ここからはまともな道になった。駐車場に着くと車が5〜6台に増えていた。どうやら釣り人の車らしい。
今回は一部だが山形と福島の県境稜線を歩けたし、天気にも恵まれ周回できて充実した山行だった。しかし最後の藪漕ぎには参った。刈払いの情報を確認して臨んだ方が良さそうだ。(TONO)
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