妙義山 で、私もついに初体験♡
- GPS
- 05:29
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
天候 | 晴れときどきガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 鎖場岩場は登山者の過去の経験値や日頃の好みにより難易度も異なりますが、今回のルートで通過した鎖場については、一般的にアルプス級の高度感のある鎖場岩場を過去に経験した事がある人が入った方が無難だと感じました。どこで事故が起きても不思議では無いルートです。 【コース状況】 ●妙義神社→白雲山登山口:神社の境内からスタートになります。重要文化財の妙義神社の石段は長く立派で、最初からなかなか疲れます。白雲山登山口に登山ポストあり。 ●白雲山登山口→大の字:ジメジメした里山の急登です。土が柔らかめで崩れやすい場所もありました。転滑落注意。また大の字に登り上げる鎖は短いですが慎重に。大の字は展望の良い断崖絶壁に建っています。転滑落に要注意。 ●大の字→奥の院→見晴:奥の院までは引き続き急登の暗い樹林帯。奥の院の傍から、いよいよ本格的な破線ルートの鎖場となっていきます。奥の院横の鎖で躊躇するようであれば、ここから先に進むのは大変危険です。恐怖心は事故に直結しますので、潔く引き返すことをお勧めします。 ●見晴→ビビリ岩→大のぞき→天狗岳:今回のルートでは1番鎖場岩場の多い箇所。岩場は展望も素晴らしく、その分高度感もあります。また各所に鎖場が連続します。特に大のぞきから先の滑り台状岩場は、10m鎖x2本プラス30m鎖の計50mのくだりの鎖場となります(山と高原地図参照)。足掛かりも少なく、完全に鎖頼りの登攀になりますので、腕力が終わらないうちに懸垂下降の要領で短時間で降り切りました。 ●天狗岳→タルワキ沢のコル→相馬岳山頂:多少のアップダウンはありますが、それまでのような危険箇所は無し。 ●タルワキ沢のコル→タルワキ沢出合:1箇所簡単な鎖場がありますが特に難しい要素はありません。ジメジメとした樹林帯で踏み跡も明瞭です。相馬岳のピークハントだけであれば、タルワキ沢のルートをピストンする事で難易度の高い鎖場岩場を全て回避可能です。 ●タルワキ沢出合→第二見晴→第一見晴→妙義神社:横移動の長いトラバースルート。全体的にジメジメしていて、ここはヒルの生息ルートでもありました。登山道で1匹に噛まれ、下山後にも別の2匹を発見。しっかり吸われました。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●もみじの湯 妙義神社からわずかな距離のところに、広くて清潔な日帰り温泉施設がありました。 外湯も眺めが良く、内湯も広く、サウナもあります。 大人520円也、JAF会員は無料コーヒー券がもらえます。 http://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/FureaiP-Momiji-no-yu.html 【下山後ジェラート】 ●東雲館 妙義神社参道の入り口にある旅館で、ジェラートが販売されていました。ものすごく美味な上にお値段もお安くて、何よりも山好きの山ガイドもされると言う東雲館のご主人が気さくで最高でした! ジェラートは1カップ350円也。味も5-6種類あります。 http://www.myogi-tounkan.com/index.html 【世界遺産 富岡製糸工場】 ●社会の教科書にも載っている、近代日本の一大産業であった養蚕業の礎を築いた富岡製糸場。妙義山より10キロ程度で到着します。 http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
ツェルト
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感想
スパルタ相棒が1.5日で上毛三山を登っちゃうと言う。確か北信五岳も土日だけで片付けてたな。。。と思うと不思議では無いですが、相変わらずの変態ぶりです😅その2日目に私も未踏だった妙義山に合流便乗させてもらいました。
最初に相棒が共有して来たルートは、まぁ想像通りというのか予想内でしたが、全長20キロ以上の全山一気に通過ルート。『いやあのさ、、、普通の山ならコレでいつも通りだけど、この山は20キロ歩くんじゃ無いよ、20kmもつ腕力があるかどうかだからね〜😓うちらクライマーじゃないんだし、若くも無いし、、、』と渋って見せたところ、ようやくまともな計画にルート変更。極端に最短ルートになっていたので、もう少し先まで降ってから周回でも良いんじゃ無いの?と話しましたが、決まったら再度吟味して変更するのもめんどくさい互いの性格から、結局最短ルートでの周回とすることになりました。
以前から私は岩場鎖場では手が汚れたり痛いのが嫌で、素手では思い切り手を活用出来ない事から必ず手袋をしています。それを見るたび、スパルタストイック相棒は『岩場鎖場は素手が基本!』と言うのですが、そこばかりは譲れず。本日も互いのスタイルで私は手袋、相棒は素手スタイルでスタートしました。
大の字の鎖場に立ち、関東平野を眺めていると、様子のおかしい相棒がのろのろ登って来ます。高さに足がすくんで怖くて手に力が入らない。しかも変な手汗をかいて鎖が滑ってちゃんと握れないとつぶやきます。鎖を降りる時もずるっと嫌な音を立てて足を滑らせてるし。。。『え〜大丈夫?!下山しよっか?』と言ったほど、生まれたての子鹿になってました😁
すると大の字を降りると突然、用意周到に準備して来ていたワークマンのゴム手袋を取り出すと、あんなに全否定していたのに素手をあっさりゴム手袋で被ってます。『ほらぁ〜、ゴム手袋、滑らずに安心でしょ(ニヤリッ)』と、たまにはスパルタ相棒に上から目線でニヤニヤしてもいーだろうと、今日ばかりは高所好きの私が優越感です😆
その先も50m鎖などでは『オェッ吐きそう』とか眺望の良い岩場にはそもそも上がってこないとか、相棒のかなり面白い光景を目の当たりにして、今日は長者山のスパルタ山行の仕返しが出来たな〜♪♪と個人的には楽しい登りとなりました。
下山路は難なく降りれる普通の登山道。あっという間に下れるな〜と思っていましたが、まさかそこで人生初の貴重な体験をするとは(^^;;
なんか胸の辺りや首の辺がチクチクするな‥と首に触れると、丸っこい黒いものを捕まえました。えっ?ダニ?!って思ってよく見ると、丸まっていた黒い粒がビヨーンと伸びてウネウネしています。なんと、すごく小さなヒルに吸い付かれていました。相棒曰く、丹沢のヒルはもっとバカでかいので、妙義山のは小さくてヒルとは思わなかったとのこと。
こんな気持ちの悪いものが巨大化してウジャウジャいるのかと思うと、ますます丹沢とやらには足を向ける事は考えないだろうな〜と思ってしまいました😅
それにしてもどーやって私の首や胸に侵入してきたのか、本当に見れば見るほど不思議な生物ですね。でも思ったよりも『いやぁ〜💦』とか『キャー!』ともならずに、普通に手で掴んでポイッと出来る程度のキモさだったので、ちょっと拍子抜けの初体験となりました〜(^.^)
妙義山、秋にはヒルは居なくなるのかしら??
紅葉の季節がとても綺麗そうなので、ヒルがいなくなるのであれば、後日反対側の周回をやっても良いな♪♪ と思ったのですが、相棒はもう今回でお腹いっぱいだそうです😁次回は一緒に登ってはくれないでしょう〜😅
楽しい妙義山でした!
コメント
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5月に歩いた妙義の岩場を思い返しながらレコを楽しませていただきました。岩が濡れていたようなので、私が登ったときよりも難易度は高かったのでは・・・?お疲れさまでした。金洞山(鷹戻しや二段ルンゼ)も岩場好きのharuboさんにはきっと楽しいと思いますので、いつか機会があったらどうぞ(^^)
実は5月の妙義山行前に「中間道はヒルがいる」情報を得ていて、ビクビクしながら通過したのでした。幸い私は被害に遭わなかったのですが。
長野県内ではあまり意識しないですが、上州や丹沢ではよくあるのでしょうね。
遭いたくないですが・・・いつか私も被害に遭ったときには、「初体験♡」レコ載せます(笑)。
yoisaさんのレコ覚えています✨さすが岩場高所得意なyoisaさんだな〜って拝見してました(^^) 高所恐怖症の相棒は事前学習でしっかりyoisaさんレコを隅々まで読んできたと話していました。yoisaさんはロングコースで登られていたので相棒もロングコースを描いてきてましたが、相馬岳山頂で『この先行く?』と確認すると『良いやもうお腹いっぱい』と返って来たので、予定通りショートバージョンでササッと下山しました〜。
そーなんですよね、長野は南信じゃなければヒルはまず見ないじゃないですか。今まで一度も見たことすら無かったので、最初指で捕まえた時には何これ?って思いました(^^;; 軽井沢が目と鼻の先なのに、長野には居ないって不思議ですよね。妙義山の中間道にはうじゃうじゃいましたよー(^^) ぜひ初体験♡を済まされたいなら(笑)、今の時期の中間道へ再来してみてくださいませ!😆
軽井沢長野方面あまり乗ること無い高速ですが運転すると妙義の山容にはやはり悩殺されます。
当初の予定は北鎌?
私はスパルタ師匠と同じ素手派ですね。
懸垂する時は登攀のグローブしてますが。
にしても登山者の靴に磨かれて岩つるっつるなんですね。
ダラ〜んとぶら下がった鎖の壁の下降、腕が疲れそう…よく登山道にしたもんです。
雪山やロングの縦走は煮え湯を呑まされて?ばかりですが岩場鎖場は上から目線のワン〜スリーチャンくらい有りそうです。
良いと分かれば前言翻してすぐ採り入れるところは流石、二人寄れば文珠の知恵ですね。
妙義山はあの山容には山屋じゃなくても目が行きますよね。子供の頃長野から東京に向かうのには、特急のあさましかありませんでしたが、それでも車窓からあの中国の絵のような山はなんだろうって思ってましたの、よく覚えてます! 地図にないバリエーションも豊富でしょうし、きっとクライマーにはたまらなく楽しいお山なんだと思います(^^)
tomhigさんも素手派と聞いたら、きっとまたスパルタンは『ほらっ✨ベテランはみんな素手だ😁』と言いますね〜笑。でも素手派のruhasamanさんでさえ、チャッカリ念のためのゴム手袋を持ってくる辺りが用意周到でこっちはつまんないというか何というか😅素手派を押し通してくれたらカッコいいのにー!って思いましたが、落ちられてもシャレにならないので、ちゃんと持って来てもらってよかったです☺️
次もビビるスパルタンを楽しむために、ほとぼり冷めた頃に残り反対側の鷹戻しルートに引っ張り出そうかなって思いまーす!
私はもう おヒル様 体験済みですが その高度感は私も苦手です。三点支持のあぶないときに、ふと見ると腕を見ると上半身を持ち上げてウネウネ動くヒルがいたら、あ〜ど〜しよ〜(笑)って感じですよね。
小学校以来、人生で全く一度もほっそりした事はございません。。。😅
でも昔、足湯でヒルに悪い血を吸わせて血液をサラサラにするとかいう健康法が着目されたことありませんでした??気のせい?
それにしてもessanさんが高所嫌いっていうのも意外でした。BCではガイド付きとは言えなかなかの所をガンガン攻めるのに〜✨
いいなぁ、妙義楽しそう🎵いつもお二人が行くルートはあたしの憧れです。あたしの師匠もあと10年早く出会ってればクライミング教えてもらえたのになぁ。残念‥。
にしてもヒル!!絶対無理ーー😱首や胸になんてくっついてたら発狂するーーーー!!!手でなんて掴めない〜😱
姉様、初体験無事に済んでおめでとうございます(笑)
妙義山楽しかったですよー!この前ツルネ東陵行ってませんでしたっけ? あの急登と高度感を楽しそうに歩いていたから、sakuちゃんは高いところも余裕でしょう!
私もクライミングと言うものは手をつけたことがなくて、登山の自己流の延長だけでいつも登ってるだけですよ〜。でもまぁ、子供の時は相当オテンバさんだったので😅おさるのような遊びばっかりしてました。なので、ある程度子供の頃とかにそう言う遊びが得意だった人は怖がらずに進める場所は多いのかなと思ってます♪♪ 北アルプスの実線の鎖場、例えば大キレットとか重太郎新道→吊尾根→奥穂高山荘辺りに行く機会があったらぜひ楽しんでみてくださいませ!そこで難航しなければsakuちゃんも妙義山きっと大丈夫です🙆♀️
ヒル様は、ダメな人は絶対ダメですよねー。見た目がグロいし、動きも異常だし、何せ血を吸う🩸🩸🩸良いとこナシですもん😅
私、実は毛虫もミミズもイモムシもヘビもカエルも触れるタイプなもんで、ヒルも初体験にしてもとりあえず大丈夫でした👌 今度はレコで発狂するsakuちゃんも見たいと思うファンは多いと思いますヨ〜😁😁😁
昨日はもっと天気が良いと思ったのですが、そうでもなかったですね。逆に暑すぎず良かったでしょうか?私は四阿山から、あれが妙義ねっとギザギザですぐわかりましたよ。鎖の連続お疲れ様でした。
私はあれ以来行ってないのですが、以前行った時はでヘビもサルもいっぱいいる時でした.山でヒルは見たことないんですが、血が止まらないと聞きますが、大丈夫でしたか?というか、ぎゃーっとならないのが不思議ですよ。強いな〜
たまに猿のフンはありましたけど、駐車場にでっかく『サル去る作戦?』的な旗が掲げられていたから、ここ数年で駆除されて来たのかもしれないです。
やっぱりヒル知らないよね?😅 長野県民的にはヒルってなに?って感じだと思うし、昨日まで私もそっち側の人間でしたから〜。
血が止まらないと聞いたけど、私は吸われた場所が良かったのか、ちょうど胸骨の辺りに2箇所噛まれて、でも老人性紫斑みたいな赤い発赤が出来た程度で流血はしませんでしたよ〜。でもね、ジェラート屋さんで発見した2匹目は、見事にruhasamanさんのスネにかじりついて、そちらはしっかり流血してました 笑
それって私の血流が悪いのかなー??血がドロドロでそもそも流れないとか⁉️😅なんかイヤですね。血栓塞栓症に気をつけよ、、、(^^;;
妙義山はいつかは行きたい山ですが、誰からもお誘いが無いので、全く予定がありません(笑)
そこで質問ですが、ハーネスとかクライミング道具はお持ちしなかったのですね、ソロの人もいましたか?
妙義山は1人で挑むにはなかなかハードル高いですもんね〜(^^)昨日は特に霧も出ていて前夜はもしかして小雨も降ったのかなという雰囲気だったので、全体的にジメッとしていて単独は余計に心細い気がしちゃいました。そんな中でも、単独の方、トレランのような雰囲気で私たちを抜いていった方はお一人いらっしゃいましたよ〜(^^)
その方以外でも、朝イチで駐車場に入る直前にソロでスタートされてる方もいらっしゃいました。
ハーネスやクライミング道具は何も持っていきませんでした。というか、外岩の本格クライミングは我々はやったことが無いので、道具は何も持っていないのですよ〜。妙義山は破線ルートまでなら、フリーで登れるお山だと思います(^^) ぜひどなたかお仲間を誘惑して、ヒルとの戦いに挑みに来てみてください♪♪
お疲れ様でした!
最近はクライミングはされてないのかな?yumiさんのカッコいいハーネス姿、また見たいです😍
『肩こりが治った』のyumiさんのコメントで気にって調べたら、やっぱり吸血性のヒルは古くから生薬として飲まれてたんですねー✨ 乾燥させて煎じてたって!血をサラサラにする成分と、ついでに吸血の際に動物に気が付かれないようにする麻酔成分が入ってるらしいですよ。まさに肩こり治りそう😍
私ももう少し首を吸わせたら良かったな〜って思っちゃいました 笑
このレコを読んで1番ビックリしたのが、haruboさんが師匠と呼んでる、更に凄いruhasamanさんが高所に弱いなんて・・無敵な方だと思ってました😅すみませんと思いつつ、haruboさんのレコの書き方が面白くて笑ってしまいました!
題名の初体験も、何?何だろうと色々と想像しましたが、まさかのヒルだったんですね😱
神奈川県民の私が1番たくさん登ってる山が丹沢で、ヒルに襲われた山行は2回あるけどギリギリの所で血は吸われた事がないのでホッとしてます😅私の靴下に頭を突っ込んでいるヒルを見つけた時は怖くて身体が硬直してしまい😱友人が塩をかけて退治してくれて助かりました!
ヒルは私が知ってる限りでは4月〜9月しか出没しないので、紅葉の時期なら大丈夫かと思います😉
妙義山の反対側周回、またお2人で歩かれるのを楽しみに待ってます!(笑)
いやー、スパルタの師匠もやはり人の子😁高いのはダメみたいですよ。でもそうなんです、スパルタンの凄いところは高所恐怖症なのにも関わらず、今までも結構な場所に登ってるってところなんですよ。普通は行かないでしょ😅って思いますよね〜。なので本当は高所恐怖症のフリをしてるだけなんでは、、、と錯覚してする時もあります。
そっか!丹沢と言えばpopieさんのホームでしたね!でもあんなに沢山登ってきたのに、まだ吸血されてない⁉️あれれ、そしたら、人生初見でヒルを見た上に吸われた私はラッキーだったのかしら?😝と思うことにしましょう。 丹沢にお邪魔するときは10月〜3月にしたいと思います。良い情報をありがとうございます😊
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