金華山(金花山) 〜凝灰角礫岩絶壁の上でひとやすみ〜
- GPS
- 01:30
- 距離
- 1.0km
- 登り
- 182m
- 下り
- 178m
コースタイム
- 山行
- 1:01
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 1:31
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
それほど危険なところはありませんが、山の中に標識がないので道を間違えると変な所へ行ってしまうかもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
靴
サブザック(19L)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(スポーツドリンンク500mL)
地図(行程図・地形図)
iPhone(GPS+ナビ)
iPad mini(GPSログ記録)
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ドローン(Mavic Mini)
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
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感想
午前中に鎌倉山へ登ったので、もう一山軽く登れる山をと思い、鎌倉山へ行く途中に標識を見かけた「金華山」へやってきた。国土地理院の地図には「金花山」と記されているが、ま、どっちでもいいのだろう。ちなみに登山口鳥居の前の説明板や鳥居を入ったところの標柱には「金華山」と記されている。標柱にはその下に「凝灰角礫岩」と書かれているが、少し歩いてみると、それがどんな岩なのか分かった。砂礫状の基質の中に小石がたくさん入っている、言ってみればチョコチップクッキーみたいな岩石だ。成因はきっと、大規模な噴火活動による火砕流なのだろう。山腹から山頂まで、この山で見かけた岩石はすべてその凝灰角礫岩だった。かつてずいぶん大きな火山活動があったことが伺える。
鳥居があるということは神社があるということだ。鳥居をくぐって、石段を上り、斜面につけられた道を上っていく。特に標識はない、踏み跡を辿って山頂へ向かう。大きな岩の前で、右へ行くか左へ行くか悩むが、とにかく高い所へ行けば良いだろうと、歩き易そうな方を選んで進む。そのうち、岩の上の展望の良い所へ出た。岩稜を辿ってさらに上に進む、そのうち、GPSが361mの最高点を示す場所へ着いた。大きな岩が鎮座していた。せっかくなのでその岩の上まで登ってみたが、周りの木々に視界を阻まれて展望はほとんど無い。岩から下りてふと下を見るとトタン葺き屋根の倉庫のような建物が見えた。その前に下りて倉庫の向かい側に目を向けると神社の社があった。どうも知らないうちに神社を時計方向に巻いて本宮の正面にやってきたようだった。
神社の正面から数歩進むと突然視界が開けた。石舞台になっている。縁へ進んで下を見るとずいぶん高さがある。足元のずいぶん下に木が見える。正面に並ぶ山並みの山の名前はわからないが、その右奥に見える山影は孝霊山のようだ。わずか360mほどの山でこれほどの大展望が見られるとは予想だにしていなかった。私が米子市在住だったら時々この山へ来て、のんびりとおむすびでも食べながら癒しの時間を過ごしたいと思うような場所だった。
標高も低く、歩行距離も短い山だからと侮っていたが、こんないい山があるとは驚きだった。米子の近くでいい山ない?と訊かれたらこの金華山を紹介しよう。
ドローン映像(2分0秒)
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