離岩尾根、都県界尾根、棒ノ折山、さわらびの湯
- GPS
- 07:23
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,354m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
-1340辺りの分岐11:07-蕎麦粒山と桂谷ノ峰の間の鞍部11:16-日向沢ノ峰分岐11:46
-50号鉄塔12:07(昼食)12:28-クロモ山12:56-長尾ノ丸13:33-槙ノ尾山14:10
-棒ノ折山14:27(休憩)14:40-さわらびの湯16:13
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:さわらびの湯17:25-(国際興業バス)-飯能駅18:12 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇川乗橋〜離岩尾根登山口 ・ひたすら、ただひたすら2時間林道を歩きます。。 ・川乗線、日向沢線の分岐近くまで舗装道路が続きます ・地味に勾配があり高度は稼ぐのですが、足の裏がジンジンしてきます(涙) ・川乗線、日向沢線の分岐に道標はありません ・分岐から500mくらい歩くと右側に登り口の階段がでてきます。道標はありません ・林道全体では崩落や歩きにくいところはありませんでした ◇〜離岩尾根、蕎麦粒山と桂谷ノ峰の間の鞍部 ・離岩尾根の最初は尾根上を登ります。途中巻くような分岐がでますが、無視して尾根筋を行きましょう ・1250辺りから尾根左斜面に道が続きます。途中ちょっと古そうな木道がでてきてます ・←一杯水/踊平→の分岐が出てきたら、左側の一杯水方面へ ・分岐からは上部の都県界尾根を見ながら道が鞍部に一番近づく辺りを注意しながら登り口を探します。 ・すると黄色テープと赤テープが巻きつけてある木があります(分岐から50mぐらい?)。ここから直登! ・踏み跡はほぼ無いのですが、鞍部が上に見えてるので歩けそうなところを探して行けば大丈夫。 ズルズル斜面かと思いましたが、足場は意外としっかりしてました ◇〜50号鉄塔 ・日向沢ノ峰分岐までは気持ちの良い尾根道 ・日向沢ノ峰分岐からの下りは。。キツイ下りで標高差200mを一気に降ります。 急で滑りやすく神経を使います ・50号鉄塔はとても展望が良く芝生状態の休憩ポイント。鉄塔の下なので身体に良いかどうかは不明。。 ◇〜棒ノ折山 ・途中でいくつかのピークがあります(山ナシ山、クロモ山など)。 ただ、ピーク毎に必ず巻き道もあり下手すると知らずに過ぎてしまいます。 全部ピークを踏みたい方は無理やり尾根筋を歩くんだ!と意識が必要 ・とは言っても、このピークもこれと言って特筆することはないのですが。。 ・植林の伐採で杉の小枝が踏み跡に沢山落ちており、判りづらいところが多くでてきます。 よく注意して探せば道は見つかります ・長尾ノ丸、槙ノ尾山とも展望はあまりなし。地味な感じです ・棒ノ折山。。14:00過ぎだと2組ぐらいしかいらっしゃいませんでした ◇〜さわらびの湯 ・棒ノ折山から権次入峠までの木製階段は撤去されてました。わき道を通ります ・滝ノ平尾根で降りてきましたが、木の根っこが多く疲れた足には堪えます ・さわらびの湯も16:00過ぎだったので洗い場、湯船共に空いてました ・毎度お馴染みの「ぽかなび.jp」で一人100円引き ・今回新発見!棒ノ折山と蕨山の山バッチがさわらびの湯で売ってました!(いまさら。。) ※GPSは川乗橋から離岩尾根登山口の手前まで捕捉がうまくいかず、修正をかけています。ちゃんと林道を歩きました。 離岩尾根登山口以降(鞍部への取付き含む)の記録はちゃんとしています。 |
写真
感想
奥多摩か奥武蔵か。。(どっちでもいいし)。。なので中間の都県界尾根を歩いてきました。
さて、どっから登るかと。。困ったときは松浦本。
鳥屋戸尾根、棒杭尾根と登ったので今回は離岩尾根からで。
ただ、登山口まで何かとってもなが〜い林道歩きが待ち受けているような。
夏のくそ暑い時期の林道歩きはただの根性行進だし、かと言ってロングコースなので冬場は日没が早いので不安だし。
秋の気配が感じ始めたこの時期がベストだろうと勝手に決めました。
結果から言うと。。。林道歩きは。。もういやだぁ〜
やっぱり暑い!足がだるい!気持ちがめげる!
前半の疲れを引きずって。。あ〜奥多摩から奥武蔵への道のりは。。くたびれました。
奥多摩駅発の8:35発バスは2台。相変わらずの混み具合。でもギューギューまでは?
川乗橋で降りた時にはやっぱりいつもより少ない気がしました。
まあ、紅葉時期はすごいんでしょうね、きっと。
身支度整えてぼちぼち林道出発です。
皆さん、楽しそうに話しながら川苔山へ向かってます。
その横をザクザクザク。。とペースを上げて行進する我々。。
実は今回の山行計画は歩きが約7時間半。休憩、昼飯時間抜きで。
そしてB&Bに欠かせないお風呂、さわらびの湯が18:00まで。
ゆっくりしたので16:30には着きたい。。
となると。。標準コースタイムを縮めた分だけ昼飯タイムが取れる!という素敵な計画となりました。どMじゃないですけど。。
細倉橋まで調子よく14分短縮。よしよし。。
ちょっと水飲んで皆さんが川苔山に向かうのを尻目にさらに林道を進みます。
当然、誰もこちらに来る方はいません。
「おお、誰もいなくて静かだし、林道ガツガツいくぞー」
とここまでは良かったのですが、ここから登山口まで長いこと長いこと。。
舗装道路をひたすら地味な高度を上げてテクテク、テクテク。
いつの間にか無言状態。。日差し、暑いし。
「もうすぐ百尋ノ滝が上から見えるよ〜」と相方を励まして。。
木々でこんもり茂ってしまってやっぱり見えなかったして。。テンション落ちまくり。
カーブを曲がるたびに「もうやめて〜」と登山口がでることを祈りながら。。
離岩尾根の登山口に到着し時計を見ると、えー・・結局全然短縮できなかった。。川乗橋から2時間はかかります。。頑張ったんだけどなぁ
既にヘロヘロ。
やっとこさ、登山口から尾根に上がっていきます。急登ですが、よっぽどこっちのほうがいいし。
尾根上を歩くのは最初だけでしばらく行くと左斜面を歩きます。
道はしっかりしてます。
斜面を通した木道がでてきますが。。この道って木道作るほど人が通るんだろうか。
ちょっと歴史を感じる部分もあり、若干ビビります。
そして一杯水と踊平の分岐に。あれ?もう着いた?って感じです。
う〜ん、短いな離岩尾根。あっと言う間。それとも林道長すぎか。
ここから都県界尾根の鞍部に登る場所を探します。
上部を見上げながらこちらの山道と近づくあたりをキョロキョロと。
「おお!あれじゃね?」
道沿いの杉の木の枝に黄色テープがちょこっと。
あ〜これ、注意しないと絶対に見逃すな。
上を見上げればひと登りで鞍部にでれそうです。
「よっしゃぁ、行くぞー」
ガシガシと進むと意外にも足場はしっかり。ズルズルはありません。
踏み跡なんぞよく判らないので適当に登っても上に着きました。
あ〜良かった。そんで時間は?
ガーン。。ほぼオンスケになってるし。全然短縮できない。
日向沢ノ峰までの尾根歩きはとても気持ち良いですねぇ〜
紅葉時期や初冬は落ち葉がさらにサックサクなんだろうなぁ
おっ、棒ノ折山方面の分岐がでてきた。ここから一気に下るんだよね〜
とか調子こいて下り始めたら。。
「あっ!日向沢ノ峰、踏んでくるの忘れた!」
「マジでー」
もう今更、この急坂を登り返すなんぞとてもとても。。
「ほら、時間短縮にもなったし。結果良しとして」
「はぁ?」 ハイ、確かに寄るの忘れました。。
この激下りに神経使ってビビり歩きでやっとこさ、50号鉄塔に。
ここは展望が良いですね〜
今降りてきた日向沢ノ峰がドーンと後方にあり、有馬山方面が開けています。
ここで今日初めてザックを降ろして昼食にしました。
相方のおにぎりパワーか、はたまた、鉄塔の電磁波で刺激されたか。。
元気を取り戻して再出発。休憩した分そのまま20分弱の計画タイム遅れ。
ここから棒ノ折山までは小ピークを登ったり下ったり、でっかいキノコに歓声あげたり。。
踏み跡は伐採の杉小枝で不明瞭な部分が多々ありましたが、まあそこは尾根上なので。さほど心配するほどでもないです。
有馬山方面や仙岳尾根などの分岐には道標があります。
足は疲れていましたが、とっても楽しい道のりでした。
ただ、展望はやっぱり50号鉄塔が一番。
そして。。お久しぶりの棒ノ折山。
時間も遅いので2組しかいらっしゃらず、とても静かな山頂。
そしてこれも相変わらずの大展望〜。
到着時間も15分短縮できました。
なのでここで2回目の休憩、やったぁ〜
こんな時間の人が少ない山頂、意外と良いかも。。ノンビリできます。
結局、離岩尾根から鞍部に登った先で2組ご挨拶しただけで。
都県界尾根はずぅ〜とどなたともお会いしませんでした。
何とも静かな尾根歩きです。
棒ノ折山を後にして今回は滝ノ平尾根を下ります。
これが疲れた足に堪えること。。相方曰く。。
「もう絶対にこの道歩かない」
かなりの不評だったみたい。根っこの坂と中途半端な段差がさらに疲れを増やします。
相方は根につまずいて前方へバッタリ倒れて膝強打の青タン作ってました。
(尻もちでなく、前にバッタリ倒れる人を久しぶりに見たかも)
やっとのことで16:00過ぎにはさわらびの湯へ到着。
おお!予定通りじゃん。さわらびの湯が見えたときは思わず「やったぁー!」と叫んでしまいました。
太腿、ふくらはぎ、パンパン。本当に疲れました〜 でも達成感一杯です。
無事に降りてこれて良かった。
お風呂の湯がいつも以上に心地よく感じられ、サッパリした後はバスで飯能へ
いつもの居酒屋で幸せの生ビールで反省会をして帰路につきました。
ロングコースなので不安も大きかったのですが、ちょびっとバリコースや静かな尾根歩き、展望など気持ちも身体も充実した一日でした。
(次の日は久しぶりの筋肉痛。。)
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