危うく駐車場難民(三郎岳-袴岳、鳥見山-貝ヶ平山-香酔山)
- GPS
- 05:34
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:07
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここに到る道はきれいに舗装された道で、幅は1.5台分の箇所が多いです。対向車が来なければなんということはないのですが、今日の帰りは数台すれ違いました。 鳥見山公園の駐車場は充分余裕があります。お手洗いもあり、水も出ます。ソフトバンクの電波も弱いながら届きました。ここに到る道はずっと舗装路で走りやすいですが、1.5台分の幅で狭いです。私の場合は対向車は来ませんでしたが、バイクと対向する時に少し手間取りました(なんで行ってくれなかったのだろう?)。また、一箇所ヘアピンカーブがあり、一度行きすぎてからUターンして戻ってこいと書いてあります。切り返したら曲がれたのかも知れませんが、素直に従いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【佛隆寺-高城山】最初は集落内の舗装路歩き。山道に入ってすぐは粘土質の滑りやすい道で、これが続いたらどうしようと不安でしたが、それは最初だけでした。その後は笹が多い程度で普通の道で、斜度もほどほど。迷いやすいところもありませんでした。 【高城山-三郎岳】稜線歩きなので楽勝かと思ったら、三郎岳の手前が急登です。ただまあ、足元が悪いわけではないし、岩場でもないので、しんどい以外は特に問題ありません。 【三郎岳-伊勢本街道】山頂すぐ後はやはり急な下りで気が抜けません。その後、キャプションに書きましたが、うっかりまっすぐ行ってしまいそうな箇所があります。迷いどころはここくらいです。下りの道では数箇所分岐があるので、適宜地図を見ましょう。上述の迷いどころを過ぎたら急な下りも危険箇所もありません。 【袴岳往復】最初は林道歩き(ただし、自動車は通れなさそうな道です)。途中に袴岳への分岐があって、ここを過ぎて少し登ると笹の中を登る箇所があり、道は不明瞭です。ただ、登る先ははっきりしているので、そんなに困りません。一方、足元が滑りやすく、今日は泥濘だったので困りました。ここを過ぎると特に難しい場所はありません。伊勢本街道に戻ってからは林道や舗装路で、特に危険箇所はありません。 全体に、いかにもヒルが出そうな足元ではありましたし、鹿も見ましたが、ヒルを見ることはありませんでした。 【鳥見山公園-鳥見山】危険箇所なし、迷い箇所なし。 【鳥見山-貝ヶ平山】コルから北側の傾斜が急になります。一部急登もあります(さほど長くはありません)。道にロープが張ってあるのですが、真ん中に張ってあったりして、邪魔に感じることもあります。迷い箇所はほとんどありません。 【香酔山往復】問題はここです。いきなり分岐箇所が笹で覆われていて、その後も笹漕ぎです。笹漕ぎ区間は何回か登場します。それぞれはさほど長く続くわけではありませんが、胸のあたりまで届くこともありますし、足元が見えません。踏み跡がよくわからないので、テープを見て歩く必要があります。幸いなことに、テープの密度は高いです。テープを辿る練習をしたことがない人は要注意です。斜度が急な場所もありますが、そういうところには笹は生えていません。 |
写真
感想
せっかくの連休ですが、仕事の電話番に当たっていて、遠出や電波の届かない所へは行けません。そこで、「いつか行くリスト」から宇陀市の三郎岳を選びました。今年、予定通りなら太郎笈(四国剣山)、次郎笈、黒部五郎岳などに行ってる筈でしたが、恨めしいのは夏の長雨。
家を出てから、龍王ヶ渕に寄るべきだったかなとか考えながら佛隆寺を目指しました。6時過ぎに到着し、桜の季節でもないし、駐車場はがら空き・・・と思いきや、ほぼ満車。なんだか大きなカメラを持った人が行き来しています。一人の方に尋ねたら、皆さん彼岸花を狙ってお越しだと。聞いてしまうと行かないわけはなくて。綺麗でした。なんでも、一度全滅したのを復活させたそうです。
さて、思わぬボーナスに喜んで三郎岳へ。今回はヤマノボラーさんのログをまるまるコピーさせて頂きました。三郎岳山頂前後がかなり急で、しかも雨上がりのためとりわけ下りで気を遣いました。一旦下山してから、次は袴岳へ登り返し。私は今回の計画で初めて知った山ですが、結構踏まれた道で面白い山でした。ただ、一部泥濘箇所があって、とても滑りやすかったです。
その後、長々と集落内を歩いて佛隆寺に戻りました。しかし、ヤマノボラーさんのパーティ、バスなのでさらにバス停まで。よく歩かれましたねえ。なお、帰ったら来訪車は駐車場からはみ出してました。帰路も、横浜ナンバーとか相模ナンバーとかとすれ違いました。恐るべし。
三郎岳のおかわりです。先日大宇陀の城山に行った時、鳥見山あたりがかっこよく見えていたので、行ってみたかったのです。スタートは鳥見山公園で、名前のイメージで家族連れが多いところかなあと思っていたら、山の中の公園でした。最初に展望台に行ったら、雲がかかっていたとは言え、見事な眺望です。天気が良ければ稲村も見えるようです。
ここから鳥見山へ。公園が高いところにあるので、比較的すぐに山頂に到ります。その後、貝ヶ平山を目指しますが、鳥見山の後の登り返しがなかなか大儀で、本当は周回の予定だったのをやめとこうかなという気持ちがふつふつと。まあ、貝ヶ平はそんなに問題なく到達できたのですが、問題は香酔山でした。分岐からいきなり激しい笹漕ぎ。これはしばらくしてふっと抜けたのですが、結構しつこく下ります。斜度はそこそこ急で、滑りそうで嫌です。やっとコルまで到達して登り返し。それほど長いわけではありませんが、おかわりでこれはきつかったです。救いは、急登は途中までで、その後はなだらかになったことですが。そして、YAMAPの地図でも、ヤマレコの足跡でも、多くはここを東に降ります。しかしそれでは下山後の林道歩きが長すぎると思って、最初からそれは考えていませんでした。
するとどういう周回を考えていたかというと、「奈良県の山」に載っていたルートで、鳥見山と貝ヶ平山の間くらいから分岐して南に降りる道。地理院地図でも破線路が載っています。しかし、この道でも下山後鳥見山公園まで登り返ししないといけないことがわかっていたので、「もうやめやめ」という気持ちになって、香酔山からはそのまま引き返すことにしました。結局そのまま公園まで戻って帰宅。おかわり、登り返し、笹漕ぎの集中攻撃に耐えられませんでした。
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