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Yamareco

記録ID: 353400
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山(御神坂〜岩手山〜焼走り)

2011年07月01日(金) ~ 2011年07月03日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
20.4km
登り
1,472m
下り
1,823m

コースタイム

7月2日:御神坂駐車場(8:50)→切接(9:30-9:40)→大滝展望台(10:30-10:40)→鬼ヶ城分岐(12:00-12:10)→不動平避難小屋(12:15)→薬師岳(12:45-13:30)→平笠不動避難小屋(13:55)→ツルハシ分岐(14:30-14:35)→第2噴出口跡(15:05-15:10)→焼走り国際交流村(16:25)
7月3日:焼走り国際交流村(6:00)→大更駅(7:45)

過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
相武台前→新宿 \400
新宿→盛岡 \8,190+新幹線自由席(大宮→盛岡)\4,620
盛岡→御神坂駐車場 \990
大更駅→盛岡 \670
盛岡→新宿 \8,190+新幹線自由席(盛岡→大宮)\4,620
新宿→相武台前 \400

御神坂登山口からはるかに岩手山
2006年01月15日 00:45撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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御神坂登山口からはるかに岩手山
樹林帯で出会ったギンリョウソウ
2006年01月15日 02:12撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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樹林帯で出会ったギンリョウソウ
ミヤマオダマキ
2006年01月15日 02:50撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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ミヤマオダマキ
不動平から山頂を見上げる
2006年01月15日 04:06撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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不動平から山頂を見上げる
岩手山山頂
2006年01月15日 04:46撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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岩手山山頂
三角点
2006年01月15日 05:22撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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三角点
平笠不動のシラネアオイ
2006年01月15日 05:55撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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平笠不動のシラネアオイ
シラネアオイ群落
2006年01月15日 05:55撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/15 5:55
シラネアオイ群落
焼走り溶岩流を見下す
2006年01月15日 06:41撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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焼走り溶岩流を見下す
第1噴出口付近のコマクサ
2006年01月15日 06:45撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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第1噴出口付近のコマクサ
コマクサ群落
2006年01月15日 06:45撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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コマクサ群落
焼走り溶岩流と岩手山
2006年01月15日 08:17撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
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焼走り溶岩流と岩手山

感想

梅雨時期ですが花の最盛期。当初は越後の三山駆けを考えていましたが、天気予報を見てそれはあきらめ、岩手山に目標変更。ネットで情報収集したところ、方角的には馬返しか御神坂がスタートになります。御神坂はバス便があるのでスタートはここに決定。しかし始発で行ってもかなり登りはじめが遅い時間になるため、盛岡市内に前泊することにしました。しかも、ピストンだと帰りの最終バスが3時台と結構早く、馬返しや焼走りに降りるとバスはなく、やむなく後泊をさがしたところ、焼走りキャンプ場ではバンガロー1棟\5,000で泊まれるということが分かり、これにしよう、と拙速な感じで決めてしまいました。
金曜日は昼ごろのんびり出発。路線検索で大宮→盛岡と入れるとサイトによっては東北新幹線復旧が入力されていないためか、新潟回りで計算されるという異常事態ですけれども、ちゃんと東北新幹線動いています。それでも空いてますね。しかも宇都宮で結構な人数おりてしまい、その先はガラガラに近い感じでした。
盛岡駅に降り立ちますと、街に全く地震の影響は見えません。楽しみにしていた盛岡冷麺にチャレンジ。結構辛かった。しかし美味しかった。うん。
土曜日の朝、駅7:00過ぎのバスに乗車。登山者はたくさんいましたが、ほとんどが早池峰行きの季節運行バス目当てのようで、岩手山行きに乗る人は僅かです。たっぷり1時間かけて御神坂駐車場に到着。しかし運賃\990というのは・・・。もう\1,000でいいよ、という気もしないでもない。
しばらく登山道を進むと林道を歩くようになります。なんとなく下っているような気がするので不安になります。「登山道→」なんて標識が見られるのですが、どうせなら「岩手山→」とか書いてくれたほうがいいのに・・・とおもってしまいます。しばらくして登山道へ戻ります。道は美しいブナの中の道です。切接という不思議な名前のところで少し休憩。今回腕時計を忘れてしまい、歩いている最中に時間が見られないという非常にストレス高い状況で歩いています。結果としては問題なかったですね。大体1時間歩くくらいの間隔で目安となるところもあったし。
徐々に傾斜がきつくなってきます。何かぼおっと光っているものがあるな、と思ったらギンリョウソウ。久しぶりにみなしたね。
一旦開けたところが大滝展望台です。遠くにかなり大きな滝が望めます。その先、ブナはダケカンバに変わっていき、日差しを受けるようになってなかなか厳しい登りです。ミヤマオダマキがたくさん咲いています。悪沢で見たのはもっと青紫でしたが、ここのは赤紫ですね。
完全に樹林を抜け、左からくるルートを合わせるところで少し休憩。あと山頂まで少しです。右手には立派な小屋が見えます。あそこ泊まれば良かった。
不動平からいよいよ山頂へ取り付きます。途中で道は二手に別れます。当然山頂への直登ルートを選びますが、少し後悔。火山系の真っ黒な砂斜面で、一歩進むと半歩ずり落ちるような感じです。それでも何とか登りきり、御鉢に沿って少し登ると最高点、薬師岳です。一等三角点ですが、調べると大雪山とか御嶽とか、結構火山にも設置されてますね。なぜ富士山はないのでしょうか。
コーヒーを飲んでいたら大分雲が出てきてしまったため、御鉢めぐりはやめて降りることにしました。焼走り方面の分岐は薬師岳からすぐのところです。急斜面を下って道は早くも林の中となり、少し歩くと平笠不動。ここで見つけたシラネアオイ。飯豊以来、2年ぶりです。なぜかこれを見るとうれしいですね。しかもすごい群落が当分続いていました。
ツルハシ分岐あたりからシラネアオイは見られなくなり、道は一旦林を抜けて急斜面を横切ります。
ここが目を見張るほどのコマクサのお花畑でした。近寄っても美しいし、遠目で見ても淡いピンクが周囲と合わさり、なんともいえない景色を演出しますね。まさに高山植物の女王だと思います。
コマクサ群落を過ぎると道は林の中をひたすら下り、途中から溶岩流に沿って歩く感じとなり、登山口へ到達しました。
キャンプ場で泊まったキャビンはとてもきれいでした。しかし宿泊者は温泉\200割引というのはちょっと渋すぎではないかな・・・。
翌日は車道をひたすら歩いて駅へ向かいます。本当は4時ごろ起きるつもりでしたが、気づいたら5:15でした。慌てて朝食を摂って出発。7:37に電車があるのは分かっていたので、距離的にはいけるかな、と思っていたのですが、東北道までかなり遠く、こりゃ全然間に合わないだろうとあきらめムード。それでも着いてみたら7:45であと8分速ければ電車に間に合ってました。それでも30分待ったらバスが来たので不満を言ってはいけませんね。
山そのものは大満足でした。
しかし、2泊はいらなかったですね。八合目か不動平の避難小屋を使って1泊で行くのがベストではないかと。正直な感想です。

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