夜叉ゲンゴロウを激写☆遠い三周ヶ岳
- GPS
- 04:16
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 792m
- 下り
- 814m
コースタイム
天候 | 晴れのち山頂は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は刈払い整備されている |
その他周辺情報 | 今庄365温泉やすらぎの湯営業中 |
写真
感想
連休2日目の早朝、自宅から眺める野坂山地は今日も雲の傘を被って芳しくない。しかし日本海には何処までも蒼穹が広がっている。若狭湾に突き出る敦賀半島の上空も蒼い空だ。西方ヶ岳に登ろうか迷ったが大義が見当たらない。
嶺北の山はどうだろうか、R476で木の芽トンネルを抜けると青空だ。越美国境は午後には雲が広がる予報だが、三周ヶ岳も未踏のままなので取り敢えず夜叉ヶ池に登ってみることにする。登山口駐車場には意外に少なく4台の車があるのみ。
歩き始めてトラバースの緩い道でも足が異常に重い。沢を詰めて尾根に取り付くと益々息も苦しい。連日の山行で足の疲れが取れていないのだろうか。脹脛がパンパンに張っているのが分かる。沢に咲く秋の青い花を愛でる余裕もない。
ブナの尾根の根っこ道をゆっくりと上がって行く。夜叉ヶ池までは登りたいが三周は無理と頭によぎる。下山者3名とすれ違う。息継ぎしながらやっとのことで池に辿り着くことが出来た。池の周りではナナカマドの赤い実とブルーベリーのようなサワフタギの青い実が最盛期のようだ。
池の畔の奥の桟敷の上で休憩することにした。4組10数名が休憩中で賑やかだった。偶然にも可愛い忙しく動くヤシャゲンゴロウをカメラに収めることが出来た。秋には成虫が孵化するので見つけやすいらしい。池を回って県境稜線に上がると美濃側は曇っている。昨年の同時期に訪れ三周を目指したが敗退している。足は回復したようにも思うが無理をせずここで折り返すことにした。
ブナ、ミズナラ、トチの大樹を眺めながら元来た道を下山すると普通に歩けた。数人とすれ違いのあと登山口近くで年輩の単独男性とすれ違う。時刻は14前なので自分のことは棚に上げてお声がけさせていただく。山頂までのつもりと言われるが大丈夫だっただろうか。木の芽峠を越えて敦賀に戻ると皮肉にも依然として敦賀半島の上空には蒼穹が広がっていた。
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