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Yamareco

記録ID: 3539758
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

シルバーウィークの超マイナー山梨百攻略(沢ジャブジャブ・岩稜ゾワゾワの鶏冠山:道の駅みとみよりピストン)

2021年09月20日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.9km
登り
1,108m
下り
1,097m

コースタイム

日帰り
山行
8:23
休憩
1:57
合計
10:20
6:14
7
6:21
6:22
13
6:56
6:59
18
7:17
7:23
6
7:29
7:39
81
鶏冠尾根取付(渓流靴履き替え)
9:00
9:01
34
大岩下
9:35
9:36
33
トラバース路入口
10:09
10:18
31
10:49
10:57
19
第二岩峰下(展望スポット)
11:16
11:17
8
11:25
11:31
13
第三岩峰迂回路入口
11:44
11:48
2
第三岩峰迂回路出口(荷物デポ)
12:28
12:49
20
13:09
13:11
24
第三岩峰迂回路出口
13:35
13:35
15
13:50
13:52
14
第二岩峰下
14:06
14:14
35
14:49
14:54
38
大岩下
15:32
15:40
1
鶏冠尾根取付
15:41
15:44
9
15:53
15:58
10
16:08
16:10
3
16:13
16:14
3
16:28
16:28
6
天候 ほぼ終日快晴、視界良好(午後一時曇り、尾根上少し風あり)
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみに駐車(無料・キャパ十分/前夜車中仮眠)
コース状況/
危険箇所等
・鶏冠谷出合の渡渉点、直前数日の降雨で水量が増す場合が多く要注意(今回は2日前に台風の大雨あり、夕刻まで水量多く渓流靴が威力発揮!)
・チンネノコル手前のトラバース区間、大雨等でコースが少し荒れている上、古い赤テープやロープなど残っており、ルートを外れやすいので注意
・鶏冠尾根の岩峰のうち、クサリが3つ懸かる第2岩峰が実質的な核心部(尖った岩稜を猿飛風に渡り歩くゾーンあり;フェイスを強引によじ登る感じの鎖はしっかりしているものの、足場が見にくい上、少し鎖が短く下部まで届いておらず、特に帰路はビビりの方要注意…)
・新しい赤テープやホッコリする案内道標などは豊富ながら、コースタイムが長い上、緊張を強いられる区間が多く、早立ちは必須(休憩をこまめに取り、水分補給を欠かさぬこと推奨)
その他周辺情報 市営三富温泉・笛吹の湯にて日帰り温泉入浴(山梨市外大人510円/男女共8名までの入場制限あり、入口で要検温、住所・連絡先登録)
秋の連休最終日、台風一過の良い天気。道の駅みとみで車中仮泊、少し寝坊して奥秩父の山々に朝日が…〈汗〉
2021年09月20日 05:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 5:48
秋の連休最終日、台風一過の良い天気。道の駅みとみで車中仮泊、少し寝坊して奥秩父の山々に朝日が…〈汗〉
こちらがウワサの鶏冠尾根でしょうか。ゴリゴリです…〈冷汗〉
2021年09月20日 06:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 6:17
こちらがウワサの鶏冠尾根でしょうか。ゴリゴリです…〈冷汗〉
ループ橋を左に分け、右の西沢渓谷方面へ。
2021年09月20日 06:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 6:19
ループ橋を左に分け、右の西沢渓谷方面へ。
見るからに寂れてますが、週末は塩山駅から1日3便のバス便あり。
2021年09月20日 06:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 6:21
見るからに寂れてますが、週末は塩山駅から1日3便のバス便あり。
ループ橋の下を潜ります。「鶏冠山」の道標も現れ、少しホッ…
2021年09月20日 06:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 6:22
ループ橋の下を潜ります。「鶏冠山」の道標も現れ、少しホッ…
ここから一般車通行止め。西沢渓谷も歩道崩壊で途中折り返しのようです…
2021年09月20日 06:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 6:23
ここから一般車通行止め。西沢渓谷も歩道崩壊で途中折り返しのようです…
林道歩き約20分、ここが甲武信岳〜破風山方面登山口。安全登山祈願していきます。
2021年09月20日 06:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 6:34
林道歩き約20分、ここが甲武信岳〜破風山方面登山口。安全登山祈願していきます。
ヌク沢出合。森林軌道跡の橋脚が良い味出してます。
2021年09月20日 06:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 6:42
ヌク沢出合。森林軌道跡の橋脚が良い味出してます。
西沢山荘着。ここで甲武信岳への近道、徳ちゃん新道を分け、左の沢沿いルートへ。
2021年09月20日 06:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 6:45
西沢山荘着。ここで甲武信岳への近道、徳ちゃん新道を分け、左の沢沿いルートへ。
二俣吊橋を渡ります。
2021年09月20日 06:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 6:55
二俣吊橋を渡ります。
吊橋の上からは、鶏冠山の全容がドドーン!身震いする一瞬です…。
2021年09月20日 06:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/20 6:57
吊橋の上からは、鶏冠山の全容がドドーン!身震いする一瞬です…。
ここからいよいよ鶏冠山バリルートへ!
2021年09月20日 06:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 6:59
ここからいよいよ鶏冠山バリルートへ!
良く踏まれたトレースが沢の右岸を進んでます。
2021年09月20日 07:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:00
良く踏まれたトレースが沢の右岸を進んでます。
ちょっとホッコリする案内標識も。
2021年09月20日 07:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:01
ちょっとホッコリする案内標識も。
沢の河原に赤テープ。増水時用の高巻き道もあります。
2021年09月20日 07:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 7:04
沢の河原に赤テープ。増水時用の高巻き道もあります。
ケルンもあります。
2021年09月20日 07:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 7:04
ケルンもあります。
増水してると少々際どいゾーンを通過…
2021年09月20日 07:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 7:05
増水してると少々際どいゾーンを通過…
キャラはカワイめですが、「…と痛みは自己責任」の標語がズシリ…。
2021年09月20日 07:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 7:09
キャラはカワイめですが、「…と痛みは自己責任」の標語がズシリ…。
鶏冠谷渡渉点。台風の大雨から2日弱を経過していますが、石飛びでは厳しいかも…。
2021年09月20日 07:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:11
鶏冠谷渡渉点。台風の大雨から2日弱を経過していますが、石飛びでは厳しいかも…。
渓流靴に履き替え、鶏冠谷ロックオン!
2021年09月20日 07:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 7:18
渓流靴に履き替え、鶏冠谷ロックオン!
目指すは対岸のあの青い道標。
2021年09月20日 07:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 7:19
目指すは対岸のあの青い道標。
無事渡渉完了。ここが水深も浅めで、比較的渡りやすかったです。水中のグリップもしっかりした渓流靴は無敵!
2021年09月20日 07:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:22
無事渡渉完了。ここが水深も浅めで、比較的渡りやすかったです。水中のグリップもしっかりした渓流靴は無敵!
しばし水際のヘツリゾーンを進みます。水量が多いとビミョーに濡れるので、ここは沢靴脱がない方が良いかも…
2021年09月20日 07:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:25
しばし水際のヘツリゾーンを進みます。水量が多いとビミョーに濡れるので、ここは沢靴脱がない方が良いかも…
鶏冠尾根取付き。しっかりした登山道あり。ここで渓流靴脱ぎます。
2021年09月20日 07:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:33
鶏冠尾根取付き。しっかりした登山道あり。ここで渓流靴脱ぎます。
鼻突きの急登が少し緩み、久々の道標出現にホッ…。「山頂」がどこを指すのかは判然としませんが…。
2021年09月20日 07:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 7:59
鼻突きの急登が少し緩み、久々の道標出現にホッ…。「山頂」がどこを指すのかは判然としませんが…。
再びホッコリ道標出現。急登の疲れも一時癒やされます…。
2021年09月20日 08:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 8:25
再びホッコリ道標出現。急登の疲れも一時癒やされます…。
植生が変わり、少しヤセ尾根風のルートに入りました…
2021年09月20日 08:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 8:46
植生が変わり、少しヤセ尾根風のルートに入りました…
大岩にマーキングあり。夕立時の雨宿りに使えそうです。
2021年09月20日 09:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 9:00
大岩にマーキングあり。夕立時の雨宿りに使えそうです。
急登ゾーンを振り返って。苦しいところにホッコリ道標が現れ、元気づけられます!
2021年09月20日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 9:10
急登ゾーンを振り返って。苦しいところにホッコリ道標が現れ、元気づけられます!
ロープ付きの岩稜登りが出現、いよいよ鶏冠尾根らしくなってきました!紅葉わずかに始まってます…。
2021年09月20日 09:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 9:21
ロープ付きの岩稜登りが出現、いよいよ鶏冠尾根らしくなってきました!紅葉わずかに始まってます…。
この標識の地点から、トラバース路に入ります。長雨でルートが荒れ気味でもあり、マーキングもやや錯綜してロスト注意…。
2021年09月20日 09:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 9:35
この標識の地点から、トラバース路に入ります。長雨でルートが荒れ気味でもあり、マーキングもやや錯綜してロスト注意…。
こちらは西沢渓谷対岸の乾徳山〜黒金山の稜線でしょうか。
2021年09月20日 09:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
9/20 9:36
こちらは西沢渓谷対岸の乾徳山〜黒金山の稜線でしょうか。
チンネノコル到着!お約束のストック標識をパチリ。
2021年09月20日 10:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 10:09
チンネノコル到着!お約束のストック標識をパチリ。
本日数少ないチェックポイント、当コルで自撮り1枚。ここまでのトラバース路前半はややルートが分かりにくく、後半はかなりのアップダウンに結構シゴかれました…
2021年09月20日 10:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 10:10
本日数少ないチェックポイント、当コルで自撮り1枚。ここまでのトラバース路前半はややルートが分かりにくく、後半はかなりのアップダウンに結構シゴかれました…
ここからがいよいよ本日の核心部、ヘル着装・ストック収納し、慎重に行きます!
2021年09月20日 10:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 10:12
ここからがいよいよ本日の核心部、ヘル着装・ストック収納し、慎重に行きます!
歩き出してすぐにホッコリ標識。中島みゆきの歌詞のように、心に沁みます…
2021年09月20日 10:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 10:18
歩き出してすぐにホッコリ標識。中島みゆきの歌詞のように、心に沁みます…
メタボチェッカーゾーン。ザック背負って通れるか…〈冷汗…〉
2021年09月20日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 10:23
メタボチェッカーゾーン。ザック背負って通れるか…〈冷汗…〉
本日の核心部、第2岩峰直下の岩場まで登ってきました。鎖はしっかり付いてますが、結構な高度感で股下がゾワゾワします…<冷汗>。
2021年09月20日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 10:47
本日の核心部、第2岩峰直下の岩場まで登ってきました。鎖はしっかり付いてますが、結構な高度感で股下がゾワゾワします…<冷汗>。
振り返ると、乾徳山越しに富士山登場!
2021年09月20日 10:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/20 10:49
振り返ると、乾徳山越しに富士山登場!
真横の国師方面も堂々の山容!
2021年09月20日 10:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/20 10:51
真横の国師方面も堂々の山容!
一気に登り、岩峰の上まで来ました。スゴい高度感…!
2021年09月20日 10:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 10:57
一気に登り、岩峰の上まで来ました。スゴい高度感…!
尖った岩稜の上を恐る恐る四つ足で進んでいきます…
2021年09月20日 11:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 11:00
尖った岩稜の上を恐る恐る四つ足で進んでいきます…
クサリ場その2。鎖がビミョーに下部まで届いていませんが、右ルートでフェイスを攻めます…。
2021年09月20日 11:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
9/20 11:03
クサリ場その2。鎖がビミョーに下部まで届いていませんが、右ルートでフェイスを攻めます…。
ビビりながらも、第2岩峰の末端まで何とかたどり着きました。第3岩峰も目の前です(直登はとても無理…)!
2021年09月20日 11:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 11:16
ビビりながらも、第2岩峰の末端まで何とかたどり着きました。第3岩峰も目の前です(直登はとても無理…)!
束の間の平和な吊り尾根…〈ホッ…〉
2021年09月20日 11:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 11:19
束の間の平和な吊り尾根…〈ホッ…〉
ここは迷わず右の迂回路へ…!出だしはロープ付きの急降下、スリップ注意です。
2021年09月20日 11:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/20 11:30
ここは迷わず右の迂回路へ…!出だしはロープ付きの急降下、スリップ注意です。
迂回路出口到着!比較的しっかりした登りやすい道でした。空身で第3岩峰(山梨百の標識ピーク…)ピストンします。
2021年09月20日 11:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 11:43
迂回路出口到着!比較的しっかりした登りやすい道でした。空身で第3岩峰(山梨百の標識ピーク…)ピストンします。
第3岩峰ピーク踏破!グラグラしてますが、山梨百の標柱前で記念にパチリ!
2021年09月20日 11:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
9/20 11:47
第3岩峰ピーク踏破!グラグラしてますが、山梨百の標柱前で記念にパチリ!
先ほどより遥かに立派な富士山ドーン!これまでの苦労が報われ、達成感満点です…。
2021年09月20日 11:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/20 11:48
先ほどより遥かに立派な富士山ドーン!これまでの苦労が報われ、達成感満点です…。
鶏冠山最高点までは、奥秩父らしい原生林の尾根道が続きます。
2021年09月20日 11:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 11:58
鶏冠山最高点までは、奥秩父らしい原生林の尾根道が続きます。
こちら、尾根続きの木賊山。近そうに見えますが、常人を寄せ付けぬ激ヤブのルートです〈冷汗…〉。左奥に形の良いピラミッドの甲武信岳がチラリと見えてます。
2021年09月20日 12:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/20 12:19
こちら、尾根続きの木賊山。近そうに見えますが、常人を寄せ付けぬ激ヤブのルートです〈冷汗…〉。左奥に形の良いピラミッドの甲武信岳がチラリと見えてます。
最後はマツやシャクナゲの枝にだいぶ攻撃されましたが、駐車場から延々6時間、ついに鶏冠山山頂到着!急登と岩稜歩きで精根尽き果てた感じです…
2021年09月20日 12:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 12:28
最後はマツやシャクナゲの枝にだいぶ攻撃されましたが、駐車場から延々6時間、ついに鶏冠山山頂到着!急登と岩稜歩きで精根尽き果てた感じです…
シルエットですが、富士山ドーン!が何よりのご褒美です…
2021年09月20日 12:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/20 12:29
シルエットですが、富士山ドーン!が何よりのご褒美です…
こちら、その名の通り甲武信(こぶし形)の峰々…
2021年09月20日 12:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/20 12:30
こちら、その名の通り甲武信(こぶし形)の峰々…
雁坂嶺〜雲取に至る奥秩父の長大な縦走路が一望できます!
2021年09月20日 12:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 12:31
雁坂嶺〜雲取に至る奥秩父の長大な縦走路が一望できます!
朝、歩いて潜ったループ橋が遥か下方に見えてます!
2021年09月20日 12:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 12:54
朝、歩いて潜ったループ橋が遥か下方に見えてます!
ナゾのストックの忘れ物…。まだ新品に見えますが…1度に2本脱落!?
2021年09月20日 13:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 13:01
ナゾのストックの忘れ物…。まだ新品に見えますが…1度に2本脱落!?
おにぎり昼食で元気を少し回復、帰路は順調に迂回路まで戻ってきました。登りの苦戦で予定時間よりもだいぶ遅れているため、第3岩峰はパスし下山を急ぎます…
2021年09月20日 13:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 13:08
おにぎり昼食で元気を少し回復、帰路は順調に迂回路まで戻ってきました。登りの苦戦で予定時間よりもだいぶ遅れているため、第3岩峰はパスし下山を急ぎます…
第3岩峰、振り返って見てもド迫力です!
2021年09月20日 13:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
9/20 13:31
第3岩峰、振り返って見てもド迫力です!
この辺りが第2岩峰で一番高度感あるゾワゾワゾーン…。あとクサリ場2つ…
2021年09月20日 13:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 13:39
この辺りが第2岩峰で一番高度感あるゾワゾワゾーン…。あとクサリ場2つ…
ゾワゾワ鎖ゾーンも無事慎重に突破、何とかチンネノコルまで戻ってきました。ご褒美代わりのフルーツ缶でリフレッシュします。残るアドベンチャーは夕刻の鶏冠谷渡渉、水量が増してないと良いのですが…。
2021年09月20日 14:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 14:07
ゾワゾワ鎖ゾーンも無事慎重に突破、何とかチンネノコルまで戻ってきました。ご褒美代わりのフルーツ缶でリフレッシュします。残るアドベンチャーは夕刻の鶏冠谷渡渉、水量が増してないと良いのですが…。
行きにチェックした大岩下のポイントで休憩。その下はやっと平和な尾根道に…
2021年09月20日 14:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 14:55
行きにチェックした大岩下のポイントで休憩。その下はやっと平和な尾根道に…
鶏冠谷出合着。ヘツリゾーンが微妙に水没してるため、ここから渓流靴に再びチェンジ!
2021年09月20日 15:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 15:31
鶏冠谷出合着。ヘツリゾーンが微妙に水没してるため、ここから渓流靴に再びチェンジ!
朝とさほど水量は変わっていないようで、石飛び渡渉は依然困難…。無敵・渓流靴のパワーでザブザブと流れを横切り、短時間で渡渉完了!
2021年09月20日 15:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 15:40
朝とさほど水量は変わっていないようで、石飛び渡渉は依然困難…。無敵・渓流靴のパワーでザブザブと流れを横切り、短時間で渡渉完了!
河原のケルンが何だか芸術作品のようです…。
2021年09月20日 15:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 15:47
河原のケルンが何だか芸術作品のようです…。
ついに、文明世界まで帰ってきました。あとは平らな遊歩道・林道が続くので、渓流靴のままで駐車場までのし歩きます!(西沢渓谷は家族連れハイカーや観光客も多く、場違い感で若干ハズイですが…)
2021年09月20日 15:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 15:52
ついに、文明世界まで帰ってきました。あとは平らな遊歩道・林道が続くので、渓流靴のままで駐車場までのし歩きます!(西沢渓谷は家族連れハイカーや観光客も多く、場違い感で若干ハズイですが…)
夕景の鶏冠山。朝は若干ビビッてましたが、登った後だと親近感が断然違います!
2021年09月20日 15:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
9/20 15:58
夕景の鶏冠山。朝は若干ビビッてましたが、登った後だと親近感が断然違います!
西沢山荘前の古い石仏様に、安全登山御礼のお詣りします。
2021年09月20日 16:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/20 16:04
西沢山荘前の古い石仏様に、安全登山御礼のお詣りします。
かなり年季の入った詳しい地形図。気付きませんでしたが、鶏冠尾根コースも、「ギロチン岩」や「大岩」など注目スポットがいくつかあったようです…
2021年09月20日 16:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/20 16:06
かなり年季の入った詳しい地形図。気付きませんでしたが、鶏冠尾根コースも、「ギロチン岩」や「大岩」など注目スポットがいくつかあったようです…
道の駅みとみに無事ゴール!近年になく充実・緊張した日帰り山行でした。これでいよいよ山梨百名山も残り1座(御坂・王岳)、今年中のゴールが見えてきました!
2021年09月20日 16:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/20 16:34
道の駅みとみに無事ゴール!近年になく充実・緊張した日帰り山行でした。これでいよいよ山梨百名山も残り1座(御坂・王岳)、今年中のゴールが見えてきました!
道の駅より、夕景の木賊山〜甲武信方面を望んで。雲の感じが何ともロマンティック。
2021年09月20日 16:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/20 16:51
道の駅より、夕景の木賊山〜甲武信方面を望んで。雲の感じが何ともロマンティック。
国道140号沿いの三富温泉・笛吹の湯へ。山梨市営のため、入館人数の厳しい制限に加え、東京など緊急事態宣言地域からの来客には厳しいカンバンも。入り口のご主人に「山登りしてきたので、是非入浴したいです!」と申し出て、住所・携帯番号なども登録の上、検温クリアし何とか入浴OK。有難や!
2021年09月20日 17:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/20 17:36
国道140号沿いの三富温泉・笛吹の湯へ。山梨市営のため、入館人数の厳しい制限に加え、東京など緊急事態宣言地域からの来客には厳しいカンバンも。入り口のご主人に「山登りしてきたので、是非入浴したいです!」と申し出て、住所・携帯番号なども登録の上、検温クリアし何とか入浴OK。有難や!
撮影機器:

装備

備考 (水分消費量)PETボトル550ml×2(氷結ソルティライチ・午後ティー)、ポリタン水600ml、ガッツギア×1

感想

秋のシルバーウィーク前半、台風一過で日・月と真っ晴れ予報のハイキング日和。首都圏のコロナ感染者数も目に見えて減少し、8月前半にワクチン接種完了の当方も山の虫がゾワゾワ騒ぎ出すのを抑え切れず、かねてよりの懸案であった山梨百名山 "最難関" の呼び声高い四天王の一座、鶏冠山へのソロ山行を実行に移すことに。復路の渋滞を考えれば日曜のツアーが理想的ながら、本ツアー第1の関門・台風の大雨による沢の増水を勘案し、連休最終日の敬老の日にツアー決行すべく、満を持して前日午後にヘルメット+沢歩き用の渓流靴など、日帰りにしてはいかつい装備を整え出撃、中央道PA+みとみ道の駅にて車中仮眠します。当日は放射冷却のため未明から冷え込んでやや寝不足気味ながら、車中朝食を済ませ、レインウェアの上を着込んで朝6時過ぎに駐車場を出発。同じルートの登山者がいると良いな、と期待しつつ、甲武信岳日帰りの雰囲気のトレラン風男性ソロのお兄さんをやり過ごし、しばらく河原沿いのルートを歩くと、前方にベテランの沢歩き風のソロの方が出現。すわ同好の士か、と期待するも、鶏冠谷渡渉点で依然増水状態の沢を目の前にして悄然と引き返されていき思わずガッカリ。当方は無敵のグリップ力を誇り、北海道・日高エリアの山行でも大活躍した渓流靴に履き替え、比較的アッサリと鶏冠谷コースへ突入します。
 以降のコース状況詳細、要注意ポイント等は記事前半のメモ+写真キャプションに記載の通りですが、チンネノコルまでの区間、途中までは拍子抜けするぐらいの歩きやすいハイキング路ながら、トラバース路に入ると途端にバリルートのトラップが次々出現。古いロープ付きの斜面や色褪せた赤テープの亡霊!?に惑わされ、ルートを外しかけてはヤマレコマップの足跡データで本来のルートに復帰、ヘロヘロ状態で何とか鶏冠尾根最初のチェックポイント、チンネノコルに到着。ここでヘルメット装着、ストックもしまい込んで臨戦態勢を整えるも、暫くは再び平和で分かりやすい尾根道が続きます。鶏冠尾根恐るるに足らず、などと不遜な考えが頭をもたげた途端、第2岩峰の基部で眼前にそそり立つような岩盤にクサリが掛かる最初の難関が出現。快晴無風で四周の展望も開け、一層高度感が増す中で覚悟を決め、鎖に取り付くと股下が思わずゾワゾワ…。何とか岩峰の頭に登り着いた時には、緊張で口の中がカラカラでした…。ところが、ここからの岩稜歩きは更にゾワゾワ度が増し、尖った岩の先端を跨いで時に四つん這い状態となりながら、猿飛ヨロシク先の見えない岩稜を慎重に進んでいきます。残る2ヶ所の鎖場もビビりながら何とか突破し、たどり着いた第2岩峰の末端から急降下すると、「神は乗り越えられぬ試練は与えない」のコトバ通り、ようやく平和な樹林帯の尾根道に戻ります。目の前に覆い被さるような第3岩峰も比較的しっかりした迂回路で無事に回り込み、程なく山梨百名山の標柱の立つ第3岩峰ピークに到達。眼前には険しい登降のご褒美ヨロシク、本日一番の「富士山ドーン」の絶景が出現し、達成感もハンパないものがありました。
 既に予定のコースタイムを大幅オーバー、心身の疲労もマックス状態で、ここを本日のゴールとしても良さそうではありましたが、折角なので鶏冠山最高点までは行こう、と残る気力・体力を奮い立たせ、襲いかかる灌木のヤブをかき分け、匍匐前進のスローペースで何とか2115mの山名標立つピークに到達。余りの疲労に食欲も出ない中、残るPETボトルの飲料でおにぎり2つを胃袋に流し込み、そそくさと長い長い復路の下山にかかります。帰路も第2岩峰の通過で再び3回のゾワゾワ(しかも足許の見えない下りの高度感は登りの1.5倍…)を味わい、チンネノコルまで帰り着いた時には、心身の緊張が緩んで半ば抜け殻状態。ここで取って置きのフルーツ缶を食しリフレッシュ、トラバース区間の崩れやすいルートもストックを駆使してどうにか攻略し、後はクールダウン兼ねたハイキング気分で、意外にアッサリと鶏冠谷出合へ。ここで再びの渓流靴装着、両足がグッと楽になる中、依然として増水状態の東沢渡渉も難なくクリアし、後は家族連れや国籍様々な観光客もそぞろ歩く西沢渓谷遊歩道を渓流靴のままでのし歩き、思ったより早くゴールの道の駅に帰り着きました。
 閉店間際の道の駅でいつになくタップリの土産品を買い込んだ後、三富温泉・笛吹の湯での日帰り入浴で悦楽のひと時を過ごし、着替えも終えて、後は山梨名物のほうとうなど食した後、渋滞の収まった中央道をひた走るのみ、と油断したのも束の間…。午後6時過ぎに最寄りの勝沼ICから中央道に入ると、「この先、調布ICまで断続渋滞60km」の戦慄の表示が…。所要時間も「高井戸まで6時間以上」と気の遠くなるような案内が出て、お盆休みや年末年始でも滅多に遭遇しない、凄まじい雪隠詰め状態。大月の手前で渋滞の尻尾に突っ込むと、このまま数時間トイレにも食事にもあり付けぬまま車中で過ごすのも耐えられぬ、と衝動的に甲州街道へエスケイプ。暫くは通い慣れた中央本線沿いの快調なドライブが続くも、上野原の手前で下道も再びの雪隠詰め渋滞に。思わず車の溢れる駅近くのコンビニに飛び込み、トイレと弁当チーンの侘しい夕食を済ませて、上野原ICからやむなく再び中央道へ。既に午後9時を回っていることもあり、ここからの渋滞は普通の土日並みの約15km強で終了、高井戸出口まで1時間余りで走り抜け、ヤレヤレこれでやっと自宅に戻れる、とホッとしたのも束の間…。今度は環八が時期外れの凄まじい工事渋滞(?)で、普段なら20分弱で走破できる自宅までの道のりが1時間半近くの苦行に…。日付が変わる前に何とか家に帰り着いた頃には、山での心地良い疲労に帰路の渋滞による心身のどんよりした疲れが加わり、汚れ物の洗濯と装備の片づけを終えた途端にバタンキュー…。翌日は当初出勤の予定ながら、さすがに心身の疲労はハンパなく、やむを得ず急遽テレワークに切り替える羽目となりました<溜息…>。
 ともかくも最難関の鶏冠山をどうにか踏破し、これで宿願の一つ、山梨百名山巡りも「マジック1」となり、残るは大事にキープしてきた御坂山塊の王岳のみ。最後ぐらいはルーファイとも藪漕ぎとも岩稜歩きとも無縁な秋の紅葉狩りハイキングを楽しみ、雄大な富士山を眺めつつ、できれば家族や友人とともに目標達成のゴールインを祝いたいところです。コロナ感染状況が落ち着けば、折角なので泊りがけのツアーを組み、山梨県の観光振興にも少しは貢献したいと思います。ヤマレコハイカーの皆さんも、どうぞ安全で快適な秋の山歩きをお楽しみ下さいますように。
[※2021年9月21日作成]

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