槍ヶ岳 (槍沢~中岳~天狗原~上高地)
- GPS
- 20:04
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 2,104m
- 下り
- 2,134m
コースタイム
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:25
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:38
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
登山者の憧れ、槍ヶ岳。
姪家族とは3年ほど前から登山旅行を始めて、北八ヶ岳や谷川岳などに登り、義弟とは昨年西穂独標に登りましたが、次は槍ヶ岳に挑戦ということで、槍ヶ岳好きの息子と3人で行くことになりました。
祝日の首都圏からのバスは1時間半遅れで上高地に到着。横尾までの道を淡々と歩いて姪家族と合流です。2段ベッドの8人部屋を我々6人で使えるようにしてもらえましたのでとても快適に過ごせました。
翌朝も快晴。槍見川原からも槍ヶ岳の穂先がはっきりと見えます。
槍沢ロッジから先は男3人だけとなり、良いペースで歩いていきます。天狗原分岐に到着するとお約束の槍の穂先が見えてきてテンションが上がりますが、ここからはただただ辛抱の登り。殺生ヒュッテも槍ヶ岳山荘もすぐそこに見えているのに中々近付きません。
空は青く、最高のコンディションでしたが、登頂に時間を取られている間に段々と雲が湧いてきて、まさに雲行きが怪しくなってきます。
山荘到着時にちょうど昼時でしたのでキッチン槍名物のラーメンで腹ごなしをし、荷物を部屋に置いて山頂にアタックです。
ヘルメットを装着し、岩場と鎖を慎重にこなして、無事に山頂に到着したのが午後1時半くらいでしたが、やはりガスがかかり、2度目の登頂も期待した眺望は得られませんでした。でもやはりここまで登ってきたという達成感は充分にあります。
山荘に戻り休憩しながらも穂先の表情を眺めます。夜には満月に近い月の光と槍の穂先が幻想的な光景を見せていました。
翌朝も快晴。大喰岳、中岳への稜線縦走での景色はまさに幸せなものでした。
思い出深い黒部五郎や雲ノ平。常念岳の向こうの雲海からの日の出。どっしりとした笠ヶ岳。先日行った立山と大日岳。今年行くはずだったけど行けなかった薬師岳。正面に見える穂高岳。大変だったけど素晴らしかった表銀座。そして振り返れば槍の穂先。
本当にこれ以上ないというコンディションの中で至福の時間を過ごしました。
名残惜しい気持ちはありますが、上高地までの長い工程を考えると長居するわけにもいかず、天狗原に向かって下山します。ここもかなりの急斜面なので気が抜けません。
天狗原周辺では紅葉もかなり見頃になっていました。紅葉に囲まれた天狗池では逆さ槍も楽しむことができました。
天狗原分岐まで来ると槍ヶ岳ともお別れ。ただここからも行程は長いのですが美しい槍沢の光景や横尾や徳沢での食べ物も楽しみにしながら、上高地までを歩き通しました。
宿泊した次の日は雨でしたので、まさに絶妙のタイミングで登山ができたと思います。
槍ヶ岳だけが特別な山だとは思いませんが、北アルプスの中心であることは間違いなく、今度は西鎌尾根も行きたいですし、裏銀座も行き残しています。困難な状況はありますが、山に行けばこんなに素晴らしい体験ができるんだと、改めて思えるような山行となりました。
お待ちしてました!
素晴らしい山行だったようですね。特に私が昨年行きそびれた天狗池からの逆さ槍、お天気に恵まれて眺めを堪能されたことと思います。
仰る通り、槍ヶ岳だけが特別とは私も思いませんが、やっぱり絵になる山であることは間違いなく、槍が綺麗に眺められるところに思いが行きます。その代表が天狗池、それとヒュッテ大槍からのモルゲンロート、これらは是非とも訪れたいですね。また、野口五郎や三俣蓮華、北穂や前穂、鏡平も再訪したいです。
とは言え、槍の穂先からの眺めも素晴らしいので、またまた登ってしまうんだと思います。次が何時になるか判りませんが。
天狗池の周辺は期せずして紅葉もだいぶ見頃となっており、槍の見える風景を堪能することができました。
大喰岳、中岳の稜線も素晴らしかったです。
「またまた登ってしまうんだと思います」と私も同じく思います。ヒュッテ大槍は食事も美味しいらしいので、モルゲンロート目当てで行って見たいです。裏銀座も大きな宿題ですし、飛騨側から登って南岳の小屋で泊まるのもいいかななどど妄想が膨らみます。
コメントありがとうございました。
私はコロナの影響もありますが、7月に椅子から落ちかけて足の指を折るという、なんとも情けない理由で、登山はお休み中です(今はMAX栂池自然園レベルです笑)
またどこかで皆様にひょっこりお会いできるよう、リハビリハイクに励みたいと思います。
有難うございます!
こちらこそ,夫も息子も私もkorisu06さんへお便りしたいと
山に登るたびに思い出し,
コロナの報道を見るたびに
お元気でいらっしゃることを祈っていました。
怪我をなさったとのこと,痛かったでしょう。
完治されたら,また山を歩いてくださいね。
我が家は山歩きすることで心と身体を浄化して蘇生させてきたように思います。
そうそう,息子の進路が決まり,
korisu06ちゃんにお伝えしたいと言っていました。
またいつかどこかでお会いできるのを楽しみに,私たちも山を歩き続けます。
yoshiyan妻
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