「安近短」に素晴らしい山あり!:瑞牆山
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 853m
- 下り
- 855m
コースタイム
14:38瑞牆山荘前県営駐車場
15:32富士見平小屋(テント設営)
<10/13>
06:01富士見平小屋
06:30天鳥川
06:31桃太郎岩
07:45大ヤスリ岩
07:59瑞牆山頂08:28
10:10富士見平小屋(テント撤収)11:11
11:58瑞牆山荘前県営駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは瑞牆山荘から道を渡った所にあります。 瑞牆山の登山道は少々荒れてて手を使うことが多いので、軍手以外の合皮やレザーのグラブがあった方がいいでしょう。 下りは怪しい踏み跡でルートを外しそうなポイントがあります。赤布や×印に目を配りましょう。 |
写真
しかし、料金はハイエンド!
この施設で幕営料1000円/人とは我が耳を疑った。
今はまだボロいこの施設を充実させる資金にしてくれるというのならいいけどね。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 4
1/25,000地形図 1
コンパス 1
笛 1
保険証 1
飲料 2L
トイレキット 1
タオル 1
携帯電話 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具 1
シュラフ 1
シュラフカバー
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
カップ 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 2
シュラフ 1
スリング&カラビナセット 1
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共同装備 |
テント 1
テントマット 1
ツェルト 1
ランタン 1
コンロ 1
ガスカートリッジ 2
コッヘル(鍋) 一式
ファーストエイドキット 一式
医薬品 一式
ラジオ 1
カメラ 1
2Lプラティパス 1
山と高原地図 1
筆記具 一式
ライター 2
ナイフ 1
計画書 1
食器 一式
トイレキット 一式
虫除け薬 1
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感想
本当は尾瀬に行こうと思ってたんです。
カズエモンがまだ行ったことなくてせがむから。
しかし、ヤマテンによると今季初の冬型気圧配置により日本海側の至仏や燧は「夜は吹雪いて氷点下」なんて予報出ちゃったもんだから仕方なく中止。
で、思い付きで決めたのが瑞牆山〜金峰山のテン泊山行。
12日(土)朝の仕事明け、10:30にクルマに荷物積み込んで出発するも、すでに中央高速は真っ赤っか。
13時に登山開始の予定が、瑞牆山荘前の満車の駐車場に着いたのは14時半で、本日の登山は即ボツにし、13日は瑞牆山一本に。
15時半に富士見平小屋に到着。
ホームページを確認してテン場料500円/人だと思ってたら、倍の1000円/人も取られちゃった。(小屋泊料金も上がってた)
ボロい無人小屋だと思ってたのに、ランプの明かりが暖かく若いスタッフが5〜6人も元気に立ち働く活気ある営業小屋だったから驚きました。
経営者が変わり、営業スタイルから内容・料金設定までがここ1〜2年で激変したみたいね。
変化自体はいいことなんだけど、古いサイトは削除してもらった方がいいと思う。
テン場も10張ほどの小規模だと確認したんだけど、かなり広くて40張り以上で賑わってて空きスペースを探すのにひと苦労。
一番下手の方にやっとこ見つけて建設開始。
ここの地面は柔らかい土が多くてペグ打ちが楽ちんですよ。
もう秋も深いのか、日暮れが早くて18時にはワインと焼酎で酔っ払っちゃいました。
翌4時過ぎ起床。
でもトイレ渋滞とかで時間を食って、出発はすでに明るくなってきた6時。
これだけの規模に拡大したのなら、トイレも早急に拡大するべきですね。
小屋・テン場・通過者全部合わせて男女各1個室ってのはどう考えてもムリ!
トイレ大行列必至で、ブーイング出まくってましたよ。
さて、小屋前から少し登ると木々の間から瑞牆山が見えてきます。
でもここから天鳥川までガシガシ下りまくってもったいな〜い感じしつつ、枯れ沢を渡った先の桃太郎岩から登り返します。
なかなか荒れてますから矢印や×に注意しながら登ります。
ロープ場の各ロープはかなりボロけてるから体重をかけて引くのは厳禁ですね。
巨岩の下の隙間をくぐったり倒木をよじ登ったりと、なかなかアスレチッキーなセクションが続くので飽きずに楽しめます。
小屋から1時間半で大ヤスリ岩のそばに届きます。
こんな絶壁を攀じ登るなんてムリ!って岩場でいつも思うんだけど、やはりここも登る人がいるそうです。
クライマーってスゴイなぁ。
さ、もうすぐ山頂。
最後の急登を頑張れば山頂直下の平場。
あと5分で山頂です。
大岩を這い登り(このロープもヤバイ)鉄梯子を登れば、見渡す限り紺碧の空でした!
素晴らしいね、ここの展望。
ぐるり360°の大展望だけど、山頂は麓から見上げたとおり垂直に切れ落ちる大絶壁なので常に緊張は必要です。
いつまででも眺めを楽しんでたいけど、30分ほど展望を楽しんだら下ります。
どんどん登頂者は増えるし、帰りの渋滞を思えばの泣く泣くです。
それほど素晴らしい山頂展望です!
下山では大人数のパーティーも含め数百人の登山者とすれ違いました。
今頃、狭い山頂は人混みで身動き取れないだろうし、山頂直下の平場あたりから登りと下りの行列でにっちもさっちも行かなくなってることが想像できます。
押されてハミ出して絶壁落ちちゃう人とかいなきゃいいけど。
下りも荒れてるから周囲の赤布を見てないと怪しい踏み跡に導かれて沢筋に入り込みそうになりました。
ぼんやり足元ばかり見ないように要注意ですね。
1時間半で小屋に到着。
テントを畳んで大荷物を背負ってさらに1時間下ると瑞牆山荘。
駐車場はもう驚くほどの満車で、周辺道路は路肩駐車で途轍もなくあふれ返ってました。
どうりで山道も混んでるはずだ。
でもみんな今日の天気を楽しんでると思うよ。
山荘でおいしいと評判のランチを食べたかったけど、渋滞イヤさに車中パン食。
でもおかげで15時前には帰り着きましたとさ。
瑞牆山バンザーイ!
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