伯母子岳ー大股よりピストンー
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 831m
- 下り
- 831m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
14:45野迫川村大股ー15:00ホテル野迫川(入浴),15:40発ー16:00高野龍神スカイラインー17:40五條市 五條市から大塔を経て野迫川村内を縦断するルートは,野迫川村内の道が狭く険しく結構大変です. 工事のため橋本に下る所で渋滞しましたが,高野龍神スカイラインから高野山,橋本市に抜ける道の方が精神的には楽です. |
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルート整備された道で,危険な箇所はありません. |
写真
感想
天気予報もよく,以前より行きたかった伯母子岳へ出かけた.
五條市,大塔を通って野迫川村の北部へ入った.ここまでは大塔からの登りを除けば道もまずまず.8:00には村内に入ったので予定の9:00からの登山開始は余裕と思われたが,ここからが長かった.2つぐらい結構な狭い峠道を登り下りし,3つぐらい集落を抜けてようやく大股登山口までたどり着いた.
登山口には駐車場,トイレ,自販機,公衆電話もあり出発地として申し分ない.
集落の間を抜けて墓地も過ぎ,急坂を登って一気に高度を上げていく.
道は皆さんからの情報通り大変よく整備されている.
おもしろくないと言う方もおられるが,私的には足元を気にせずにのんびり景色を眺めながら歩けるのでありがたい.
初めは植林の中のつづら折りの道だが,林は手入れされて光がよく入り暗くはない.
しばらく進むと萱小屋に着いた.きれいな小さいログハウスで,中に薪ストーブがあり,何かおしゃれな感じである.置いてあるノートには日本語,英語,ドイツ語で
書かれたメッセージが残されており,小辺路を訪れた多くの人に利用されているようだ.
さらに登ると植林に混じって自然林が見られ空が明るくなってくる.右手に夏虫山が見えてきて,道は平坦にゆっくり登っていく.紅葉はまだ緑の中にちらちら見える程度で,見ごろは月末から11月初めあたりだろう.
桧峠のあたりは自然林の中を抜ける気持ちのいい道である.少し平坦な道を行き,やがて緩やかに下っていく.正面左手に美しい山容の伯母子岳が見えてくる.周りを彩るはずのモミジはまだ緑色で,少し早かった.紅葉の季節にはさらに素晴らしいであろう.
下りきって少し登り返すと四つ辻である.ここで護摩壇山からの遊歩道と伯母子峠からの道に合流する.伯母子岳頂上は正面の急傾斜を直登する.林の中を登っていく.足元は所々滑って土が露出しており,雨の日の下りは注意が必要だろう.やがて,林が切れて空が広がり,空に向かって飛び出せばそこが山頂.細長く広がる草原のススキが風に揺れていた.
山頂で360度の景色を楽しんだ後,伯母子峠に下って昼ごはんにした.食べる直前になって箸を忘れたことに気付いた(2回目だ).やむなく,きれいそうな小枝を拾って箸にして食べた.
それ以外はまず順調に行程をこなし,予定時刻より早めに登山口に戻ることができた.全行程中に出会ったのは6人だけで,山の静けさも楽しめた.
帰りにホテルのせ川の日帰り入浴を利用した.ほぼ貸し切りですべすべ天然温泉に浸ることができた.
帰り道に高野龍神スカイラインー高野山ー橋本ー五條と通ったが,失敗だった.高野山から工事のため渋滞し,行きと比べて1時間以上多く費やした.
しかし,山頂からの素晴らしい景色と清々しい自然林の登山道を楽しみ,まずまずの連休中日であった.
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する