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Yamareco

記録ID: 356732
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

巻機山割引沢〜ヌクビ沢

2011年10月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
syusugi その他2人
GPS
32:00
距離
10.7km
登り
1,346m
下り
1,337m

コースタイム

桜坂駐車場5:55-6:45割引沢-7:45ヌクビ沢出合8:05-11:15稜線12:00-12:15巻機山頂上13:00-15:55桜坂駐車場
天候 文句なしの快晴
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場にて前夜着。車中泊。
コース状況/
危険箇所等
 現在は一般的な登山道ではないという分類なのだと思う。ルートとしては沢登りと言える。しかしながら割引沢は水線通しに行かずにほとんど巻き気味に登山道が続いている。駐車場からもヌクビ沢との指導標があるし、踏み跡も明瞭。割引沢の高巻きルートとなっている登山道を行くと白い柱状の指導票があり、沢へ降りる分岐がある。危険な個所には残置ロープもある。沢中で不安定なのはヌクビ沢に入ってからの大崩壊地。新しい落石が堆積しているが通過に支障はなかった。
 ヌクビ沢は上部の周囲が狭まっている付近は側壁からの落石に注意が必要。休憩する場合は場所を考えたい。割引沢と異なりヌクビ沢は踏み跡も不明瞭な部分があるのであまり無理に高巻かず、水線からできるだけ離れないようにしたルートを選んだ方が良い。
今回は3人での山行であったが、2名沢用のフェルトシューズ。1人は軽登山靴。沢の水線にあえて降りなければ軽登山靴でも登れるルートだと思う。ただ夏期などヌメリのある時は濡れた岩に乗らないようにかなり気を使うと思われる。下山用の靴の重さが気にならなければ沢靴を履いて登ったほうがストレスが無いし、なによりもジャバジャバと水に入れるので楽しい。と。水中突撃系の私は思う。
 この年はヌクビ沢の紅葉はすでに終わっている感じでした。井戸尾根も下部のみ色付いていました。沢中で紅葉を楽しむなら10月中旬頃が良かったようです。
割引沢に入ってすぐこの景観。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
割引沢に入ってすぐこの景観。
上越らしいスラブが続く。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
上越らしいスラブが続く。
紅葉になかなか日が当たってくれない。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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紅葉になかなか日が当たってくれない。
濡れていない場所を選んで慎重に。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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濡れていない場所を選んで慎重に。
ときおり残置ロープがあるけれど。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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ときおり残置ロープがあるけれど。
踏み跡をたどる。ていうか登山道です。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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踏み跡をたどる。ていうか登山道です。
天狗岩が見えました。明瞭すぎる分岐。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
天狗岩が見えました。明瞭すぎる分岐。
やっとこさ稜線に日が当たってきた。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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やっとこさ稜線に日が当たってきた。
ヌクビ沢の大崩壊地。浮き石に注意。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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ヌクビ沢の大崩壊地。浮き石に注意。
ここが布干岩。傾斜が急なので注意。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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ここが布干岩。傾斜が急なので注意。
フェルト靴だと滑りそうになってアセる。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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フェルト靴だと滑りそうになってアセる。
乾いた岩のここは登山靴が有利だったな。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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乾いた岩のここは登山靴が有利だったな。
あ〜紅葉に日があたってほしい〜
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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あ〜紅葉に日があたってほしい〜
唯一落差のある行者ノ滝は右から階段状。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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唯一落差のある行者ノ滝は右から階段状。
稜線が低くなってきた。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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稜線が低くなってきた。
ヌクビ沢は河原を行く。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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ヌクビ沢は河原を行く。
今回は一眼デジタル持参。作品やってみた。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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今回は一眼デジタル持参。作品やってみた。
水に着かず離れず巻いてゆく。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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水に着かず離れず巻いてゆく。
いやぁたまりません〜。沢は楽しい。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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いやぁたまりません〜。沢は楽しい。
旧登山道だけに歩き易い。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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旧登山道だけに歩き易い。
巻き道も明瞭でわかりやすい。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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巻き道も明瞭でわかりやすい。
上部から見ると天狗岩はこんな感じ。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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上部から見ると天狗岩はこんな感じ。
源頭部には雪が残っていました。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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源頭部には雪が残っていました。
やっと太陽の光を浴びて休憩。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
やっと太陽の光を浴びて休憩。
源頭は小滝を巻きながら。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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源頭は小滝を巻きながら。
源頭部の雰囲気満点。落石に注意。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
源頭部の雰囲気満点。落石に注意。
側壁に浮き石も多い。休憩場所に注意。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
側壁に浮き石も多い。休憩場所に注意。
ザ!源頭ですね〜クライマックス。
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
ザ!源頭ですね〜クライマックス。
マーキングから主稜線に上がる
2013年10月14日 14:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:55
マーキングから主稜線に上がる
笹原の尾根を登る。下山禁止とありました。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
笹原の尾根を登る。下山禁止とありました。
沢からだと稜線の良さが良くわかる〜
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
沢からだと稜線の良さが良くわかる〜
この谷底を歩いてきました。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
この谷底を歩いてきました。
いつかはスキーで縦走してみたい。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
いつかはスキーで縦走してみたい。
朝日岳方面の山並み。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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朝日岳方面の山並み。
えーと。裏巻機。かな。入山注意とあります。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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えーと。裏巻機。かな。入山注意とあります。
天狗岩があんなに低くなってしまった
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
天狗岩があんなに低くなってしまった
割引岳山頂から巻機山を望む。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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割引岳山頂から巻機山を望む。
登山靴に履きかえて稜線を行く。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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登山靴に履きかえて稜線を行く。
雪の上を歩けると思わなかった。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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雪の上を歩けると思わなかった。
池塘のある巻機山頂上稜線。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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池塘のある巻機山頂上稜線。
頂上の標識と最高地点が違いますが。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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頂上の標識と最高地点が違いますが。
井戸尾根から米子沢を見る。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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井戸尾根から米子沢を見る。
基本山には泊まりたい。帰りたくない〜っ。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
基本山には泊まりたい。帰りたくない〜っ。
井戸尾根は下部が紅葉の見ごろ。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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井戸尾根は下部が紅葉の見ごろ。
いつまでも眺めていたい〜
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/14 14:56
いつまでも眺めていたい〜
やっと紅葉を満喫。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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やっと紅葉を満喫。
のんびりと井戸尾根を下降。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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のんびりと井戸尾根を下降。
いつも切なくなる下山。
2013年10月14日 14:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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いつも切なくなる下山。
撮影機器:

感想

 紅葉の山を求めて。巻機山へ。この山には過去に米子沢から登っているのですが、今回も沢コースからの登山としました。ルートは割引沢〜ヌクビ沢を経て割引岳と巻機山の鞍部に出るコース。昔は登山道として地図に載っていたようですが、現在はバリエーションとして考えた方が良いと思います。ただ。沢登りとして考えるとは容易です。一般的な登山道としては不明瞭な個所もあるので上級者向きでしょう。そんなルートなので週末なのに登山者も少なく、静かな山登りを楽しめました。紅葉はちょっと残念でした。今年は少し行くのが遅れて肝心の上部は終わっている状態でした。
 ルートを調べっている段階ではもっと沢登りらしいものかと思っていましたので正直言って拍子抜けでしたが、景観は沢登りそのもの。スケール感も想像以上でした。尾根ルートのオーバーユースを考えるとこちらを若干グレードの高いサブルートとして整備した方が環境にも優しいのではないかと感じたりもしました。岩盤の沢床を歩けば登山道の拡張も植生への影響も少ない気がします。それにしても井戸尾根のゴミの多さ、休憩ポイントの尿の臭気には参りました。日本百名山という分類になってしまったが故の問題はこの山だけではないと思いますが。

 巻機山の山頂の標識が数年前に米子沢を登った時とは位置が違うのに戸惑いました。以前は最高地点にあったはずなのですが、標識が新しく異なる場所に移設してありました。なるほどな事情はすぐ理解しました。それは正しい方法かもしれませんね。しっかりと実の山頂へも登りそこで大休止してきました。

 今回はデジタル一眼レフを持参しました。残念だったのが米子沢と違い井戸尾根の西側になるので日当たりが悪く、いつも日陰な写真ばかりになってしまったこと。いつか再びじっくりと紅葉期に米子沢にも撮影主体で訪れてみたいと思ったのでした。

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