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Yamareco

記録ID: 357359
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【長野県】三回目のテント泊・黒百合平で寒さにブルブル (渋の湯→黒百合ヒュッテ→東天狗岳→西天狗岳→唐沢鉱泉→渋の湯)

2013年10月12日(土) ~ 2013年10月13日(日)
 - 拍手
GPS
27:00
距離
9.4km
登り
994m
下り
1,003m

コースタイム

《10月12日)
■渋の湯〜黒百合ヒュッテ(約2時間20分)
11:36渋の湯登山口 - 12:25唐沢鉱泉・八方台からの合流地点12:32 - 12:58唐沢鉱泉からの合流地点(沢沿い)13:04 - 13:56黒百合ヒュッテ

《10月13日》
■黒百合ヒュッテ〜中山峠〜東天狗岳〜西天狗岳(約2時間10分)
8:37黒百合ヒュッテ - 8:42中山峠 - 9:48稜線の標識 - 10:12東天狗岳山頂10:21 - 10:48西天狗岳山頂

■西天狗岳〜唐沢鉱泉〜渋の湯(約3時間20分)
11:16西天狗岳山頂 - 12:15第二展望台 - 12:41第一展望台 - 13:13唐沢鉱泉への分岐 - 13:50唐沢鉱泉 - 14:36渋の湯
天候 10月12日(土):晴れ
10月13日(日):晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・往復ともJR茅野駅と渋の湯のあいだはバスを利用しました。繁忙期でも一日に3便しかないので、時刻に注意が必要です。
※アルピコ交通の時刻表(PDFです)
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/okutateshina2013.pdf
・バス運賃は片道1100円ですが、JR茅野駅前にあるバス案内所では1900円で往復切符を売っています(7日間有効)。
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは渋の湯登山口にあります。
・コース上の要所要所に標識や赤テープなどがあり、道に迷うことはないと思います。
・コース上のほとんどは、岩ゴロゴロで歩きにくい道が続きます。
・西天狗岳から唐沢鉱泉へ下りるコースは、最初の山頂直下が岩場の急坂で最も慎重に下りました。登ってくる人は相当大変だと思います。
・渋の湯登山口には「渋御殿湯」という温泉施設があり、立ち寄り湯は10時から15時のあいだのみ一人800円で利用できます。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
バス終点の渋の湯から出発。風は強いものの、良い天気でスタートします。
2013年10月12日 11:27撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 11:27
バス終点の渋の湯から出発。風は強いものの、良い天気でスタートします。
歩き始めからゴロゴロした岩場を登っていきます。
2013年10月12日 11:58撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 11:58
歩き始めからゴロゴロした岩場を登っていきます。
後半になると、さらにワイルドさを増した岩場が続きます。
2013年10月12日 13:19撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 13:19
後半になると、さらにワイルドさを増した岩場が続きます。
渋の湯登山口から約2時間20分、前回より10分ほど遅れて、黒百合ヒュッテに到着。
2013年10月12日 13:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 13:55
渋の湯登山口から約2時間20分、前回より10分ほど遅れて、黒百合ヒュッテに到着。
黒百合ヒュッテのメニュー。ちなみにこの日の宿泊予約は満員だそうです。
2013年10月12日 14:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 14:53
黒百合ヒュッテのメニュー。ちなみにこの日の宿泊予約は満員だそうです。
黒百合ヒュッテ前のテント場は前回来たときと同じくらいの混み具合でした。張るスペースが残ってないんじゃないかと心配していたのでホッとしました。
2013年10月12日 14:00撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 14:00
黒百合ヒュッテ前のテント場は前回来たときと同じくらいの混み具合でした。張るスペースが残ってないんじゃないかと心配していたのでホッとしました。
スノコ・板置き場のすぐ横があいていました。さらに運良く破れていないベニヤ板が残っていたので、さっそく使わせて頂きます。
2013年10月12日 14:03撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 14:03
スノコ・板置き場のすぐ横があいていました。さらに運良く破れていないベニヤ板が残っていたので、さっそく使わせて頂きます。
テントはニーモ タニ 1Pです。
2013年10月12日 14:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 14:14
テントはニーモ タニ 1Pです。
慣れてきたので、さっさと張ることができました。
2013年10月12日 14:29撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 14:29
慣れてきたので、さっさと張ることができました。
テントの中。一人には十分な広さです。マットはニーモのゾア・ミディアム、シュラフはモンベルのU.L.スーパースパイラルダウンハガー#5で、この時期の装備には貧弱すぎたことをこのあと思い知らされます。
2013年10月12日 15:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 15:14
テントの中。一人には十分な広さです。マットはニーモのゾア・ミディアム、シュラフはモンベルのU.L.スーパースパイラルダウンハガー#5で、この時期の装備には貧弱すぎたことをこのあと思い知らされます。
テント内に吊るしているのは100円ショップで買った「メッシュ根菜ポケット」です。ジャガイモなどを常温保存するためのものですが、取り出し口が大きく、眼鏡や財布などを入れておくのに便利でした。
2013年10月12日 15:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 15:16
テント内に吊るしているのは100円ショップで買った「メッシュ根菜ポケット」です。ジャガイモなどを常温保存するためのものですが、取り出し口が大きく、眼鏡や財布などを入れておくのに便利でした。
とりあえず昼食をとったら、急に疲れが出たので横になって休憩します。
2013年10月12日 15:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 15:33
とりあえず昼食をとったら、急に疲れが出たので横になって休憩します。
うとうと休憩して目覚めたら日暮れ時になってきたので、夕食を作り始めます。軽量化のため今回も100円ショップの固形燃料(35g×3個)使用です。一人分の湯沸かしには十分。
2013年10月12日 17:05撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 17:05
うとうと休憩して目覚めたら日暮れ時になってきたので、夕食を作り始めます。軽量化のため今回も100円ショップの固形燃料(35g×3個)使用です。一人分の湯沸かしには十分。
さっきよりテントの数が増えています。
2013年10月12日 16:59撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 16:59
さっきよりテントの数が増えています。
夕暮れ時の黒百合ヒュッテ。
2013年10月12日 17:01撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/12 17:01
夕暮れ時の黒百合ヒュッテ。
日が沈んだ直後、急速に寒さが襲ってきて、夜はブルブル震えながら過ごしました。このあたりは空路になっているらしく、飛行機が飛ぶ音が何回も夜空に響き渡りました。
2013年10月12日 17:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/12 17:57
日が沈んだ直後、急速に寒さが襲ってきて、夜はブルブル震えながら過ごしました。このあたりは空路になっているらしく、飛行機が飛ぶ音が何回も夜空に響き渡りました。
翌朝6時過ぎに黒百合ヒュッテ前から続々と出発されるハイカーの方々。
2013年10月13日 06:19撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 6:19
翌朝6時過ぎに黒百合ヒュッテ前から続々と出発されるハイカーの方々。
朝、テントの周囲の土がやけに白いなと思ったら、霜柱が大量に発生していました。
2013年10月13日 06:21撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 6:21
朝、テントの周囲の土がやけに白いなと思ったら、霜柱が大量に発生していました。
フライシートの外側には結露が凍ったのか、うっすらと霜がついていました。ちょっとびっくりしましたが、結露でビショビショにはならなかったので、しまうのが楽でした。
2013年10月13日 06:21撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 6:21
フライシートの外側には結露が凍ったのか、うっすらと霜がついていました。ちょっとびっくりしましたが、結露でビショビショにはならなかったので、しまうのが楽でした。
ようやくテント場に朝日が昇ります。すでにテントを撤収されたあとが、あちこちに四角く残っています。
2013年10月13日 06:40撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 6:40
ようやくテント場に朝日が昇ります。すでにテントを撤収されたあとが、あちこちに四角く残っています。
今日も良い天気。テント場には結構テントが残っていますが、おそらく天狗岳ピストンに行っている方の分だと思います。
2013年10月13日 08:36撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/13 8:36
今日も良い天気。テント場には結構テントが残っていますが、おそらく天狗岳ピストンに行っている方の分だと思います。
ゆっくりテントを畳んで、中山峠経由で天狗岳を目指します。左が前回登った東天狗岳、右が西天狗岳です。
2013年10月13日 08:50撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/13 8:50
ゆっくりテントを畳んで、中山峠経由で天狗岳を目指します。左が前回登った東天狗岳、右が西天狗岳です。
東天狗岳に向かう岩場を登っている最中に、振り返った景色。ちょうど写真の真ん中に黒百合ヒュッテが写っています。
2013年10月13日 09:38撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 9:38
東天狗岳に向かう岩場を登っている最中に、振り返った景色。ちょうど写真の真ん中に黒百合ヒュッテが写っています。
ようやく東天狗岳へ向かう稜線の標識が見えてきました。この日もとにかく風が強いです。
2013年10月13日 09:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 9:45
ようやく東天狗岳へ向かう稜線の標識が見えてきました。この日もとにかく風が強いです。
稜線から見た小海町側の景色。これまで岩ばかりの風景だったので、緑と黄色のコントラストがきれいです。
2013年10月13日 09:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 9:45
稜線から見た小海町側の景色。これまで岩ばかりの風景だったので、緑と黄色のコントラストがきれいです。
ようやく東天狗岳の山頂が見えてきました。たくさんの人で賑わっています。
2013年10月13日 10:06撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:06
ようやく東天狗岳の山頂が見えてきました。たくさんの人で賑わっています。
写真撮影の人の波が途切れた瞬間に撮った、東天狗岳山頂の標識。
2013年10月13日 10:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:16
写真撮影の人の波が途切れた瞬間に撮った、東天狗岳山頂の標識。
東天狗岳山頂から見た南八ヶ岳の峰々。
2013年10月13日 10:15撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/13 10:15
東天狗岳山頂から見た南八ヶ岳の峰々。
目の前には前回登らなかった西天狗岳。これからここに向かいます。山が近いせいか、こうして見ると北アルプスをバックになかなかいい眺めです。
2013年10月13日 10:21撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:21
目の前には前回登らなかった西天狗岳。これからここに向かいます。山が近いせいか、こうして見ると北アルプスをバックになかなかいい眺めです。
西天狗岳に向かう途中の鞍部から振り返った、東天狗岳。上の方に人が密集しています。
2013年10月13日 10:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:32
西天狗岳に向かう途中の鞍部から振り返った、東天狗岳。上の方に人が密集しています。
西天狗岳の登り。急ですが、それほどきつくはありません。
2013年10月13日 10:36撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:36
西天狗岳の登り。急ですが、それほどきつくはありません。
西天狗岳の登り後半。ややきつくなります。
2013年10月13日 10:43撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:43
西天狗岳の登り後半。ややきつくなります。
西天狗岳山頂に到着。
2013年10月13日 10:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:48
西天狗岳山頂に到着。
西天狗岳山頂は東天狗岳と違って岩は少なく、休憩できる平坦な場所があります。気がついたら風も弱まっており、ここでのんびりしすぎてしまいました。
2013年10月13日 10:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 10:57
西天狗岳山頂は東天狗岳と違って岩は少なく、休憩できる平坦な場所があります。気がついたら風も弱まっており、ここでのんびりしすぎてしまいました。
西天狗岳から見た東天狗岳。左側にチョコンと岩塊の鼻が飛び出ています。分岐標識から鼻の横を通過するまでが少々きつかったな、と振り返ります。
2013年10月13日 11:04撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 11:04
西天狗岳から見た東天狗岳。左側にチョコンと岩塊の鼻が飛び出ています。分岐標識から鼻の横を通過するまでが少々きつかったな、と振り返ります。
西天狗岳山頂の反対側を見ると、さえぎることなく北アルプスを背景にしたすばらしい景色が見渡せます。
2013年10月13日 11:06撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 11:06
西天狗岳山頂の反対側を見ると、さえぎることなく北アルプスを背景にしたすばらしい景色が見渡せます。
北アルプスのアップ。
2013年10月13日 11:03撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 11:03
北アルプスのアップ。
西天狗岳から下りる途中で見た南八ヶ岳の峰々。こっちからの景色も雄大です。根石岳山荘が見えます。
2013年10月13日 11:22撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/13 11:22
西天狗岳から下りる途中で見た南八ヶ岳の峰々。こっちからの景色も雄大です。根石岳山荘が見えます。
西天狗岳から唐沢鉱泉へのコースは、山頂直下からけっこうな長さの岩場を急降下します。この岩場を登って来られる方を避けて待つ時間も、目の前の景色を楽しむ余裕が(この時は)ありました。
2013年10月13日 11:30撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 11:30
西天狗岳から唐沢鉱泉へのコースは、山頂直下からけっこうな長さの岩場を急降下します。この岩場を登って来られる方を避けて待つ時間も、目の前の景色を楽しむ余裕が(この時は)ありました。
岩場を下りきってから仰ぎ見たところ。山頂が見えないくらい切り立った岩場です。小さいお子さんも元気に登ってました。
2013年10月13日 11:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 11:53
岩場を下りきってから仰ぎ見たところ。山頂が見えないくらい切り立った岩場です。小さいお子さんも元気に登ってました。
岩場を抜けて、少しほっとする樹林帯の中を通って登り返すと、
2013年10月13日 12:09撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 12:09
岩場を抜けて、少しほっとする樹林帯の中を通って登り返すと、
ベンチの置いてある第二展望台に着きます。この時点で、区間コースタイムから遅れていることに気づきました。
2013年10月13日 12:15撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 12:15
ベンチの置いてある第二展望台に着きます。この時点で、区間コースタイムから遅れていることに気づきました。
さらに樹林帯をうねうねと抜けると、
2013年10月13日 12:36撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 12:36
さらに樹林帯をうねうねと抜けると、
さっきより狭い第一展望台に着きます。この時点でかなり遅れていることがわかり、最終バスの時間が気になり始めます。
2013年10月13日 12:42撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 12:42
さっきより狭い第一展望台に着きます。この時点でかなり遅れていることがわかり、最終バスの時間が気になり始めます。
下山を急ぎますが、この樹林帯が結構な傾斜と長さがあり、膝がガクガクになります。
2013年10月13日 12:51撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 12:51
下山を急ぎますが、この樹林帯が結構な傾斜と長さがあり、膝がガクガクになります。
ようやく唐沢鉱泉への分岐に到着。やはり予定より遅れています。残り時間が気になり、転ばないように先を急ぎます。
2013年10月13日 13:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 13:13
ようやく唐沢鉱泉への分岐に到着。やはり予定より遅れています。残り時間が気になり、転ばないように先を急ぎます。
長い下りが終わり唐沢鉱泉が見えてきました。バス停がある渋の湯までは、この先の山をひとつ越える必要があります。
2013年10月13日 13:49撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 13:49
長い下りが終わり唐沢鉱泉が見えてきました。バス停がある渋の湯までは、この先の山をひとつ越える必要があります。
唐沢鉱泉の駐車場の奥にある、渋の湯までの標識。膝ガクガクの状態のまま登りの山道を見て、少し心が折れそうになりますが、まだ残り時間はあると判断し、無心に登り始めます。
2013年10月13日 13:51撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 13:51
唐沢鉱泉の駐車場の奥にある、渋の湯までの標識。膝ガクガクの状態のまま登りの山道を見て、少し心が折れそうになりますが、まだ残り時間はあると判断し、無心に登り始めます。
分岐点の尾根に出ました。ここから渋の湯までは下り道です。なんとか間に合いそう?
2013年10月13日 14:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 14:13
分岐点の尾根に出ました。ここから渋の湯までは下り道です。なんとか間に合いそう?
唐沢鉱泉から渋の湯までの道は、これまでの岩だらけの道とは違って、比較的歩きやすい道だったのが幸いでした。
2013年10月13日 14:15撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 14:15
唐沢鉱泉から渋の湯までの道は、これまでの岩だらけの道とは違って、比較的歩きやすい道だったのが幸いでした。
道路と登山口の標識が見えてきました。ここから渋の湯までどのくらいあるのか気になりましたが、
2013年10月13日 14:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/13 14:33
道路と登山口の標識が見えてきました。ここから渋の湯までどのくらいあるのか気になりましたが、
道路に出ると、渋の湯バス停までは拍子抜けするくらいすぐ近くでした。なんとか最終バスに間に合ってセーフでした。
2013年10月13日 14:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/13 14:35
道路に出ると、渋の湯バス停までは拍子抜けするくらいすぐ近くでした。なんとか最終バスに間に合ってセーフでした。

感想

 今年買ったテントをまだ二回しか使用していないのと、週末の三連休が好天とわかったので、7月に行って気持ちの良かった北八ヶ岳・黒百合ヒュッテ前のテント場を目指しました。
※7月の山行記録はこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-324026.html

 前回はテントを張ったあと、勢いで東天狗岳まで登って大変疲労したので、今回は無理をせずテント内でゆっくり過ごしました。黒百合ヒュッテ前のテント場に着いた頃は、7月に来た時と同じくらいの混み具合だったのですが、その後続々とテントの花が咲き、最終的には40張り近くになりました。この日は黒百合ヒュッテも予約で満室だったようです。

 強い風の中なんとかテントを張って「いい練習になった」と思っていたら、就寝時も風はおさまらず、さらにどんどん気温が下がり、着込めるものをすべて着込んでも寒さでしばらくは眠れないほどでした。もう少し寒さ対策をすべきだったのが反省点です。反対に、満員の黒百合ヒュッテに泊まられた方からは、小屋の中が暑すぎて眠れなかった、という声が朝、聞こえてきました。
 周りを樹木に囲まれているとはいえ、夜のテント場を吹き抜ける強風はものすごいものがありましたが、テント(ニーモ タニ 1P)は軽く揺れる程度でびくともしなかったので安心できました(もっと高所の稜線とかではこうはいかないでしょうが)。

 翌日も風は強いものの快晴の下、ゆっくりと出発し、前回登れなかった西天狗岳まで登頂。しばし360度の眺望を楽しんだあと、ものすごい急坂の岩場を下りながら、唐沢鉱泉を目指します。急坂を登って来る人を待ったり、おっかなびっくり下っているうちに、途中で区間コースタイムから大幅に遅れていることに気づきました。このままだと最終バスに間に合わなくなると焦り、後半はほとんど休憩をとらないまま、渋の湯になんとか到着しました。唐沢鉱泉から渋の湯までの小さなピーク越えが、この日もっとも心が折れそうになった瞬間です。

 自分としては必要な準備をしたつもりでしたが、さらに十分すぎるくらいの準備と心構えが必要だと感じた三回目のテント泊でした。今年度はテント泊はこれで終わり。来年またチャレンジします。

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