大杉谷〜大台ヶ原〜尾鷲道

2021年10月02日(土) [日帰り]

• GPS: 12:52
• 距離: 51.2km
• 登り: 3,369m
• 下り: 3,647m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:44
• 休憩: 0:52
• 合計: 12:36

距離 51.2km 登り 3,383m 下り 3,648m

5:49 スタート地点
6:07 6:07 新大杉橋
6:18 6:18 県道出会(ウグイ谷高登山口)
6:35 6:36 六十尋滝
6:47 6:49 大杉谷登山口駐車場
6:59 7:00 大杉谷登山口
7:01 7:01 大日グラ
7:08 7:08 大日グラ吊橋
7:14 7:14 能谷川原
7:19 7:19 無人雨量計
7:26 7:27 京良谷
7:35 7:36 日浦杉吊橋
7:40 7:41 水越谷出合
7:45 7:45 千尋滝
7:51 7:52 千尋滝前休憩所
8:19 8:22 シシ淵
8:28 ニコニコ滝正面展望
8:34 8:34 平等グラ吊橋
8:44 8:44 加茂助吊橋
8:50 8:50 不動谷出合
8:57 8:57 新桃ノ木吊橋
9:03 9:03 無名のグラと大渓谷
9:12 9:13 七ツ釜滝休憩所
9:19 七ツ釜滝
9:37 9:37 庄野ヶ浜
9:41 9:42 光滝
10:02 10:05 堂倉滝
10:40 10:42 堂倉小屋
11:20 11:20 しゃくなげ平
11:43 11:49 大台ヶ原山
11:52 11:52 展望台分岐
12:06 12:06 大台ケ原ビジターセンター
12:16 12:25 大台ケ原駐車場
12:27 12:29 大台ケ原ビジターセンター
12:49 12:49 尾鷲辻
13:10 13:11 堂倉山
13:48 13:49 雷峠
13:56 13:56 地倉山
14:03 14:03 コブシ嶺最高地点
14:07 14:07 コブシ嶺
14:28 14:29 一本木
14:40 14:56 木組峠
15:10 15:11 新木組峠
15:27 神明水
15:33 15:38 中の嶺
15:50 15:51 龍辻
15:58 15:58 又口辻
16:04 16:04 栃山林道と古和谷分岐
16:09 16:10 古和谷分岐
16:19 16:19 桧の巨木
16:26 16:27 山賊小屋跡
16:34 16:34 渡渉点
18:00 18:00 クチスポダム
18:35 尾鷲駅

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

車は大杉のバス停近くに駐車。尾鷲に到着後はJRで三瀬谷へ。翌日、バスにて大杉へ。
三瀬谷駅前から出る町営バスは、最終が18:16、始発が7:45。1日に計8本。終点の大杉までたった300円。

コース状況／危険箇所等

大杉谷ではヒルに1箇所やられました。コースは思った以上に過酷で、高所が苦手な人や体力に自信の無い人はチャレンジするべきではありません。
大台ヶ原からの尾鷲道は、マーキングは多いものの、あまり歩かれていないようでした。特に古和谷分岐より下は、「尾鷲道」と書いた標識が時折現れるだけで、荒れ放題でした。林道に合流してからも路面が荒れ気味で気が抜けず、とにかく長かった。

写真

10/2 6:36

六十尋滝にちょっと寄り道。普段を知りませんが、水量多めな感じがします。

10/2 6:52

登山口付近の宮川ダムの様子。ダムで滞留しているとは思えない水の綺麗さ。

10/2 6:58

登山届けの提出と、入山協力金1000円を自販機で支払います。初めての入山なので、ピンバッジいただきました。他に、Tシャツ（売り切れ）と記念の木札3種類が選択できるようです。

10/2 7:01

いよいよ大杉谷の始まりです。

10/2 7:02

のっけから結構な高度感でした。

10/2 7:04

深みがあってとにかくきれい。ついつい淵の写真ばかり撮ってしまいます。

10/2 7:14

大杉谷は、滝と吊り橋ときれいな淵は無数にあります。

10/2 7:50

千尋滝休憩所。肝心の滝の写真はあまりパッとせず、誤って消去してしまいました。そもそも全体像を見られる場所がない。

10/2 7:58

コースはこんな感じ。岩壁を削って作った力作です。

10/2 8:19

シシ淵手前のずぶ濡れスポット。今日は気温高めなので、シャワーを楽しめました。

10/2 8:21

シシ淵のよくある写真。

10/2 8:23

シシ淵近くの名も無き？滝。

10/2 8:24

先行者の頑張る後ろ姿を激写。
こんなに険しいとはと驚いておられました。

10/2 8:27

ニコニコ滝。

10/2 8:33

平等くらと吊り橋。

10/2 8:42

すでに見慣れてしまった、岩壁をくり抜いた道。

10/2 8:52

桃ノ木山の家。吊り橋を渡ると異世界に足を踏み入れそうな感じがします。このあと日出が岳までに出会ったのは一人のみ。宿泊者少ないのかな。

10/2 8:59

これって人力？天井の水平切りがすごい。

10/2 9:04

またまた高度感のある鎖場。

10/2 9:09

七つ釜滝の一番下かな？7つの釜は沢登りでもしないと見れない。

10/2 9:12

七つ釜滝。

10/2 9:19

花といえばリンドウくらい。
沿道にけっこう見かけます。

10/2 9:34

大崩壊地の道。
どんなに迂回しているかと思いきや、崩壊した巨石の間を縫うように道が付いていました。

10/2 9:40

光滝。

10/2 9:47

隠滝。
吊り橋に隠れてるから？

10/2 9:52

与八郎滝。

10/2 10:03

堂倉滝。

10/2 10:20

堂倉滝を通過すると林道までは結構な急登になります。5kmで約1000mアップなのでなかなかの急登。

10/2 10:41

堂倉避難小屋の内部。
とてもきれい。二十人くらいは泊まれそうです。確認していませんが、トイレはなかったかな？

10/2 10:41

避難小屋外観。

10/2 10:47

林道から上は穏やかな道が続きます。

10/2 10:55

擬木の階段が現れました。
秘境から観光地の領域へと入った感じがします。

10/2 11:07

穏やかな道。

10/2 11:15

日出が岳がチラリ。

10/2 11:20

石楠花平辺り。

10/2 11:22

10/2 11:31

この辺りではブナよりもミズナラの巨木が目立ちます。笹の絨毯が気持ちよさそう。

10/2 11:35

日出ヶ岳直下10分くらいにある杉の巨木。
なんか名前付いてないのかな？

10/2 11:40

10/2 11:44

日出ヶ岳山頂の展望台より。前回は真っ白で見えなかった海と伊勢の島々がくっきりと。これから向かう尾鷲の街が意外と近くに見えました。

10/2 11:47

大峰の山々。行者還と釈迦が目立ちます。
山頂から見える大台ヶ原の木々は、色づき始めと言ったところ。

10/2 12:07

駐車場は9割ほど埋まっていました。
食堂できつねうどんをいただき、自販機で水分を補給して、尾鷲辻へ向かいます。

10/2 12:44

途中の遊歩道は、苦手な石畳。

10/2 12:58

尾鷲辻を通り過ぎたところ。平坦な地形が続きますが、道は石が多く歩きにくい。

10/2 13:11

尾鷲道を快調に下っていると通り過ぎてしまう堂倉山。山頂の広い穏やかな山ですが、見晴らしはゼロです。電波塔か何かの建物があります。

10/2 13:37

快適な尾根道。

10/2 13:49

尾根に上がると三重県側の展望がひらけます。

10/2 13:56

ダム湖？の湖面が見えます。
どこのダムなんでしょう？

10/2 14:07

マブシ嶺？コブシ嶺？どちらも正解だそうです。
この辺り一帯の展望が素晴らしい！
奥側が大峰山脈。

10/2 14:15

なだらかな尾根道を進みます。はっきりした登山道はありませんが、マーキングも豊富で歩き易い。

10/2 14:19

コブシ嶺から木祖峠までは快適トレイルでけっこう走らされます。

10/2 14:41

木祖峠付近は集落があったのかというくらい平坦。

10/2 14:41

木祖峠。

10/2 15:09

ピークを迂回する尾鷲道を外れて、龍辻と中ノ嶺のピークへ向かいます。
このころには登りは100m毎に一息入れないと進めません。

10/2 15:17

中ノ嶺へ向かう尾根の途中に北と西方向が開けたところが有ります。この山域でも有数の展望地ではないかな？
奥側に大蛇ぐらと日出が岳。

10/2 15:18

もちろん大峰山脈も。

10/2 15:21

細又谷の頭、1305m。
実はこの辺で一番高い。

10/2 15:33

中ノ嶺の展望はちょびっと。

10/2 15:41

道らしい道はありませんが、とにかく尾根を辿れば大丈夫です。この辺りは青のテープが点々と付けられています。

10/2 15:50

龍辻山。
南東方向に展望があります。

10/2 15:50

尾鷲の街が近づいてきました。

10/2 15:58

又口辻で尾鷲道に合流。すぐに古和谷分岐を尾鷲道へ。

10/2 16:17

ヒノキ？の巨木。

10/2 16:19

こんな風に標識は頻繁にあるんですが、道は荒れ放題でわかりにくい。所々に石積みの階段があり、往時が偲ばれます。昔は沢山の人々が通ったんでしょう。なんのためにこの険しい道を歩いたんでしょうか。

10/2 16:26

これも尾鷲道。

10/2 16:33

これも。

10/2 16:35

谷を渡って、

10/2 16:36

上の石垣道がやっと林道かと思いきや、

10/2 16:46

まだまだ厳しい道が続きます。

10/2 16:54

杉の巨木、再び。

10/2 17:04

所々に架けられている手作りの橋は朽ちかかっていますが、慎重に渡ればまだ大丈夫でした。

10/2 17:19

ようやく林道に出ました。横を流れる古和谷の谷水もきれいでした。

10/2 17:26

林道はほとんどが未舗装。
すでに痛くなっている足首に堪えます。

10/2 17:47

これも杉の巨木。辺りはもう真っ暗一歩手前。

10/2 17:54

国有林の林道の終点。

10/2 18:41

今回の終点、尾鷲駅に到着しました。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

mana-ka

元々は大杉谷がメインでしたが、後半の尾鷲道で苦労した分、前半の印象が薄くなってしまったのは否めず、勿体ないことをしたかもしれません。桃ノ木山の家の雰囲気も良かったので、次は泊まりでじっくりとなんて思ったりもしますが、根がせっかちなもんでしばらくは無理でしょうね。
大杉谷が思った通り良かったほか、コブシ嶺や中ノ嶺の展望が素晴らしいと分かったことは大きな収穫でした。次にコブシ嶺に行く時は尾鷲に下らず、大台ヶ原からピストンにしよう。あとは、日出が岳から富士山見てみたい。

コメント

yukkirate

manakaさんなら大杉谷行ってるかも？と思ってマップ見たら、もっと斜め上の事やってますね〜👀　縦走は交通手段が問題だけど、翌朝車をバスで取りに行ったのね。三瀬谷駅付近は泊まるところあったの？
これだと大台ヶ原からピストンの方が色んな意味で楽なのかな？😅全路制覇したいんですけどね〜。

mana-ka

yukkirateさん
夏の大杉谷。良いですねー！涼しそうですねー！でもヒル天国ですねー！
大杉谷から尾鷲までの縦走は、どこかで宿泊を入れないと、日帰りで行くのはかなり難しい。三瀬谷のホテルは当日尾鷲駅に着いてから探して、急遽宿泊することにしましたが、マリオット系列なので豪華ツインに（ぼっちなのに！）素泊まり15000円〜とけっこう割高でした。三瀬谷ではほぼ一択なので、松坂まで足を延ばした方が選択肢が多いかもしれません。ちなみに大台ケ原以降の見所はコブシ嶺までですので、全路制覇をあきらめられるなら大台ケ原〜コブシ嶺はピストンをお薦めします。大台ケ原で簡単に１泊とれるなら、一番バランスよく縦走できそうですけどね。