栂池自然園 〜初冠雪の白馬を撮影に
- GPS
- 03:37
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 171m
- 下り
- 171m
コースタイム
天候 | 13日:晴れ 14日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ・リフト往復券(自然園入場券付) 3,300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
展望湿原への登下降の一部を除いて木道が整備されて歩きやすい。 但し早朝の歩行は凍結・霜などで滑りやすく転倒注意。 |
写真
感想
12日は日本海側に寒気が入って雨。きっと北アルプスの稜線には雪が降るだろうと思い、紅葉はピークを過ぎたことも承知で栂池へ出かける。
白馬大池へ行くのに栂池は二度通過しているが、自然園に入るのは初めて。紅葉の三連休の晴れ間とあって凄い人出で、栂の森のロープウェイ乗り場では長蛇の列ができて30分以上待たされた。
宿泊する栂池山荘に荷物を預け、昼食を軽く食べて11時過ぎに自然園に入る。思惑通りに白馬の稜線は白く冠雪しているが、やはり紅葉の方はピークを過ぎていて、ダケカンバはかなり葉の落ちた木が多く、ナナカマドは完全に葉が落ちて真っ赤な実だけになっている。
沢山の人出なので色んなところで渋滞しながら、白馬三山と大雪渓を見渡せるという展望湿原までゆっくりと登って行く。
1時間少々で展望湿原に着くが、はっきり言って期待したほどの絵になる景色ではなく、ポイントになる色付いた木々が少ないので結構残念。
どちらにしろ人がギッシリだし、午後になって光線も悪くなっているので初日は下見ということにして先へ進む。
10分ほどで次の展望台だが、ここも見通しはあまり良くない。数枚撮影してヤセ尾根を下りる。
急な下りが数分続くが、ここから左右を見下ろす眺めはなかなか美しい。人が行き来するのでゆっくり撮影はできないが、ここも翌日に期待することにする。
一旦宿に戻って休憩してから、夕方に自然園入り口近くで斜光の山腹を中心に撮影。やはり泊まりで撮影に来ている人達と言葉を交わす。日が落ちると急激に冷えてきたので退散して、夕食後に少し着込んで今度は星を撮りに出る。
翌朝も良い天気で、4時頃の空にはきれいな冬の星が沢山見えた。明るくなる前に宿を出て、ヘッドライトを頼りに展望湿原を目指す。
1時間ほどで展望湿原に着いてみるとまだ誰もおらず、三脚を立てて日の出を待つ。が、東の方に雲があったためか期待したほどには山はきれいに焼けず、1時間近く粘って撮影はしてみるがあまり成果なし。
昨日見つけたヤセ尾根のポイントに移動して、朝日の当る眼下の紅葉を少し時間をかけて撮影する。
ここでの撮影を終えて下り始めるとやっと今朝初めてほかのハイカーに出会った。
7時過ぎになると朝食を終えた宿泊客たちがゾロゾロと木道をやって来るが、既に撮影の好機は終わっている。
初めての栂池自然園だったが、この時期の撮影場所についてはかなり理解できた。
来年以降の紅葉ベスト時期に再び訪れて会心のショットを得たいものだ。
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