桂木山 - 荒廃の『日の峰谷詰めコース』


- GPS
- 02:51
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 499m
- 下り
- 498m
コースタイム
- 山行
- 2:38
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車可能地は林道を詰めた辺りに点在していますが、大きな枯松が倒れていたり(R3.10.6時点)、未舗装路のため石がゴロゴロ転がっているので、集落手前の『如意ヶ岳』登山口駐車場に停めて歩くのが良いかと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
元々の登山道がどのようなものだったかは知りませんが、少なくとも現時点では登山道と呼べる状況ではありません。 度重なる豪雨により沢や登山道、山肌がえぐられ、倒木も多く存在します。 所々で「あぁ、ここが道だったんだろうな」と思える程度です。 また、登山道入口を示すものや案内標識の類は一切ありませんので、地形図や他者のログ入り地形図などをプリントアウトして持って行くことをお勧めします。 スマホの電波は嘉万地区から林道に入ると徐々に悪くなり、以降、山頂近くに登るまで全く入りませんので、ネット上の地図を利用する方(ブログなどの地図を閲覧しつつ登る方)は事前のDLが必須作業となります。 (ちなみに当方はdocomoユーザーです) |
写真
感想
そういえば美祢の『桂木山』には登ったことがなかった。
10数年前、登った人の感想を聞いて以来、登る気が全く起きなかった。
でも、今回意を決して登ることにした👍
選んだのは『日の峰谷詰めコース』
美祢市秋芳町嘉万地区に流れる『日の峰川』を遡るように山頂を目指すコース。
『日の峰集落』を過ぎると林道となるが、大きな枯木が倒れていたり、
石もゴロゴロしているので集落手前にある『如意ヶ岳登山口駐車場』に停め、ウォーミングアップがてら、のんびりと歩いていくのが良いと思う。
が、このコースは度重なる豪雨に削られたのか登山道はほぼ消失しており、
僅かな痕跡が時折みられる程度なので、余程の物好きか、ベテランにしかお勧めしません。
山頂まで標高差で約150m、直線距離にして200mほどの辺りから急登となります。
その先、谷が分かれている箇所でどっちに進むべきか悩みましたが、どこにも案内標識はなく、登山道も雨に削られ、遥か手前から消失しています。
また、谷を訴状するのは現状を見ると落石やスリップといった危険があると判断し、
二つの谷に挟まれ尾根のようになった箇所を登って山頂へ直登する形になりました。
※帰宅後に調べたところ、この谷の分れる辺りで左側に大きく戻るように道があると分りました。
この道は『白糸の滝』から登る旧道コースに繋がっているそうです。
...とはいえ、コース途中にある町指定天然記念物の『桂木山のカツラ巨樹』は見応えあり。
林道から登山道に入って約5分のところにあるので、コレだけ見るのはありかも。
ただ、林道から登山道に入る箇所周辺に案内標識の類は全くないので注意が必要です。
結論としては、このコースはアクセスもしにくく登り難いため、お勧めは出来ないです。
最早、廃れるのを待つのみといった感じです。
山頂からの眺めは南側に秋吉台、西に『花尾山』を望む程度です。
また、山頂にある二つの祠は『花尾山』にあるものとよく似た作りとなっており、
それぞれが麓の二つの集落(日の峰集落・青景集落)の方を向いています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する