西ゼン〜平標山
- GPS
- 13:17
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 2,076m
コースタイム
- 山行
- 12:19
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 13:18
天候 | 曇ときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は5名で西ゼンへ。以前から何度か計画されていたのだが天候条件ほか色々な事情で延期されてきた。
4時半に林道ゲートを意気揚々と出発。しかしいきなりルートミスして平標新道の登山口を見逃す。ヤマレコアプリのおかげですぐに気付いて引き返す。
1時間ほど沢沿いの登山道を歩いて渡渉点に着いて入渓。想定どおり明るくなった。
しばらくはゴーロが続くが1時間ほどでナメ滝が現れる。みな喜んで滝に取り付く。先へ進むとナメはどんどん広がっていくがガスも濃くなってきた。女子2名が果敢にヌメッたスラブに挑んだが1人スリップした。滑落しても問題ない場所なので笑って見ていられる。
適宜巻きを入れながら登っていくとスラブが出現する。ちょうど第二スラブ付近でガスを抜けて見通しがよくなり、大スラブを一望できた。今日はこれを見に来たのだ。
ここでスリップしたら大変だろう。厳しいところは何回かロープが出てきた。
源頭部に近づくと薮が増え水量が減る。一般的には右手の笹薮を登り池塘に出るルートを取るようだが、事前情報で直登した方が薮がないとのことでそのまま進む。
やがて両側の笹が沢を覆いつくす。笹薮は高い所で2〜3mくらいありどこが沢だかわからなくなる。前の人も見えないので、途中から二手に分かれてしまった。久々の激薮だ。笛を吹いて現在位置を確認しつつ前進する。何とか薮を突破したら女子2名はその場に倒れ込んでしまった。数分歩ければ登山道に合流する。しかし濃いガスで何も見えず、冷たい風が吹き荒れて声も届かない。また笛を吹いて全員で山頂に集合した。他の登山者などいようもなかった。
平標新道の下山も一般登山道としては難儀な方だろうが、さっきの笹薮に比べれば大したことはない。標高が下がるとガスも強風も落ち付き、順調に下山したが駐車地点に戻ってきたときは真っ暗でまたヘッドランプが必要だった。
ロングルートで疲れはしたが色々な体験ができた沢だった。天気がいい時にまた来たい、と思うだろうか…
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