浅間山（前掛山） 〜火星のような荒涼とした山〜

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,119m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:42

6:32 浅間山荘登山口
7:02 7:03 一ノ鳥居
7:20 7:21 二ノ鳥居
8:00 8:11 浅間火山館
8:16 8:16 湯ノ平分岐
8:29 8:29 賽の河原分岐
9:16 9:17 立入禁止告示板
9:35 9:40 前掛山
9:57 9:57 立入禁止告示板
10:34 10:35 賽の河原分岐
10:47 10:47 湯ノ平分岐
10:54 11:16 浅間火山館
11:49 11:52 二ノ鳥居
12:02 12:02 一ノ鳥居
12:22 12:23 浅間山荘登山口
12:23 ゴール地点

天候

晴れだったが、山頂はガスと強風。シェルターのあたりが最も風が強かった。風速20m/sはあったのではないだろうか。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

浅間山荘駐車場利用500円。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。

写真

10/10 6:20

浅間山荘駐車場利用。ここからスタート。途中未舗装の山道になり、本当に道があっているか不安になるが、突如として大規模な施設が現れる。人間ってどこにでもいるんだな。

10/10 6:28

「前兆なし」「自己責任」「有毒火山ガス」などの文言が並ぶ。日本有数の活火山ならではだ。

10/10 6:39

川の流れに鉄分が含まれている。

10/10 6:58

一ノ鳥居。ここから直進は不動滝コース。往路は左に行く。

10/10 7:13

紅葉が素晴らしい。

10/10 7:16

二の鳥居到着。

10/10 7:37

カラマツの林を行く。

10/10 7:38

右手に剣ヶ峰が見える。

10/10 7:40

左手にはトーミの頭が。

10/10 7:54

急に視界が開ける。ここから写真でよく見る荒涼とした大地を行くのかと思いきや再度樹林帯に入る。火山館はすぐそこだ。

10/10 7:57

左手に唐突に火山館が現れる。最後のトイレだ。

10/10 8:11

草すべりとの分岐。

10/10 8:16

左が草すべり。直進して前掛山を目指す。

10/10 8:27

カラマツの色付きが濃くなってきた。

10/10 8:29

ついに浅間山を視界に捉えた。山頂はガスで見えない。ものすごい勢いでガスが流れている。

10/10 8:39

振り返れば、トーミの頭、黒斑山などの第一外輪山とカラマツの黄葉のコントラストが見事だ。

10/10 8:39

蛇骨岳のあたりかな。

10/10 8:39

剣ヶ峰とトーミの頭の間から八ヶ岳が僅かに覗く。

10/10 8:39

時折前掛山山頂方面が姿を表すがすぐにガスに隠れてしまう。

10/10 8:54

Jバンドのあたりだったかな？人影が見える。

10/10 8:54

ガレた登山道をひたすら登る。振り返ってカラマツの林をのぞむ。

10/10 8:55

北側に雲海に浮かぶ山が２つ。

10/10 8:55

なだらかな山頂には大きな電波塔と思われる施設が。方角的には草津白根山のあたりだろうか。

10/10 9:12

立ち入り禁止の看板。ここから登山道は右向きに方向を変える。この辺りが一番風が強かった。とにかくものすごい風だった。

10/10 9:23

見た事がない光景。まるで火星にでもきたかのようだ。第二外輪山を歩き前掛山を目指す。

10/10 9:29

前掛山山頂到着！

10/10 9:31

時折噴火口が姿を表す。

10/10 9:32

振り返って北側。第二外輪山（左）と噴火口（右）の間が風の通り道になっており強風が吹き荒れているのだ。

10/10 9:33

前掛山を目指す人々。

10/10 9:35

基本的にガスで何も見えないが一瞬だけ山影が姿を表す時がある。北アルプスの大キレットだ。

10/10 9:35

これは乗鞍だと思う。

10/10 9:35

前掛山に設置してある看板。
頑張って解読しました。

「これより先立入禁止（警戒区域）です。立ち入ると法律により罰せられます。特に火口付近は崩れやすく滑落の危険があります。また、有毒火山ガス（硫化水素・二酸化硫黄）による事故の恐れもあります。」

10/10 9:37

そろそろ帰ります。

10/10 9:47

第一外輪山もガスで見えない。

10/10 10:21

少し降りてきた。風が弱まりかなり楽になった。これから登る人はあの爆風を経験する事になる😅

10/10 10:45

トーミの頭を望遠で。人影が見える。

10/10 10:45

草すべりにも人影が。あんなところどうやって登るんだろうか。

10/10 10:48

湯の平まで降りてきた。ナナカマド。

10/10 11:11

火山館で昼食休憩をした後、鳥居を潜って帰路に着く。

10/10 11:51

帰路は二の鳥居から不動滝コースを選択。こちらの方が変化に富んでいて飽きない。

10/10 12:22

登山口に戻ってきた。ゴール。

撮影機器：

DC-GF9 Panasonic

iPhone 12 mini Apple

感想

もりりん

少し遅い夏休み土日合わせて9連休ゲット！
10/11、12で白駒池の予約したけど、駐車場争奪戦したく無い…。そこで前日から長野県に前乗りする事にして、途中の浅間山に登る事にした。

何度も素通りしていたが、なんとなく今まで登っていなかったし、8月から警戒レベルが下がり前掛山まで行ける様になっているのでチャンスでもある。

紅葉期だからもっと混んでるかと思ったが、意外とそうでも無かった。またコースは至って平易でどこにも危ない所は無いと思う。浅間山荘から登ったが、途中で草すべりの急登を見て、こっちで正解だったな…と思った。

第一外輪山の内側の湯の平あたりのカラマツの黄葉が本当に見事で、来た甲斐があったと思った。また、前掛山の山肌は荒涼としていて今まで見た事がない景色だった。まるで火星に来たかのようだった。

前掛山の山頂付近は経験した事がないぐらいの強風だったので、風の対策は必須。あと、警戒レベルは1だったから前掛山まで行けたけど、噴火のリスクはゼロではない。ヘルメットはかぶった方がいいだろう。勿論私もヘルメット装着で臨んだ。