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Yamareco

記録ID: 362048
全員に公開
ハイキング
霧島・開聞岳

韓国岳・高千穂峰

2013年10月26日(土) ~ 2013年10月27日(日)
情報量の目安: A
都道府県 宮崎県 鹿児島県
 - 拍手
GPS
11:26
距離
15.1km
登り
1,305m
下り
1,286m

コースタイム

10月26日
 ▪ 8:10 えびの高原キャンプ場
 ▪ 8:35 韓国岳登山口
 ▪ 10:05 韓国岳山頂
 ▪ 10:30 下山開始
 ▪ 11:15 韓国岳避難小屋
 ▪ 12:00 昼食後大浪池へ
 ▪ 13:00 大浪池休憩所
 ▪ 13:50 韓国岳分岐
 ▪ 15:05 えびの高原キャンプ場

10月27日
 ▪ 8:10 高千穂河原駐車場
 ▪ 8:20 霧島古宮址
 ▪ 9:55 馬の背
 ▪ 10:35 高千穂峰山頂
 ▪ 11:30 昼食後下山開始
 ▪ 12:30 高千穂峰ビジターセンター
 
天候  ▪ 26日 晴れ 強風
 ▪ 27日 快晴 穏やかな山登り日和
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
 ▪ 九州自動車道えびのインター下車
 ▪ 県道30号でえびの高原キャンプ場へ
コース状況/
危険箇所等
 ▪ 新燃岳は入山規制中です。
   その日は遭難者の捜索があってました。
 ▪ 御鉢の馬の背は強風時は危険だと思われます。
韓国岳登山口から見る硫黄山。
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韓国岳登山口から見る硫黄山。
左手にカルデラを見ながら登ります。
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左手にカルデラを見ながら登ります。
斜面もわずかに紅葉しています。
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斜面もわずかに紅葉しています。
あの先端が韓国岳山頂。
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あの先端が韓国岳山頂。
山頂付近は全て溶岩。
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山頂付近は全て溶岩。
背後に新燃岳 その向うに高千穂峰。
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背後に新燃岳 その向うに高千穂峰。
切り立った稜線。
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切り立った稜線。
新燃岳。
火山活動中。
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新燃岳。
火山活動中。
階段状の木道を下り大浪池を目指します。
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階段状の木道を下り大浪池を目指します。
楓の紅葉。
青空を背にとても綺麗です。
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青空を背にとても綺麗です。
大浪池の紅葉も色つき始め。
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大浪池の紅葉も色つき始め。
逆光の大浪池。
水面に映った青空と紅葉。
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水面に映った青空と紅葉。
杉苔。
綺麗です。
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杉苔。
綺麗です。
紅葉見上げ。
こなら みずなら くぬぎ の林。
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こなら みずなら くぬぎ の林。
韓国岳遠景。
二日目朝。
ウインナーを焼いて。
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二日目朝。
ウインナーを焼いて。
マスタードたっぷりのホットドッグに濃いコーヒー。

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マスタードたっぷりのホットドッグに濃いコーヒー。

見上げればモミの木と月。
キャンプ場の夕暮れ。
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見上げればモミの木と月。
キャンプ場の夕暮れ。
鹿にも会えて。
二日目。石段を踏みしめ高千穂峰を目指します。
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二日目。石段を踏みしめ高千穂峰を目指します。
火山灰と砂礫の登山路。
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火山灰と砂礫の登山路。
樹木もかなりの深さ埋まっています。
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樹木もかなりの深さ埋まっています。
一歩踏み込むと半歩戻ります。火山灰との闘い!
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一歩踏み込むと半歩戻ります。火山灰との闘い!
御鉢を周る稜線。
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御鉢を周る稜線。
右も左も雄大な景色が拡がります。
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右も左も雄大な景色が拡がります。
御鉢周りのコース。
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御鉢周りのコース。
遠くに桜島が見えます。
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遠くに桜島が見えます。
火山灰と砂礫のモーグル。
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火山灰と砂礫のモーグル。
火山灰が創り出した斜面。芸術的です。
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火山灰が創り出した斜面。芸術的です。
振り返るとこんな感じ。
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振り返るとこんな感じ。
馬の背。何とか歩いてますがかなり草臥れてます。
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馬の背。何とか歩いてますがかなり草臥れてます。
山頂までの最後のS字ルート。
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山頂までの最後のS字ルート。
背門丘(せとを)。
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背門丘(せとを)。
御鉢を振り返って見てみると。
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御鉢を振り返って見てみると。
天の逆鉾。
山頂風景。
山頂から。
天の逆鉾。
新燃岳。
亀裂の入った山容。
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亀裂の入った山容。

感想

友人の結婚式で急きょ帰省した息子と テント泊で霧島山へ向かうことに。
目指すは霧島連山最高峰の韓国岳 そして天の逆鉾の高千穂峰。
 
■1日目(10月26日)
 高まる気持ちを抑えて九州自動車道えびのインターへ吹っ飛ばして
 辿り着いたえびの高原キャンプ場。
 赤松とモミの木に囲まれたサイトにテントを設営し
 鹿の親子に見送られながらスタートです。
 硫黄山を左手に見ながらモミ ミズナラ 楓の樹木に囲まれた岩石の路を進みます。

 強風に追われ早送り映像のように流れ去る白い雲や
 刃のように切り立った峰に反響する風の音。
 ベンガラの赤い粉を振りまいたような溶岩を踏み越えてたどり着いた山頂。

 今なお火山活動を続ける新燃岳の芸術的なフォルムは今回最も印象的な景色でした。
 更に神竜が住むという大浪池を目指し木道を下ります。
 楓 ハゼ くぬぎ等の紅葉が織りなす赤 黄 それにお浪が身を投げたという大浪池の深い青。
 この季節でなければ出会えない和の色の世界を楽しみながら
 鹿の親子が待つテントサイトへ帰還。

■2日目(10月27日)
 吐く息が白い早朝のホットドッグと濃い目の熱いコーヒーで腹こしらえをして
 今日のスタート地高千穂河原へ移動。
 
 天孫降臨の地を目指して最初の鳥居をくぐります。
 石で丁寧に整備された気持ちの良い登山道は
 やがて砂礫 軽石 火山灰で覆われた大変な路に変化していきます。
 一歩踏み出して半歩ズリ下がり。
 お隣を歩く人も苦戦中。
 [ざっといかんですね こん道は]
 話しかけてもどうも方言が通じてないみたいだなと思いつつ
 アリジゴクみたいな路と格闘しやっとたどり着いた高千穂峰山頂。

 晴れ渡った青空に向かってそれはありました。
 ニニギノミコトが降臨した際に突き刺したと言われる天の逆鉾。やはり神秘的です。
 ほんとに坂本竜馬はこれを引き抜いたのだろうか
 そんなことを考えながら見渡す遠方には桜島の姿が。

 神話の世界をちょっと覗いた気がしました。

 やがて多くの人で賑わい始めた山頂に別れを告げ同じルートを戻ります。
 悪戦苦闘した砂礫の路をスキー感覚でモーグルを乗り越え滑り降りていきます。
 登りで苦労した分下山はスピードに乗ってめっちゃ気持ちいい!!


空気まで静止してるように冷え込んだテントの夜。
見渡す限り続く山々のグラデーションの美しさ。
今尚地球の鼓動を感じさせる新燃岳のマグマの活動 などなど。

でっかいスケールの自然に感動した二日間でした。

※この山行記録は以下の投稿キャンペーンに参加しています。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
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